日本橋はやし矯正歯科 TOP > 治療内容 > 部分矯正
一部だけ気になるという時に行う部分矯正。デジタル矯正システムにより、より緻密な部分矯正を提供します。
主に“前歯だけ治したい”などという場合に適用される治療法ですが、問題点も多く存在しています。部分矯正では治療が難しい症状もありますが、日本橋はやし矯正歯科が用いているデジタル矯正システムにより、より緻密で精度の高い部分矯正を提供することが可能になってきています。また、裏側の装置を用いた部分矯正も提供しています。
矯正技術にはメリットデメリットや向き・不向きがあります。治療の前にしっかりと認識しておきましょう。
部分矯正のメリット
・「前歯を治したい」などといった、気になる部分だけを治療することができます。
・部分的な治療となるため、費用も比較的安価です。
・部分的な治療となるため、短期間で済むことが多いです。
部分矯正のデメリット
・全体を調整する治療法ではありませんので、最適な歯並びや咬み合わせを得ることができない場合があります。
・適用症例が限定され、部分矯正では難しい場合も少なくありません。
部分矯正で治療ができる人
・すきっ歯である
・ガタガタな歯並びの矯正
・軽度の出っ歯
・軽度の八重歯
部分矯正で治療ができない人
・骨格から矯正が必要になる場合
・歯を動かす瞬間を作る必要がある場合
・噛み合わせがない場合
・犬歯よりも奥の歯を矯正したい場合
治療期間
動かす歯の本数や状態によって大きく異なりますが、全体を矯正するものではない分、比較的負担が少なく済むことが多いです。
費用について
表側12歯まで/通常価格55万円
裏側12歯まで/通常価格65万円
※上記価格は2020年11月現在のものです。価格は変更になる場合がありますので、詳しくは治療の費用についてをご覧ください。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
治療例
症例1:八重歯と重度のガタガタ歯、反対咬合を部分矯正で治療した例
治療前 | 2年後 | |
---|---|---|
正面 | 正面 |
主訴:前歯の凸凹、前歯が開いている
主な症状:前歯部開咬および叢生
年齢:25歳
治療に用いた装置:マルチブラケット装置(裏側)
抜歯部位:非抜歯(歯を抜かないで治療)
治療期間と通院回数:6か月(通院回数8回)
治療費:58万円(税込み)
リスクと副作用:矯正装置による口内炎、虫歯の可能性、歯肉炎、開咬の後戻り
その他一般的なリスクに関しましては別記参照
部分矯正のよくある質問
部分矯正で出っ歯は治りますか?
出っ歯は出ている部分を下げるためのスペースをつくるために全体を矯正する必要があります。部分矯正でできることもありますがかなり限られていると言ってもいいでしょう。
口ゴボなのですが部分矯正での治療を検討しています。
口ゴボを部分矯正で治療することは不可能です。
受け口は部分矯正でどのぐらい治りますか?
受け口を部分矯正で治療することは不可能です。
八重歯は部分矯正で治りますか?
上顎のみの部分矯正で対応可能な場合がありますが、詳細な検査が必要です。
費用の都合で部分矯正にしたいと思っていますが部分矯正でできることとできないことを教えてください。
実際に拝見してできることだけを行うこともありますがかなりの妥協が必要になることも多いです。
また、一括のお支払いだけではなく、デンタルローンもご用意しております。治療の費用についてをご覧ください。
治療の流れ
初回カウンセリング(30分〜1時間/無料)
当院にお越し頂き、院長がカウンセリングをします。お口の中を拝見しながら症状や治療法などをお話させていただきます。
3Dデジタル矯正を体験できるカウンセリングは完全無料です。
精密検査(約30分〜1時間/部分矯正:30,000円 全体矯正:50,000円
治療をお申し込みいただいたら精密検査をいたします。3Dデジタル矯正システムによるモデルの作成や検査、様々な撮影を行います。
診断と治療計画
精密検査の結果から患者さまの診断を行い、治療計画を立てます。治療計画は患者さまが納得されるまで話し合います。
部分矯正装置の装着
部分矯正装置を装着し、治療を開始します。
初期の凸凹が改善された段階で、カスタムワイヤーによる治療を進めるための歯科用CTによる撮影を行います。
※治療計画により撮影の時期が異なる場合があります。
部分矯正治療
一般的には1ヶ月に1回の通院が理想的ですが、3Dデジタル矯正は特殊なカスタムワイヤーを用いていますので、通院回数を減らすことも可能です。
装置の取り外し
治療開始当初にシミュレーションした歯並びが確認できた段階で装置を外し、治療終了となります。
保定(2-3年)
装置を外した後に歯並びが元に戻らないよう、歯の周りの組織が安定するまでの期間です。保定装置(リテーナー)を装着していただきます。
治療時間とアクセス情報
治療時間
午前 | 午後 | |
---|---|---|
月〜金 | 11:00〜14:00 | 15:30〜20:00 |
土 | 09:30〜12:30 | 14:00〜18:30 |
日 | × | × |
◇デジタル技術を用いたカウンセリング
(〜60分)
12月の休診日
- 12月の休診日:4日、11日、18日、25日
- 冬季休診期間:12月29日(木)~2023年1月5日(木)
アクセス:東京駅、日本橋駅、茅場町駅などから便利です
詳しいアクセス案内はこちら
茅場町駅 5番,6番出口から 徒歩1分
日本橋駅 D1出口から 徒歩5分
八丁堀駅 A5出口から 徒歩6分
東京駅 八重洲口から 徒歩15分
宝町駅 A8出口から 徒歩14分