Tag Archives: デジタル矯正システム

elemetrix-International-Doctor-Meeting-4

elemetrix International Doctor Meeting 国際会議レポート

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

 

今回は、先月(2017年9月)に行われた elemetrix の International Doctor Meeting についてレポートします。

 

 

suresmile の簡易版である elemetrix については何度かこのコラムでご紹介させていただきましたが、その elemetrix の国際会議が3日間にわたり、アメリカのオーラメトリックス本社で行われました。

 

▼過去のコラムはこちらです
【2月20日開催】elemetrix セミナーレポート
【7月13日開催】elemetrix セミナーレポート

 

▼elemetrix のサイトはこちらです
https://www.elemetrix.com/

 

▼ suresmileのサイトはこちらです
https://www.suresmile.com/

 

もちろん私も招待されましたので参加してきました。

オーラメトリックス本社のエントランス

写真はオーラメトリックス本社のエントランスです。前回の訪問時では壁の修復中でしたが、きれいに改修されていました。

 

いつも感じるのですが、ここにくると初心を思い出すことができ、心を新たに、また頑張ろうという気持ちが湧いてきます。

suresmileのドクタートレーニング

初日と2日目は、本社内で行われている suresmile のドクタートレーニングに再度参加し、そして来年、新たな日本の施設を募集し、suresmile の導入を行うことが決まりました。

 

今回からは私が中心となり日本国内でドクタートレーニングを行うことになり、最新のトレーニングを勉強させていただきました。

 

初日のディナー風景です。ディナーは大切な意見交換の場であり、そして気兼ねなく親交を深めることのできる、貴重な交流の場でもあります。

 

初日のディナー風景

私が写真を撮りましたので私は映っていませんが、右がオーラメトリックスCEOのChuck氏です。

 

そして最終日の3日目に、International Doctor Meeting が行われました。

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韓国、ブラジルの先生がご講演され、現在の状況と問題点、今後の elemetrix の展開について活発な意見交換が行われました。

 

elemetrix-International-Doctor-Meeting-5

ミーティングの風景です。

 

ミーティングの風景

左の男性がマーケティング部門のトップである Davis 氏です。日本の状況をよく理解していただき、今後の展開に期待が持てました。

 

忙しい診療の合間を縫っての訪問でしたが、非常に実りある出張でした。

直接会って話をすることの大切さをあらためて感じることができました。

 

 

日本での elemetrix の第二回目の募集も開始することになり、さらに忙しくなってしまいますが、新しい矯正治療技術の普及、そして日本の矯正技術向上のために頑張って行こうと思います。

 

elemetrix にご興味のある先生がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡頂ければと思います。

リラ・クラニオフェイシャル・クリニックの手術室

より進化したサージェリーファースト

みなさんこんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

 

以前のコラムで、日本橋はやし矯正歯科では新しい外科的矯正治療 “サージェリーファースト・アプローチ (SFA)” に力を入れていることをお話しましたが、今回はその第二回目のコラムとして、多くの患者さまから質問を受けることがある外科手術について、より詳しくお話したいと思います。

 

▼第一回目のコラムも併せてご覧下さい
サージェリーファースト・アプローチに力を入れています

 

 

 

【日本で多いサージェリーファースト・アプローチの患者さまタイプ】

 

日本人の患者さまのサージェリーファースト・アプローチでは、下顎前突(下顎の骨が前方に突出している状態)の治療を行うことが比較的多く、私のクリニックでも下顎前突の患者様が一番多くいらっしゃいます。

また比較的軽度の顔面非対称(正面から見てあごが左右どちらかに曲がっており、顔が歪んでいる状態)の場合は、下顎前突と同様に下あごの外科手術のみで治療を行うことが可能な場合があります。

 

このような場合、従来の手法では手術後の入院が必要でしたが、それが患者さまにとって、治療への大きなハードルとなっていました。

 

 

 

【外科手術に踏み切れない様々なハードル】

 

ところが、これまでの外科的矯正治療には様々なハードルがあり、外科手術に踏み切れない患者さまも数多くいらっしゃいました。

 

■1週間ほどにわたる入院期間

 

入院期間は1週間程度を要することが多いので、お仕事が忙しい方はなかなか外科手術を行う決断が出来ないことがあります。

 

■口を開けられない不便さ

 

