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矯正体験レポート【スタッフB】(2)歯列が改善してきました!

2021/12/08 01:05:33

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科です。
お悩みの方は当院の無料カウンセリングも是非ご検討ください。

 

こんにちは!日本橋はやし矯正歯科のスタッフBです。矯正治療も順調に進んでいます。今回はその経過をお伝えいたします。

 

前回のブログはこちら!

矯正体験レポート【スタッフB】(1)出っ歯、ガタガタ歯が悩み!

 

上下の装置セットと前から4番目の歯(第一小臼歯といいます)の抜歯、矯正用インプラント※の埋入(まいにゅう)を終え、三ヶ月が経過しました。

 

※矯正用インプラントはインプラントアンカー、アンカースクリュー、TADs(Temporary Anchorage Device)などとも言います

 

現在の口腔内写真です。

裏側矯正装置をつけた口腔内の画像

 

裏側矯正装置をつけた口腔内の画像

抜歯後の穴は少しずつ治ってきました。

 

 

歯の「ガタつき」「ねじれ」を治します

 

抜歯した後に矯正治療の第一歩として、歯のガタつきやねじれをほどくことを優先します。

この処置をレベリング&アライメントといいます。

 

下の歯のがたつきはこの三ヶ月でほとんど改善されてきました。
こんなにも早くがたつきがとれたのには驚きです!

 
ちなみに、こちらが装置をつける前の下顎の歯並びです。

下顎の歯並びの画像

だいぶガタついてますね…。

 

 

大切な役割を担う「バイトアップ」

 

記事の一番最初の写真で、上の歯についている青い材料はバイトアップ(Bite up)またはバイトターボ(Biteターボ)と呼ばれるものです。

装置をつけた際に装置と歯が当たるのを防ぐ役割があります。

 

なぜこれをつけるかというと、装置が歯に当たってしまうと

  • 装置が外れやすい
  • 歯がなかなか動いてこない

からです。

 

つけた最初はちょっと食事しにくいですがすぐに慣れます。

数ヶ月で外れるのでご安心ください。

 

バイトアップについてはこちらの記事で詳しく説明しています。

バイトアップの素材が新しくなりました!

 

※バイトアップには様々な素材を使用しておりますので、詳細はご質問ください。

 

抜歯した後の隙間は仮歯をつけることもできます

 

抜歯をしたことによって空いてしまった隙間はいずれ閉じますが、その間の見た目などが気になる方は貝殻状の仮歯をつけることができます。

私は気にならないのでつけていません。

 

矯正による歯の痛みにはだんだんと慣れてきました。
また、装置をつけた当初に比べ、しゃべりやすくなり、物もしっかり噛めるようになりました。

 

歯のがたつきをほどいた後に次のステップに進みます。

 

【歯や顎の骨の情報を基にデジタル仮想モデルを作成】

 

次に、カスタムワイヤー作成のための仮想モデルを作成する準備をします。

カスタムワイヤーについての説明はこちらです。

高精度カスタムワイヤーとは

 

他のスタッフの体験レポートでもカスタムワイヤーの説明をしています。

矯正体験レポート第三回:カスタムワイヤー編!

 

デジタル仮想モデル作成の手順

 

デジタル仮想モデルが作成される手順は簡単に説明するとこんな感じです。

  1. まずセラピューティックスキャン(Therapeutic Scan)といって、歯の位置や装置の位置を確認するスキャンを行います。
  2. そしてCBCT(歯科用CT)を含むレントゲン撮影をして、歯の根っこやその周囲の骨の状態を確認します。
  3. 口腔内、顔の写真を行い、それらの資料を基に3Dデジタル仮想モデルを作成します。

 

3Dデジタル矯正と従来型矯正の大きな違い

 

3Dデジタル矯正の大きな特徴に、仮想モデルの歯の動きを元に、ロボットが正確にワイヤーを曲げる「高精度カスタムワイヤー」があります。

 

高精度カスタムワイヤーはこちらで詳しく説明しています。

高精度カスタムワイヤーとは

 

ロボットがワイヤーを曲げるので、人為的な技術の誤差を最小限に抑えることができ、カスタムマイズされたオリジナルのワイヤーを作成することができます。

 

デジタル矯正ならではの治療でワクワクしますね!

 

治療時間の短縮にも寄与しています

 

またアナログ矯正では、チェアサイドでドクターが口腔内を見てワイヤーを曲げます。

一方、デジタル矯正ではその場でワイヤーを調整する時間が省けるので治療時間が短いというメリットがあります。

 

また、骨の状態を確認してワイヤーを作成するので安心です。

 

次に、実際の写真をお見せしますね!

 

 

実際の写真を見ながら説明していきます

 

この画像は私のセラピューティックスキャン(Therapeutic Scan)時、つまり治療前の3Dモデルを示しています。

治療前の3Dモデルの画像

歯、歯の根っこ、骨が正確にモデル化されていて「仮想患者モデル」と呼ばれています。

このモデルを基に最終的な歯の位置に歯を動かしたシミュレーションを行い、ロボットが曲げるカスタムワイヤーを作製していきます。

 

この画像はシミュレーション後、つまり治療後の歯の位置を示した3Dモデルです。

治療後の歯の位置を示した3Dモデルの画像

この位置に歯が動くように、私個人の歯と骨の位置を考慮したカスタムワイヤーができ上がります。

 

歯肉もモデル化します

 

この画像は歯肉と矯正装置がモデル化されているところです。

歯肉と矯正装置がモデル化されている画像kyouseitaiken_staff_b_2-04装置を付けた状態でスキャンを行い、正確に歯と歯肉、そして矯正装置がモデルになっていることが分かります。

 

治療前と3ヶ月後でかなり改善しました!

 

セラピューティックスキャン(Therapeutic Scan)を行う際に顔面写真をとって、矯正前の顔貌の変化に驚いたのでお見せします。横顔の写真です。

矯正前

矯正前の横顔の画像

治療開始して三ヶ月の横顔

矯正後の横顔の画像
口元の出っ張りが抑えられ、顎もシャープになったように感じます。

(抜歯しない場合はここまでのEラインの変化を見せることは難しいと考えられます)

こんなにも早い段階で顔貌の変化があることに驚きました!

まだ三ヶ月でこの状態なので完成が楽しみです。

 

調整の際は、毎回院長が口腔内を確認してくださるので安心です。

次回はカスタムワイヤーをセットする予定です!

 

それではまた、治療が進みましたらご報告いたします!

治療内容について