皆様こんにちは。日本橋はやし矯正歯科スタッフです。
突然ですが、みなさんはご自身の横顔を見ることはありますか?
意外とみなさん、正面のお顔は鏡でご覧になりますが、横顔って見る機会があまりないですよね。
しかし人間の顔は立体なので、当然ながら正面だけでなく、斜めや横顔も見ることになります。
そしてそれぞれのシルエットがその人の印象を決める…つまり、立体としてのお顔のシルエットを意識することは非常に大切なことなのですよね。
そして、ここで「Eライン(イーライン)」という概念が登場するのです。
Eラインって何?説明します
Eライン(esthetic line)とは「人の側貌(横顔)で、鼻の先端とアゴの先端を結んだライン」を指す、1950年代にアメリカの矯正医が提唱した概念で、側貌(横顔)の美しさの指標のひとつとして次第に一般的にも知られるようになってきています。
アジア人は、そのライン上に上下の唇の先端が来るのが平均的といわれ、そこから出てしまわないほうが美しいとされています。
(ちなみに欧米人は、鼻が高くアゴの先端が前方に出ているので、唇の位置はEラインから数ミリ後方です)
矯正の計測項目は何種類かあり、Eライン以外にもいくつか横顔の基準があります。
「どれが正しい」というものではなく、それぞれ提唱者の主観的な考えが色濃く反映されています。でも、中でもEラインが一番認知度が高いのはおそらく、とても分かりやすい基準だからだろうと思います。
一目瞭然!Eラインでの違い
さて、下の写真を見て美しいと感じられるのは左右どちらの写真でしょうか?
いずれも、右だと思われた方が多いと思います。左が術前、右が術後の写真です。
左右の写真の違いを分かりやすくするために、鼻の先端から顎(オトガイ)にかけて直線で結んでみたので一目瞭然ですね。
- 左(術前)の写真
口元が出ている状態で、上下顎前突、バイマキ(bimaxillary protrusion)などとも言われます。 - 右(術後)の写真
矯正治療後。左の術前と比べて、上下唇がこの線上に触れるか、やや内側にある状態になりました。この口元が、Eラインを得られた状態です。確かに横顔がすっきりキレイになっていると思います。
自分の横顔を意識していきましょう
普段、自分自身ではなかなか見ることが少ないかもしれない横顔。でも、自分以外の人は、結構横から見ているのです。
- お仕事中のデスクでふと目に入る横顔
- 電車の中で左右を見たとき何気なく見える横顔
- 会話中何気なく見える横顔
- 外食中にテーブルを囲む人たちの横顔
こうやって考えると真っ正面から見る顔より横顔を見る機会の方が多いような気がしますね!
周りの人は意外と横からも見ています。正面の美しさはもちろんのこと、ぜひご自分の横顔を見て頂いて、「横から美人」を目指してみませんか!
日本橋はやし矯正歯科では、このようなご相談も承っています。矯正歯科のスペシャリストとして、国内外で研究に参加してきた林先生が、みなさまのちょっとしたお悩みにも的確にお応えしますので、お気軽にご連絡下さいね!
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