また、外科術後に顎間固定といって上顎と下顎を完全に固定し、一定期間口があけられない状態が続くため、手術を躊躇される患者さまもいらっしゃいます。

 

■術後の「腫れ」の可能性

 

さらに、手術後にアゴの周辺が長期間腫れてしまうことも少なくなく、人前に出ることがはばかられてしまう方もいらっしゃいます。

 

このような問題をできるだけ解決し、より多くの方に必要とされる手術を受けて頂けるようにしました。

 

 

 

【入院が不要の “Day Surgery” 】

 

日本橋はやし矯正歯科では、リラ・クラニオフェイシャル・クリニックと提携し、前述した問題点を解決できるサージェリーファースト・アプローチによる治療を積極的に行っています。

 

まず下顎のみの外科手術であれば、入院を必要としない “Day Surgery” を行っています。つまり日帰りでの外科手術ということです。

 

手術後、回復室で4-5時間経過を観察し、問題がなければそのまま帰宅することが可能です。

 

リラ・クラニオフェイシャル・クリニックのサイトも併せてご覧ください。

 

写真は、リラ・クラニオフェイシャル・クリニックの手術室と回復室です。

 

▼こちらが手術室です。

 

リラ・クラニオフェイシャル・クリニックの手術室

 

▼術後に安静にして頂くための回復室がこちらです。

 

リラ・クラニオフェイシャル・クリニックの手術室

 

 

 

■口を動かせるから安心です

 

また、上あごと下あごを口が開かないように完全に固定してしまう顎間固定は行いません。新しい技術を用いて手術で動かした顎の骨同士をプレートでしっかり固定できます。

 

輪ゴムなどで弱い力をかけながら骨の位置関係を保つように処置することはありますが、顎間固定することはありません。

24時間が経過した以降には顎を動かすことが可能となり、食事もやわらかいものであれば通常どおり行うことが可能です。

 

■術後の「腫れ」を防ぎます

 

さらに、この顎を動かすということが術後の腫れを抑える事にとても有効に働きます。また腫れを積極的に抑える処置も併用しますので、術後の腫れもかなり軽減することが可能になっています。

 

■お仕事への支障も最低限になります

 

患者さまの中には、金曜日に手術を行い、土曜日と日曜日を回復期間に当て、月曜日から出勤される方もいらっしゃいます。

 

マスク等を着用すれば問題なく出勤できることがほとんどですし、普通に会話もして頂けますので、お仕事に大きな支障はありません。


このように、日本橋はやし矯正歯科では、サージェリーファースト・アプローチを用いた外科手術後の患者様の負担を、可能な限り軽減する努力を行っております。

また術後の矯正治療も、デジタル矯正により治療期間の大幅な短縮が可能になっています。

今まで、外科手術を受けるかどうか悩んできた皆さまに最良の治療を提供できる環境が整っております。どうぞ一度、カウンセリングをお受けいただければと思います。

elemetrix seminarの様子

【2月20日開催】elemetrix セミナーレポート

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

 

今回は、2月20日に開催された elemetrix systemのセミナーに関しましてご報告させていただきます。特に矯正歯科に関わる皆様に、ぜひ読んでいただきたく思います。

 

アメリカ・テキサス州に本社をおく Orametrix の CEO Mr. Chuck Abraham と韓国の elemetrix の key doctor であるDr. Park Seojung をお招きし、3Dデジタル矯正システムに関するセミナーを行いました。

 

▼ Orametrix 社について

https://www.suresmile.com/about-orametrix/

 

▼ elemetrix について

https://www.elemetrix.com/

 

会場は、株式会社ヨシダ本社のセミナールームです。当日は、suresmile のユーザードクターをはじめ、多くの先生方にご参加いただき、大変有意義なセミナーとなりました。

 

▼株式会社ヨシダ

https://www.yoshida-dental.co.jp/

 

 

【Orametrix CEO、Chuckの講演】

 

まず始めにChuckから、Orametrix が先駆けとなって展開されてきた、デジタル矯正の基本的なコンセプトや考え方に関しての講演がありました。

デジタル矯正の重要性や今後の発展を非常にわかりやすく説明していただき、elemetrix への期待が大きく膨らみました。

 

elemetrix seminar 4

 

 

【 elemetrix の第一人者、Park 先生の講演】

 

