(2015年11月19日公開/2020年9月7日更新)
みなさんこんにちは!!日本橋はやし矯正歯科スタッフです。
これから説明することは治療中にお伝えしておりますが、矯正治療を検討されている方にぜひ知っておいていただきたいので記事の形でアップしております。
矯正治療は治療中の生活の質を維持することが非常に大切であると当院では考えております。
今回は矯正中の食べ物についてお話したいと思います。
「矯正治療中全般」「矯正を始めて慣れるまで」の二つの観点で、気をつける食べ物が異なりますので、ぜひ楽しみながら調整して行きましょうね。
目次
矯正治療中全般で気をつける食べもの
硬い食べものは避けましょう
矯正治療中は歯が動いて痛みが出る場合があるのと、装置が外れやすくなることもあるため、あまり硬い食べ物はオススメできません。
具体的にあげると・・・
- 硬いおせんべい
えびせんOK!雷おこしNG! - りんごなど硬い果物
すりりんごや小さくカットしたものOK!まるかじりNG! - 硬いお肉
やわらかいお肉OK!骨付きチキンなどの噛みちぎりNG!
あめちゃんや氷やアイスキャンディーもガリガリ噛まずに舐めてくださいね☆
歯にくっつく食べものも我慢して下さい
矯正中は粘着性のある食べ物も装置に付いてはがれなくなくので避けてください。
- チューインガム
- 水飴
- ヌガー
- キャラメル
ハ○チュウ、○ニッカーズ、ボンタ○アメなど…。これらの「歯にくっつく系」は装置に絡まると、とっても厄介です…。おいしいけれど、装置が取れたあとのお楽しみに取っておきましょう。
- お餅も要注意
年末はお餅を食べる方が多いと思いますが、一口サイズに切ってから食べて下さい。
そしてお餅は時間が経つと硬くなります。歯や装置についたものが取りにくくなりますので、なるべくすぐに歯磨きをしてくださいね!
食べものでなくても気をつけたいもの
これを読んでいる方の中には「齧る、噛む」癖がある方もいらっしゃると思います。
- ペンや鉛筆
- 爪、指
こういったものを無意識に噛んでいると、矯正装置が外れる原因になってしまう場合がありますので要注意です!しかも知らず知らずやっているので、食べ物より一層の注意が必要です。
でもこれが、癖を直すいいきっかけになるかもしれませんよ☆
色が沈着しやすい食べものは要注意!
「装置を目立たなくする」ための透明の装置は、接続部分にあるゴム製の部品に色素が沈着しやすいです。ですので
- カレー
- ミートソーススパゲティ
など、色の濃い食べ物は着色されやすいので気をつけましょう。せっかく「目立たない」ための装置に色がついてしまっては元も子もありません…。
どうしても「食べたい!」と思う場合は、できるだけ来院する日に近いタイミングで食べたほうが気にならないかと思います。
また、食べた直後に歯を磨けば一定の効果はありますが、「まったく着色しない」という保証はないので注意して下さい。
矯正装置に慣れるまでにオススメの食べもの
矯正装置を装着してから慣れるまでは人にもよりますが「固形物が痛くてダメ」という方もいらっしゃいます。
そういった間は、以下のような食べ物が食べやすいですよ♪
- お豆腐やそれに類似したもの
冷奴・胡麻豆腐・湯豆腐・揚げ出し豆腐・杏仁豆腐など - ご飯は柔らかくして
雑炊・クッパ・お粥・リゾットなど - 洋食系も柔らかめで
グラタン・とろふわオムレツ(全て具を細かくしたもの)など - タマゴ系は最強かも!
茶碗蒸し、具なしタマゴ焼きなど - スープ系は食べやすいです
スープ・シチュー(全て具を細かくしたもの)など - ジャガイモは潰してね
マッシュポテト・ポテトサラダなど - ケーキはスポンジ状で
蒸しパン・シフォンケーキなど - 柔らかデザートの王道!
ヨーグルト・ゼリー・プリンなど
矯正治療開始からしばらく経過して慣れてくると、だんだんいろいろなものが食べやすくなってきます。なので「慣れてきたかな?」って思ったら、少し硬いものに挑戦するなどしていって下さいね。
最初だけ気をつければあまり心配せずに過ごして頂けますし「外食が減って自炊が増えたので良かった」なんて嬉しいご報告を下さる方もいらっしゃいます(笑)。
このように日常的に気をつけることは無料カウンセリングや治療の際にご説明をしております。
気になることがありましたらご遠慮なく質問していただければと思います。
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