こんにちは。日本橋はやし矯正歯科スタッフです。
矯正器具を外してから約1ヵ月が経過していますが、もちろん後戻りもなく綺麗な歯並びを維持しています(^^)♪
綺麗な歯並びを維持するためには、必ずリテーナー(保定装置)が必要となります。
今回は、矯正の後戻りを防ぐためのリテーナーについてお伝えします。
【動かした歯を保定するリテーナー】
矯正器具を外してから、何もしないでいるともちろん歯はもとの状態に戻ろうとしますので、この後戻りを防ぐために、リテーナーという保定装置をつけなければいけません。
「歯列矯正=矯正装置」を装着することだというイメージがとても強いと思うのですが、
- 歯を動かすのが矯正装置
- 動かした歯を固定するのがリテーナーという保定装置
大きく分けるとこの二つの装置装着時期があり、リテーナーの時期を終えて晴れて「歯列矯正終了!」ということになります。
※ただし確実に歯が「戻らない」ようにするため、現在はできるだけ長い期間、保定装置を装着することが推奨されています。
日本橋はやし矯正歯科でも、可能な限り長い期間、リテーナーを装着することを提案させていただいております。
…ちょっと気の長い話…?と思われるかもしれませんが、リテーナーをつけるのはそれほど負担がかからないので日常生活は全く変わりません。
またリテーナーの段階になると、はじめは2〜3か月に一度の通院になり、その後は徐々に通院間隔が長くなります。最終的には半年〜1年に一度のメンテナンスで済むようになります。
【「フィックスド・リテーナー」とは?】
リテーナーの種類はいくつかありますが、私は「フィックスド・リテーナー」というタイプのもので後戻りを防いでいます。
フィックスド・リテーナーとは矯正をする時に使用していたワイヤーよりも細いワイヤーを、歯の裏側につけて固定する方法です。歯の裏側全体につけるわけではなく、上の歯下の歯ともに前の6本を固定します。
※抜歯して治療した場合は、固定する歯が多くなる場合があります。
▼フィックスド・リテーナーを装着した上顎
ほんの小さな器具。これを装着することになります。
▼フィックスド・リテーナーを装着した下顎
写真を見ていただいてもわかるようにとても細いワイヤーを裏側に付けるので、表側からはまったく見えません。
話しづらさもないので、普通に話していても付けている事自体気づかれないと思います。もちろん、食べにくいということもありません♪
▼前から見た様子
このとおり、前から見ても全くわかりません。
フィックスド・リテーナーを付けている違和感としては私の場合は「ほとんどなかった」に近いです。
上の歯は裏側からの矯正だったのでほとんどなく、下の歯は最初はちょっとだけ気になり、ベロで触ったりしましたが(笑)、すぐにまったく気にならなくなります。
不自由さもないので、表側矯正の方でもすぐ慣れると思います(^^)
【歯磨きも通常通りで大丈夫!】
歯磨きも通常通りに普通に行っています。ただしフィックスが付いている部分は通常よりも食べカスがはさまりやすいので、その部分はワンタフトという先が尖っているブラシで磨くようにしています。
▼ワンタフトはこちらでご紹介しています!
スタッフブログ:みなさまに差し上げている歯みがきセットをご紹介します。
お口の健康にもとても気をつかようになってきましたよ!
さて、第一回からお付き合い頂いたこの「矯正体験レポート」も本日で終了となりますが、このブログでお伝えしてきたことが、少しでも患者様のお役に立ててれば幸いです。
▼バックナンバーはこちら!
- 必読!矯正体験レポートをお送りします!
- 矯正体験レポート第二回:矯正中の歯磨き3つのポイント!
- 矯正体験レポート第三回:カスタムワイヤー編!
- 矯正体験レポート第四回:2ヶ月経過しました!
- 矯正体験レポート第五回:顎間ゴムを付けました!
- 矯正体験レポート第六回:画像で分かる、歯の移動!
- 矯正体験レポート第七回:5ヶ月経過の状態は!?
- 矯正体験レポート第八回:矯正装置卒業しました!
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