次に、韓国の Park 先生から実際の矯正臨床での運用方法に関してご講演をいただきました。

日々の治療にどのように elemetrix を有効に取り入れればよいのか、参加者の先生方にとって実践的なご講演となりました。

 

elemetrix seminarの様子

 

 

【私、林 一夫も講演致しました】

 

最後に私から、より具体的な elemetrix の使い方、セットアップ方法に関してご説明をさせていただきました。また今後の日本での展開や、ユーザートレーニングに関してご報告させていただきました。

elemetrix seminarの様子

 

【 elemtrix は6月から日本での本格運用が開始します】

 

elemtrix は、6月から本格的なトレーニングが始まり、日本での運用が開始されます。私には、公認のインストラクターとしての非常に大きな責任がありますが、デジタル矯正の発展に貢献できることに大きな喜びも感じています。

 

今後も、患者さまにより良い治療を提供できるように、日本橋はやし矯正歯科はもちろんのこと、日本の多くの矯正歯科医院で、新しいシステムの効果的な運用体制を整えていこうと思います。

 

また、このデジタル矯正システムを日本国内でより普及していきたいと思っております。

関心を持たれるドクターの方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡下さいませ。

サージェリーファーストの3Dシミュレーション

サージェリーファーストに力を入れています

みなさんこんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

 

日本橋はやし矯正歯科では、顎変形症などの治療で行う新しい外科的矯正治療 “ サージェリーファースト・アプローチ (SFA) ” に力を入れています。

 

サージェリーファースト・アプローチとは、従来のような術前矯正治療を行わずに外科手術を行う方法で、近年発達した新しい治療法です。

 

▼こちらで詳しく説明しています

サージェリーファーストについて | 日本橋はやし矯正歯科

 

 

 

【従来法との違いは?】

 

これまでの顎変形症の手術は、外科手術前の術前矯正治療が必要でした。

この術前矯正治療とは、手術後の骨の位置で歯がかみ合うようにあらかじめ歯を動かし、その歯の位置を基準にして骨の移動を行うというものです。

 

まず手術後によいかみ合わせとなるような歯列を計画し、それに向けて術前矯正を行います。

このため術前矯正中は、本来噛めていた状態から、一時的にだんだんとかみ合わせが悪くなる方向になります。また唇や顎の形も悪化していきます。

 

▼こちらが初診の状態です。

 

顎変形症初診の状態

 

 

▼そしてこちらが、術前矯正が終わった段階です。

 

顎変形症術前矯正が終わった状態

 

下顎が出てしまい、かみ合わせが悪くなっていることがお分かりいただけると思います。

この時点で外科手術を行い、咬みあわせと顔貌が改善されますが、ここまでくるのにおよそ2年が必要です。

そしてそこからさらに、数か月から1年間の術後矯正治療を行い、治療が終了します。トータルで3年以上と、かなり治療期間が必要になることが多いです。

 

つまり従来法だと、

  • 治療中、かみ合わせの悪い状態が長く続く
  • 治療期間が長期にわたってしまう

という問題がありました。

 

この問題は、かみ合わせと顔貌が悪い状態が長期にわたって続くということでもあります。いかに治療中とはいえ、生活の質を損ねかねない、患者様にはとても重大な問題です。

 

それを解決したのがサージェリーファースト・アプローチです。

 

 

 

【サージェリーファースト・アプローチ】

 

サージェリーファースト・アプローチは術前矯正を必要とする従来法とは異なり、まず外科手術を行い、上顎と下顎をよい位置関係に移動させます。

したがって、この時点で顔のバランスが改善します。ただしかみ合わせは、悪い状態です。

 

そして、術後に矯正をスタートします。患者様は強く噛めない状態のため、矯正の動的治療によく反応し、従来法に比べて速く歯が移動します。

 

▼こちらはサージェリーファーストを行った患者さんの初診の状態です。

 

サージェリーファーストを行った患者さんの初診の状態

 

 

▼外科手術直後です。

 

サージェリーファーストを行った患者外科手術直後

 

顎の骨は良い位置になったのですが、かみ合わせが悪い状態です。

 

 

▼そして3Dデジタル矯正システムでシミュレーションを行います。

 サージェリーファーストの3Dシミュレーション

 

このシミュレーションで最終的な歯の位置を設定し、正しい位置に歯を動かしていきます。

 

 

▼矯正治療終了時です。

 サージェリーファーストの矯正終了後

 

