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マウスピース矯正ページのトップ画像

 

装置が目立たず、快適なお口の環境を維持したまま行える治療です。当院ではデジタル矯正システムを応用した、全く新しい治療を提供します。

一般的には、軽微な凸凹やすきっ歯を治すために用いられていますが、歯を抜くことが必要な難しい症例にも適用することが可能になってきました。
現在、いくつかのシステムが日本で用いられていますが、当院が導入している3Dデジタル矯正は歯根や顎の骨の三次元(3D)情報をもとに治療計画をし、治療を行うことができます。

・マウスピース型矯正装置(suresmile aligner)に関するsuresmileソフトウェアは医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けています。(承認番号:30100BZX00187000)
・マウスピース型矯正装置(suresmile aligner)に用いられるシート材は医薬品医療機器等法(薬機法)の認証を受けています。(認証番号:255AKBZX00098000)
・マウスピース型矯正装置(インビザライン)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医療機器です。
・マウスピース型矯正装置(suresmile aligner)はデンツプライシロナ社の製品であり、デンツプライシロナ社を介して入手しています。
・マウスピース型矯正装置(インビザライン)はインビザライン社の製品であり、インビザライン社を介して入手しています。
・国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
・マウスピース型矯正装置(suresmile aligner)は2018年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
・マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
・マウスピース型矯正装置は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

マウスピース矯正(シュアスマイルアライナー)の画像

治療にはメリットデメリットや向き・不向きがあります。治療の前にしっかりと認識しておきましょう。

マウスピース型歯科矯正装置による矯正治療のメリット

・歯に透明な装置をかぶせる方法なので、装置が目立たず見た目に分かりづらいです。

・装置が取り外せるので、歯磨きなどのお口の環境維持がとても楽に行えます。

マウスピース型歯科矯正装置による矯正治療のデメリット

・比較的軽微な症状の改善に向いており、適用できない症状が他の矯正技術に比べて多いです。

・ゆっくりと歯を動かす方法であるため、治療期間が長くなる場合があります。

・装置を使わないと治療が進まず元に戻ってしまうこともあるため、患者様の協力度が治療期間に大きく影響します。

・他の矯正技術に比べて、来院していただく回数が増える場合があります。

治療期間

実際の期間は状態によって大きく異なりますが、少しずつ歯を移動する方法であるため、他の矯正治療と比較するとやや長くなる傾向があります。また患者様が毎日正確に装置を装着するかどうかが治療の期間に大きく影響してきます。

費用:通常価格110万円

マウスピース矯正のステップの画像

マウスピース型歯科矯正装置による矯正治療に向いている人

・歯に接着する装置(表側や裏側などで一般的に使用する装置)を使わないで治療がしたい方

・歯磨き、歯のお手入れを重視して、より快適なお口の環境を維持しながら治療を行いたい方

マウスピースと女性の笑顔の画像

費用について

治療前
カウンセリング:無料
精密検査:5万円
治療費
110万円
その他かかる費用
無料(治療途中で治療計画の変更がない限り追加料金は発生しません)
毎回の調整料、保定装置の費用は治療費に含まれております。
※ホワイトニングや抜歯等は別途/詳しくはこちら
お支払いについて
現金/カード/デンタルローンが可能です

※2023年11月現在の料金体系です

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

治療例


症状:上下顎中等度の叢生、上下顎前歯のわずかな唇側傾斜

治療前   6ヶ月後
左から見た写真   左から見た写真

主訴:前歯の凸凹
主な症状:上下顎中等度の叢生、上下顎前歯の唇側傾斜
年齢:25歳
治療に用いた装置:マウスピース型歯科矯正装置による治療
抜歯部位:非抜歯(歯を抜かないで治療)
治療期間と通院回数:6ヶ月(通院回数7回)
治療費:105万(税込み)

リスクと副作用:矯正装置による口内炎
        矯正装置による治療初期の発音障害
        その他一般的なリスクに関しましては別記参照

マウスピース矯正のよくある質問

お支払いはカードやローンでも可能ですか?

はい、可能です。各種カードに対応しています。またデンタルローンも取り扱っています。 現金、カード、ローンを組み合わせても大丈夫です。お手持ちのカードにローンの機能が付いているのであればそれをお使い頂けます。


マウスピース矯正に向いている症状、向いていない症状を教えてください。

一般的に以下が向いている/向いていない症状となります。
・向いている症状:非抜歯、比較的軽度の不正咬合、部分
・矯正向いていない症状:抜歯矯正、重度の不正咬合
なお、近年の技術革新で治療できる症例が多くなっておりますので、これまで向いていないと言われていた症例での対応が増えております。
当院でもほとんどすべての症例で用いることが可能となってきています。


日本橋はやし矯正歯科のマウスピース矯正の特徴はありますか。

シュアスマイル・アライナーを用いた3Dデジタルマウスピース矯正です。
専用のシステムを用いて歯、歯根、骨の情報を得た上で、最適な歯の移動を行うことができますので大変効率的、そして安全な治療です。
インビザラインでの治療例ももちろん豊富です。 


.マウスピースの取り扱いで気をつけることを教えてください。

1日20時間以上しっかり装着することが大切。飲食時に取り外すので、紛失しないように管理してください。


治療の流れ

初回カウンセリング(30分〜1時間/無料)

当院にお越し頂き、院長がカウンセリングをします。
お口の中を拝見しながら症状や治療法などをお話させていただきます。
3Dデジタル矯正を体験できるカウンセリングは完全無料です。

診断と治療計画

精密検査の結果から患者さまの診断を行い、治療計画を立てます。治療計画は患者さまが納得されるまで話し合います。

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口腔内の3Dスキャン

最新の口腔内スキャナーで正確に歯の3Dモデルを作成し、マウスピースの作製を行います。

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マウスピース矯正の治療開始

アタッチメントと呼ばれる突起を歯の表面に設置する場合があります。
また、IPR (Inter priximal reduction/ディスキングとも呼ばれます)という歯と歯の間にわずかな隙間を作る処置を行う場合があります。

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リファインメント

必要に応じて再スキャンを行い、マウスピースを再作製することにより、治療効果を高めます。

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保定(2-3年)

マウスピース矯正が終了した後に、歯並びが元に戻らないよう、歯の周りの組織が安定するまでの期間です。保定装置(リテーナー)を装着していただきます。