日本橋はやし矯正歯科 院長 林 一夫
資格 (ドクターの紹介はこちら)
・日本矯正歯科学会認定医
・日本矯正歯科学会指導医
・日本顎関節学会専門医
・日本顎関節学会指導医
・デンツプライシロナ公認 SureSmile/Adance/Orhto/Aligner ファカルティ・ドクター/インストラクター・ドクター
日本橋はやし矯正歯科 TOP > コラム > ガミースマイルの改善を行なった治療例(矯正治療終了後)
資格 (ドクターの紹介はこちら)
・日本矯正歯科学会認定医
・日本矯正歯科学会指導医
・日本顎関節学会専門医
・日本顎関節学会指導医
・デンツプライシロナ公認 SureSmile/Adance/Orhto/Aligner ファカルティ・ドクター/インストラクター・ドクター
みなさんこんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林一夫です。
今回は、矯正治療終了後にガミースマイル改善のため歯肉形成を行った症例をご紹介いたします。
目次
初診時の横顔写真です。

患者さまは「口唇閉鎖不全」と、いわゆる「口ゴボ」の改善を希望され来院されました。
診断の結果、上下顎両側第一小臼歯の抜歯を行い、表側矯正で治療を行う方針となりました。
なお、カウンセリング時にすでにガミースマイルであることは判明していましたが、それ以上に患者さまご自身は口ゴボを気にされていたので、ガミースマイルの治療を行うと決定はしていませんでした。
ですが、矯正治療終了後にガミースマイルが気になり、改善したいというお気持ちがあれば治療しましょう、というお話になっておりました。
矯正治療終了時の横顔の写真です。

治療期間は3年6ヶ月と少し長くなりましたが、口ゴボおよび口唇閉鎖不全は適切に改善されたことがお分かりいただけると思います。以下に矯正治療に関してまとめます。
矯正治療終了時のスマイル写真です。

歯肉の見え方が非対称であり、いわゆる臨床歯冠と言われる表面に見えている歯自体の大きさが小さく、ガミースマイルが目立つ状態になっていました。
何か改善策はないかとご相談をいただきましたので
『歯肉形成で歯茎の形態を整えながら、左右の対称性も確保しつつ、臨床歯冠の露出度も増加させることでガミースマイルの改善を行う処置』
を提案させていただき、進めることになりました。
実際の処置直後の写真です。

麻酔後レーザー治療器で歯肉を切除しながら形態を整え、左右差を無くすように処置をおこないました。術直後は、多少の凸凹感や組織が黒く焦げる部分も出てきますが、すぐに回復します。
歯肉切除後、1か月後の口腔内写真です。

歯肉のラインもきれいに整い、左右対称な形態を獲得することが出来ました。
スマイル写真です。

ガミースマイルも適切に完全され、より自然で審美的なスマイルを獲得でき、ご本人もとても満足しておられました。
ガミースマイル処置前と処置後の写真を比較してみました。
| 処置前 | 処置後 |
![]() |
![]() |
歯肉切除術に関してまとめます。
いかがでしたでしょうか。
日本橋はやし矯正歯科では様々な症状に対する対応が可能な矯正専門医が治療を行っておりますので、ぜひ1度カウンセリングを受けていただければと思います。
A.局所麻酔を行ってから処置をしますので、治療中の痛みはほとんどありません。
処置後に軽い違和感やヒリヒリ感が出ることはありますが、通常は数日以内に落ち着きます。
A.術後は歯肉が少し黒く焦げたように見えたり凸凹になりますが、これは通常の反応です。
1〜2週間程度で落ち着き、1か月後には自然な歯肉の形態に回復します。
A.歯肉の位置が原因の場合は、歯肉形成で大きく改善できます。
ただし、骨格的な原因や上唇の動きが原因の場合は、矯正治療やボツリヌス治療などを併用したほうが良いケースもあります。
A.処置当日から通常通りの生活が可能ですが、以下の点にご注意ください。
A.基本的に一度整えた歯肉は長期間安定して持続します。
ただし、歯周病や強いブラッシングが続くと変化することがあるため、定期的なメンテナンスをおすすめしています。
資格 (ドクターの紹介はこちら)
・日本矯正歯科学会認定医
・日本矯正歯科学会指導医
・日本顎関節学会専門医
・日本顎関節学会指導医
・デンツプライシロナ公認 SureSmile/Adance/Orhto/Aligner ファカルティ・ドクター/インストラクター・ドクター
| 1995年 | 北海道医療大学歯学部卒業 |
|---|---|
| 1999年 | 北海道医療大学大学院歯学研究科歯学専攻博士課程修了・学位取得 |
| 1999年 | 海道医療大学歯学部矯正歯科学講座 助手 |
| 2003年 | アメリカ・ミネソタ大学歯学部口腔科学科 客員研究員 |
| 2006年 | 北海道医療大学歯学部矯正歯科学講座 講師 |
| 2007年 | 北海道医療大学歯学部口腔構造・機能発育学系歯科矯正学分野 講師 |
| 2007年 | 北海道矯正歯科学会 理事 |
| 2008年 | アメリカ・ノースカロライナ大学歯学部矯正科 客員教授 |
| 2008年 | 北海道医療大学歯学部口腔構造・機能発育学系歯科矯正学分野 准教授 |
| 2011年 | Digital Orthodontics 研究会 副会長 |
| 2015年 | 日本橋はやし矯正歯科 開院 |
| 2018年 | K Braces矯正歯科原宿駅前 総院長就任 |
| 2021年 | 日本デジタル矯正歯科学会 副会長就任 |
| 2002年 11月 | 日本矯正歯科学会認定医(第2293号) |
| 2007年 8月 | 日本矯正歯科学会指導医(第608号) |
| 2013年 5月 | 日本顎関節学会専門医(第343号) |
| 2013年 5月 | 日本顎関節学会指導医(第208号) |