歯列が綺麗に揃いました。3Dシミュレーションで計画された歯の移動が、高い精度で達成されていることがお分かりいただけると思います。

 

 

【治療期間の大幅な短縮が可能に】

 

サージェリーファースト・アプローチでは、外科術後、およそ7か月で治療を終了することができました。

上で説明したように従来法では1年以上かかっていましたので、かなりの治療期間短縮になります。

 

これは、

  • 外科手術後にいくつかの要因が有効に働き、歯の移動自体が早くなる
  • 3Dデジタル矯正と組み合わせることで効率的な治療が可能

などで、治療期間の短縮が実現することができたのです。

 

 

また手術を最初に行うことで輪郭などの見た目の問題が先ず改善されますので、患者様ご自身が治療の効果を実感していただきながら矯正治療を進めていくことができます。

 

サージェリーファースト・アプローチを行うには高度な技術と経験が必要です。また外科手術を行う外科医にも高度な技術が必要とされます。

 

日本橋はやし矯正歯科では、リラ・クラニオフェイシャル・クリニック(銀座)や東京医科大学八王子医療センターとの連携(チーム医療)により、より高いレベルのサージェリーファースト・アプローチを提供していますので、ご安心ください。

 

まずはご相談いただければと思います。


【顎顔面矯正の学会で講演を行います】

 

*今年4月に韓国で行われる最も大きな規模の顎顔面矯正に関する学会に招待され講演することが決まりました。

 

韓国開催の顎顔面矯正に関する学会

 

これまでの成果を認めて頂いた結果であり、大変名誉に思います。講演の詳細は、このコラムでも紹介したいと思います。

スマイルラインと矯正歯科治療 歯の位置の整え

スマイルラインを基準にした矯正治療

みなさんこんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

 

このコラムでは以下の二つの記事をはじめ、何度か笑顔を基準とする矯正治療について紹介してきました。

ご興味のある方は、ぜひこのコラムと併せてご覧ください。

 

このように、矯正治療のほとんどが「笑顔」と切り離せない関係にあります。

 

今回は、上記のコラムの中でも触れてきた「スマイルライン」を基準とした矯正治療について、もう少し詳しくご紹介したいと思います。

 

 

 

【矯正治療前の患者様のスマイルラインです】

 

スマイルラインとは「笑顔のときの下唇のライン」のことで、このラインに沿って上顎の歯をならべると均整の取れた美しい印象になるといわれています。

 

▼この写真は治療前のものです。

スマイルラインと矯正歯科治療 治療前

 

この患者様のスマイルラインはどうでしょう?

赤い線で、正面から見た口元とスマイルラインを示していますが、上顎の前歯がラインに沿っておらずガタガタになっていることがわかります。

 

日本橋はやし矯正歯科が行っている3Dデジタル矯正では、

  • 顔の写真
  • 3Dモデル(ヴァーチャルペイシェント:仮想患者)

を正確に重ね合わせることができますので、そのモデルを基準に歯の移動を計画します。

 

 

【スマイルラインの3Dシミュレーション】

 

▼この写真は、顔の写真と3Dモデルを重ね合わせたものです。

スマイルラインと矯正歯スマイルラインと矯正歯科治療 骨格シミュレーション科治療 骨格

 

非常に高い精度で重ね合わされていることが分かります。

 

次に、歯の部分の写真をくりぬき、代わりに3Dモデルに置き換えてみます。

 

 

▼置き換えると、このようになります。

スマイルラインと矯正歯科治療 はの置き換え

 

赤の線で示したように歯の先端がスマイルラインに沿っておらず、ガタガタになっていることが良く分かりますね。

 

そして、ここからスマイルラインを基準に、3Dシミュレーションで歯の位置を整えていきます。

 

 

▼整え終わったとの歯並びです。

スマイルラインと矯正歯科治療 歯の位置の整え

 

前歯のラインが、スマイルラインを基準に並んでいることがわかると思います。

 

 

▼赤い線を取ってみましょう。

スマイルラインと矯正歯科治療 スマイルラインを手に入れた

 

綺麗に並びましたね!このように、審美的な要求にも、可能な限り応える治療を行うことが可能となりました。

 


 

新しいデジタル矯正治療では、このバーチャルペイシェントのシミュレーションの内容を実際に患者様と一緒に確認します。

 

それにより、患者様もご自分の歯がどのように移動し、最終的にどのような歯並びになるのかを把握することができます。

 

このように共通の治療目標を共有し、よりよい信頼関係を築きながら治療を進めていくことができるのも、デジタル矯正システムの大きなメリットであると考えています。

 

 

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マウスピース型歯科矯正装置による矯正治療の患者様にお渡しするセットです

皆さん、こんにちは。日本橋はやし矯正歯科スタッフです。急に寒くなってきましたね。いかがお過ごしでしょうか?

