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もっとも一般的で、世界的にも広く行われている表側矯正。日本橋はやし矯正歯科では新しいデジタル技術の応用により、より精度の高い表側矯正を提供します。

長い歴史の中で技術が磨かれてきた表側矯正は、信頼性の高い矯正技術のひとつです。費用も比較的安価であり、治療期間も短縮されてきています。さらに新しいデジタル矯正システムを用いることによって、より精度良く治療を行うことが可能になりました。

表側矯正装置がついた状態の画像

メリットとデメリットをしっかり認識しておきましょう。


メリット

・治療費が他の技術に比べて比較的安価です。

・治療期間は裏側よりも比較的短く済む場合があります(症状によりこの限りでない場合があります)。

・裏側と比べ、装置周囲の歯磨きやお手入れが難しくなく、楽に行えます。


デメリット

・歯の表側に装置を装着するので他の技術に比べるとどうしても装置が目立ってしまいます。


この方法に向いている人

全体矯正を希望していて、可能な限り早く治療を終わりたいと考えている方はやはり、現在では最も適切な治療方法となります。また、裏側矯正は発音が一時的にしづらくなったり口の中に違和感を感じたりなどということがありますが、表側矯正の場合はそういったことはありません。

表側矯正装置がついた女性の笑顔の画像

治療期間

・通常では、歯を抜いた場合は2年~3年、歯を抜かない場合は2年程度 (歯を抜いた場合、抜いた隙間を閉じる必要があるため、歯を動かす量が大きくなり、治療期間が長くなる傾向があります)
費用:通常価格110万円(2023年11月現在)

※価格は変更されることがあります。詳しくは治療の費用についてをご覧ください。

表側矯正で歯が並んでくる段階の画像


費用について

治療前
カウンセリング:無料
精密検査:5万円
治療費
110万円(上下表側矯正)
その他かかる費用
無料(治療途中で治療計画の変更がない限り追加料金は発生しません)
毎回の調整料、保定装置の費用は治療費に含まれております。
※ホワイトニングや抜歯等は別途/詳しくはこちら
お支払いについて
現金/カード/デンタルローンが可能です

※2023年11月現在の料金体系です

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

治療例


 

症例1:八重歯と重度のガタガタ歯、反対咬合を表側矯正で治療した例

治療前   2年後
正面 近くからみた写真
正面   近くからみた写真

 

主訴:前歯の凸凹、上顎の八重歯
主な症状:過蓋咬合、重度の叢生、上顎両側犬歯の低位唇側転位
年齢:16歳 治療に用いた装置:マルチブラケット装置(表側)
抜歯部位:上下顎両側第一小臼歯の抜歯
治療期間と通院回数:1年9か月(通院回数23回)
治療費:105万円(税込み)
リスクと副作用:矯正装置による口内炎、虫歯の可能性、歯肉炎、抜歯部位の後戻り
        その他一般的なリスクに関しましては別記参照

 


表側矯正に向いている症状、向いていない症状を教えてください。

表側矯正はとても治療効果の高い矯正装置で、どのような症状でも表側矯正で治療可能です。
向いていないというわけではありませんが、顎の骨の位置に問題がある場合は歯科矯正だけでは難しい場合もあります。
その場合は外科手術を伴うサージェリーファーストをお勧めしています。
サージェリーファーストについて詳しくはこちらをご覧ください。


装置が外れてしまうことはありますか。またその場合はどうすれば良いですか?

硬いものを食べた時など、稀に装置が外れてしまう場合があります。
その際は急患で対応します。可能な限り当日中にご来院いただき処置しています。お早めにご連絡ください。


表側矯正中の痛みはどうですか?

従来の方法と比較して、弱い力で効率よく歯を動かすことが可能となっており、痛みも弱くなっています。
また口内炎などの対策もしっかり行っています。


表側矯正の部分矯正は行っていますか?

はい、行っています。対応できない症状もありますが、ご相談いただければ対応可能です。


精密検査(約30分〜1時間/部分矯正:30,000円 全体矯正:50,000円)

治療をお申し込みいただいたら精密検査をいたします。3Dデジタル矯正システムによるモデルの作成や検査、様々な撮影を行います。

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診断と治療計画

精密検査の結果から患者さまの診断を行い、治療計画を立てます。治療計画は患者さまが納得されるまで話し合います。

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表側矯正装置の装着

表側矯正装置を装着し、治療を開始します。
初期の凸凹が改善された段階で、カスタムワイヤーによる治療を進めるための歯科用CTによる撮影を行います。
※治療計画により撮影の時期が異なる場合があります。

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表側矯正治療

一般的には1ヶ月に1回の通院が理想的ですが、3Dデジタル矯正は特殊なカスタムワイヤーを用いていますので、通院回数を減らすことも可能です。

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装置の取り外し

治療開始当初にシミュレーションした歯並びが確認できた段階で装置を外し、治療終了となります。

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保定(2-3年)

装置を外した後に歯並びが元に戻らないよう、歯の周りの組織が安定するまでの期間です。保定装置(リテーナー)を装着していただきます。