 

風邪などひかれないように気をつけてお過ごしくださいね!

当院では、今の時期はより一層衛生面に気をつけており、清掃に余念がありません。

 

さて、今回はマウスピース型歯科矯正装置による矯正治療の際にお渡ししているセットのご説明をさせていただきます。

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【マウスピース型歯科矯正装置による矯正治療のご希望が増えています】

 

日本橋はやし矯正歯科では、3Dデジタル・マウスピース型歯科矯正装置による矯正治療を行っています。

 

一般的なマウスピース型歯科矯正装置による矯正治療とは違い、歯や歯根や顎の骨などをモデル化し、最適なマウスピースを作成していきます。

 

 

多くの患者様に来て頂くのに伴い「マウスピース型歯科矯正装置」で治療される方が増えているのも、この「3Dデジタル矯正システム」を信頼して頂けているのだろうと思っています。

 

▼詳しくはこちらをご覧ください!
デジタル矯正システムを用いた治療内容

 

そこで、今回は「マウスピース型歯科矯正装置」で治療される患者様にお渡ししているセットをご紹介致します。

 

 

 

【マウスピース型歯科矯正装置による矯正治療専用セット!】

 

これらは、マウスピース型歯科矯正装置を正しく使って頂き、また清潔さを保って頂くために、マウスピース型歯科矯正装置による矯正治療の患者様皆様にお渡ししております。

 

▼アライナーチューイ

アライナーチューイ

マウスピース型歯科矯正装置を歯にしっかり被せるために使うものです。これを噛んでいると、歯がマウスピース型歯科矯正装置に馴染んできます。

マウスピース型歯科矯正装置による矯正治療には欠かせないものです。

 

 

▼マウスピース専用ブラシ

専用ブラシ

マウスピース型歯科矯正装置を清掃の専用のブラシです。大きなブラシで全体を、小さなブラシで内側の細かいところをきれいに洗うことができます。

グリップの部分がとても握りやすいので使いやすいブラシです!

 

 

▼マウスピース型歯科矯正装置専用洗浄剤

洗浄剤、説明書

テレビCMでおなじみの、入れ歯の洗浄剤にちょっと似ていますね!あれと同様の洗浄効果をもたらす、マウスピース型歯科矯正装置の洗浄剤です。

 

マウスピース型歯科矯正装置は常に清潔である必要があるため、専用のものを利用することをお願いしています。

 

 

▼マウスピース型歯科矯正装置専用ケース
ケース

マウスピース型歯科矯正装置を外している時に保管するためのものです。密閉タイプなので、お出かけでもとても持ち歩きしやすいんですよ。

また、専用のケースを利用することで、万が一の紛失などを防ぐことができます。

 

▼もちろん、患者様への歯ブラシセットは別に差し上げていますよ!
みなさまに差し上げているはみがきセットをご紹介します。

 

※アライナー完成物は医療機器法対象外であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外の場合があります。

 


 

患者様が治療中にできるだけご自身でケアできるように、そして矯正治療の質がより高く、治療期間も短く済むように、当院では様々な工夫を凝らしております。

 

 

より良い医院を目指して院長からスタッフまで頑張っておりますので、ご不明な点や疑問、必要なもの等がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ!


**日本橋駅、東京駅からどうぞ!日本橋はやし矯正歯科**

矯正装置の周りの磨き方2

矯正治療の痛み、どんな時に出るの?

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科スタッフです。

 

矯正治療のご相談を受ける中で「矯正治療って痛いって聞いてるんだけど…」という質問を頂くことが少なくありません。

 

半年から場合によっては1年以上の治療でずっと痛い?そんなことはないです!矯正治療に伴う痛みは一時的なものです。

 

今回は矯正治療中の痛みについてご説明しましたので、よく読んで頂ければと思います。

 日本橋はやし矯正歯科で矯正中、前から撮った写真

 

 

 

【歯が動くとどうしても痛みがあります】

 

■歯が動く時に痛む

矯正治療中に痛みが発生するのは、主に「歯が動く時」です。
動かしている歯が全体的に、少し押し出されるような、もしくは締め付けられるような鈍い痛みが発生します。

 

■歯どうしがぶつかって痛む

矯正治療の期間中は、歯がとてもダイナミックに動きます。
そのため、これまで当たっていなかった歯どうしが一時的にぶつかってしまうことがあり、その部位では強い痛みが発生することもあります。

ただしこれは、治療が経過すれば歯が適切な場所に移動しますので、その後は痛みは無くなります。

■装置が当たって痛む

噛み合わせが深い場合などは装置が前歯と当たってしまうことが多く、その部位にも痛みが出ることがあります。

 

 

 

【装置などによる痛みもあります】

 

矯正装置のワイヤーが飛び出してしまい、口の中の粘膜に当たったりして痛みが出ることがあります。この場合はワイヤーを適切に切断、または曲げることで痛みを回避します。

 

また裏側矯正の場合は、舌に装置が当たり、痛みが出ることがあります。
この場合は、矯正装置をギシグーなどで覆うことで痛みを緩和します。

 

▼ギシグーについてはこちらをご覧ください
ギシグーは裏側矯正の強い味方!

 

 

 

【その他、日頃気をつけたいこと】

■硬い食べ物は気を付けましょう

矯正を始めたばかりの頃は硬い食べ物はできるだけ避けましょう!
歯自体の痛みはもちろん、矯正装置に食べ物が挟まってしまうとこれも痛みの原因となります。

 

▼食べ物についてはこちらをご覧ください
矯正中に気をつける食べ物について。硬いのNG!!

 

■歯磨きは絶対に行いましょう

また「痛むのが嫌だ」からと歯磨きが遠慮がちになってしまう方もいらっしゃいますが、虫歯の大きな原因となりますので歯磨きは絶対に行いましょう!

 

▼こちらで歯磨きの説明をしています!
矯正体験レポート第二回:矯正中の歯磨き3つのポイント!

 矯正装置の周りの磨き方2

■痛み止めに注意しましょう

原則として痛みは慣れて頂く必要がありますが、場合によっては痛み止めを服用していただくことももちろんあります。

ただし、痛み止めの種類によっては「歯の移動を遅らせてしまう」ものもありますので、服用前に必ず先生に相談してくださいね。

 

 

 

【デジタル矯正システムは比較的痛みが少ないです】

 

痛みは治療の段階でワイヤー交換をした後に発生することが多いのですが、デジタル矯正システムはワイヤー交換の回数が少ないので、その分痛みが発生するタイミングが減ります。

 

また、ニッケルチタン合金を用いたワイヤーが多いので、歯にかかる力が小さいのも特徴。強引に歯を移動することが少なければ、その分痛みも少なくなります。

 

ですので、デジタル矯正システムは比較的痛みが少ない治療法であるとも言えます。


 

今回はよく頂く「痛みについての質問」へのご回答をまとめてみましたが、いかがでしたか?

実際の患者様の疑問を解決したいと思っておりますので、分からない、知りたいことなどありましたらぜひご連絡ください!

 


**日本橋駅、東京駅からどうぞ!日本橋はやし矯正歯科**

矯正治療後の笑顔の美しい写真

矯正治療の誤解や質問をまとめてみました!

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科スタッフです。

今回は矯正治療についてのよくある誤解、ご質問を一部まとめてみました!

 

これから矯正治療を始めようと思っている方はもちろん、矯正治療中の患者さまでも、意外とご自身の治療内容を詳しく知らない方がいらっしゃいまして、ご質問されることが多いのです。

 

たくさんの方に読んで頂き、納得して頂けることがあったら嬉しいです!

 

 矯正治療の誤解や疑問について

 

【表側矯正が一番効果がある!?】

 

「目立たせたくないから裏側にしたいけど、表側の方が効果が出るから…」というご質問。確かに表側が効果的が出やすい場合は多いものの、裏側が効果的な場合もありますので一概には言えません。

 

患者さまそれぞれの不正咬合の状態はすべて異なりますので、向き不向きがあります。

 

また効果の出やすさはもちろん、普段の生活をどのように過ごすかなど、矯正方法を決めるには、様々なことを総合的に鑑みて判断していく必要があります。

 

 

【裏側矯正は表側矯正より治療期間がかかる!?】

 

従来の矯正治療法では確かにそういう傾向が強いですが、日本橋はやし矯正歯科が採用している「デジタル矯正システム」では表側も裏側も、どちらも期間はほとんど変わりません。

 

「目立たせたくないし期間をかけたくない」というなら、デジタル矯正システムでの裏側矯正はぴったりだと言えます。

 

 

【若くないと矯正治療は難しい!?】

 

もちろん、お子さまの方が歯が動きやすいというメリットはありますが、成人しても大丈夫!

院長の林先生は、70代の方の矯正治療をした実績もあります。

 

「経済的に余裕が出てきたから」という理由で来院される大人の方はとても多いですよ。ご安心ください。

 

 

【矯正治療ってやっぱり専門医がいいの!?】

 

矯正治療の専門医の方がほとんどの場合「矯正の質」は高いので、そういう意味ではやはり専門医での治療が安心できます。

 

ただし仮に患者さまに重度の虫歯がありその治療を優先すべき場合は、まずは一般歯科での治療をお勧めすることもあります。

その場合は必要な虫歯等の治療が終わってから改めてご来院頂くようにお願いしています。

 

 

【デジタル矯正システムって治療期間が短くなるの?】

 

これは当院に限って頂く質問なのかと思います。実際にほとんどのケースで短縮されていますので、治療を長引かせたくない方には本当にオススメです。

 

▼詳しくは院長コラムでどうぞ!
デジタル矯正システムによる治療期間の短縮について

 

また、ひとつの矯正方法にこだわらず、複数の方法を組み合わせる「カスタム・コンビネーション矯正治療」で、より良い効果を上げることができますよ!

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▼詳しくはこちらをご覧ください!
カスタム・コンビネーション矯正治療とは


 

これらは本当によく頂く質問なので、不明点など解消できた方がいらっしゃったら嬉しいです。

他にも矯正治療やデジタル矯正システムについての質問などありましたら、お問い合わせや電話などでご連絡下さいね。お待ちしています!

 


**日本橋駅、東京駅からどうぞ!日本橋はやし矯正歯科**

suresmile study clubで、治療期間が6か月で終了した症例を発表した

Suresmile study club!!

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

 

日本橋はやし矯正歯科で行っている新しい3Dデジタル矯正は、アメリカのOrametrix(オーラメトリックス)社が提供する suresmile system を中心に、いくつかのシステムを組み合わせてより良いシステムを構築することによって運用されています。

 

今回のコラムでは、先日行われた suresmile system 勉強会のレポート、そして全国規模の Suresmile study club!! 発足についての内容をお届けします。

 

 

 

【 Suresmile study club!!  勉強会について】

 

この suresmile system は、2010年に私を含めた3施設から日本での運用が始まり、現在は全国で15施設を数えます。

 

そして私は suresmile system のインストラクター・ドクターとして2015年から活動を行っております。

 

このコラムでも何度か触れてきましたが、suresmile system は常に進化しています。ユーザーである矯正医は、新しい矯正システムを有効に活用すべく、この進化に遅れることなく常に勉強することが必要になります。

 

そこで、私は日本で suresmile system を導入しているドクターの方々と協力して「 Suresmile study club!! 」という勉強会を立ち上げました。

 

 

 

 

 

【銀座で行われた Suresmile study club!! 勉強会の様子】

 

今回は、銀座にあるアソーインタナショナルさんの会議室をお借りして、ミーティングを行うことができました。こころから感謝いたします。

 

suresmile study clubの勉強会を行ったASO international

 

この日の勉強会では症例の発表のほか、私は

  • 基本的なソフトウェアの使用法の復習
  • 新しく追加された機能などの解説

などをインストラクターとして行ってまいりました。

 

また、

  • 実際の運用時に遭遇したトラブルや、その解決方法などの共有
  • より効率的な運用ができるように日本でのサポート体制の構築

などを行い、とても意義深い勉強会になりました。

 

今回私は、治療期間が6か月で終了した症例を発表させていただきました。こちらが発表の様子です。

suresmile study clubで、治療期間が6か月で終了した症例を発表した

 

また、日本で suresmile を導入している先生方から運用に関する質問を受け、どのように改善していくことができるのかを議論しました。

 

これらの先生方は、皆さん著名な矯正科医であり、一つひとつの議論がとても有意義であり、私もとても勉強になります。

suresmile study clubでの発表の様子

最後に、今後の勉強会のスケジュールや、組織の運営に関する協議を行いました。

 

いよいよこの秋から日本全国の suresmile ドクターが集結し、またアメリカのOrametrix(オーラメトリックス)本社からもマーケティングや技術部門の担当者に参加して頂く、全国規模の study club!! を発足させることになります。

 

矯正歯科の業務と並んでインストラクターとしての業務がますます増え、忙しくなりますが、日本の矯正治療が3Dデジタル矯正で変革するその場に立ち会える喜びでいっぱいです。

 

今後も機会を見て、私が行っている様々な活動を紹介していきますので、よろしくお願いいたします。

機能的な側方誘導3

アゴの運動機能を再現した3Dシミュレーション【機能的な側方誘導の解消】

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科の林 一夫です。

今回は、新しい3Dデジタル矯正で可能になったアゴの運動機能を再現した矯正治療のシミュレーションについて、「機能的な側方誘導」の症例を挙げながらお話ししたいと思います。

 

 

 

【早期接触、機能的な側方誘導とは】

 

今回は、咬み合わせが上下反対になっている患者様の例です。

上下反対の咬み合わせの写真

写真、丸で囲んだ部分の咬み合わせが上下反対( cross bite :クロスバイト)になっています。

 

この上下反対に「早期接触」が発生し、「機能的な側方誘導」に至ってしまうメカニズムをイラストで説明します。

 

▼前から見たところを断面で見ています。

正常な奥歯の咬み合わせ

 

正常な位置で、矢印のように咬もうとしています。

 

▼ところが咬み合う前に接触してしまう場合があります。

早期接触

 

丸で囲んだところが、上下の歯が均等に咬み合う前に先にあたってしまっています。この部分が「早期接触」と呼ばれます。

 

▼さらに下顎が均等に歯が当たるところまで咬み込もうとします。そうすると…

機能的な側方誘導

 

下のアゴが矢印方向(側方)に誘導されて、位置がずれてしまいます。この状態を「機能的な側方誘導」といいます。

 

これが続くとアゴが横にずれた状態となり、正面から見ると左右非対称な顔になっていることがあります。

 

 

 

【3Dシミュレーションで早期接触部位を発見】

 

「早期接触」は、どこの歯にどの程度症状が出ているのかを見つけ出すことがとても重要です。そして正確な診断をもとに咬み合わせを改善することがより良い治療結果に繋がります。

 

新しいデジタル矯正では咬んだ部位を正確に把握し、歯が当たっている部位とそうでない部位を視覚的に表現することができます。

 

▼「機能的な側方誘導」を持つ患者様の上下の歯が咬み合った部分を色分けして示しました。機能的な側方誘導の3Dシミュレーション1

歯が当たっている部分が緑色と黄色で表現されています。この状態では、ほぼ均等にかみ合っているように見えます。

 

しかし、この患者様の下アゴの骨の位置は横にずれた状態、つまり「機能的な側方誘導」が起こってしまっています。

 

▼そこでアゴの運動を再現できる3Dシミュレーションで本来のアゴの位置(矢印方向)に下顎を少し動かしてみます。

機能的な側方誘導2

 

▼すると、異常が発現しました。赤で記された部分です。

機能的な側方誘導3

 

このようにかみ合わせが逆の奥歯( cross bite になっている奥歯)に赤い部分が出現しました。この部分が先ほど説明した「早期接触」の部位になります。

 

よって、この早期接触を改善するように歯をならべることで

  • 下あごの位置の側方誘導が解消され、よりバランスの取れたアゴの運動機能を獲得できる

さらには、

  • アゴの位置が正常な位置に戻ることで顔面非対称がわずかに改善できる

といった可能性があることが分かりました。

 

いかがでしたでしょうか?

新しい矯正技術である3Dデジタル矯正では、アゴの運動機能に関連した咬み合せの不正の原因を正確に見つけ出し、最善の治療方針・治療計画を立てることができることがお分かりいただけたと思います。

 


 

矯正治療の質の向上や治療期間の短縮には、適切な治療方針の立案が不可欠です。

日本橋はやし矯正歯科では新しい3Dデジタル矯正技術を駆使して、みなさまにより良い矯正治療を提供できるように、鋭意努力して参ります。