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口ゴボ・八重歯をハーフリンガル矯正で改善した症例|Eラインを整える抜歯矯正のプロセス

上顎裏側・下顎表側矯正(ハーフリンガル矯正)で口元の突出感(口ゴボ)を改善した骨格性Ⅰ級症例

 

みなさまこんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林一夫です。

今回も当院で矯正治療を行い、無事に治療を終了した患者さまの症例をご紹介いたします。

「出っ歯」と「八重歯」の改善をご希望の患者さま

 

今回の患者さまは 20歳女性で、「出っ歯」と「八重歯」の改善を主訴として来院されました。

 

 

治療前の状態

 

 

まずは治療前の口腔内写真です。

上顎右側犬歯の「低位唇側転位(いわゆる八重歯)」が認められます。

また、上下顎の正中線もわずかではありますがズレていることがお分かりいただけると思います。

 

右側の口腔内写真では、上下顎前歯が前方へ強く傾斜している(出っ歯)ことが確認できます。

このような状態は 歯槽性の上下顎前突と呼ばれます。

 

前歯が前方へ傾くと、口唇も前方へ突出しやすくなります。その結果、

  • 口元が前に出て見える(口ゴボ)
  • 口が閉じにくい(口唇閉鎖不全)

といった症状が生じることがあります。

この患者様も、歯並びの改善とともに口元の突出感の改善を強く希望されていました。

 

 

治療前の横顔

 

治療前の横顔の写真です。

上下口唇の突出感があり、口元のバランスがやや前方に突出している状態が認められます。

 

 

本症例の診断

 

 

本症例は以下の特徴を持つ症例でした。

 

  • 口唇閉鎖不全、上下顎前歯の唇側傾斜、上顎両側犬歯の低位唇側転位、上下顎に中等度の叢生が認められる骨格性Ⅰ級症例

 

どんな装置と抜歯方法で治療したのか

 

本症例では

  • 上顎両側第一小臼歯
  • 下顎両側第二小臼歯

の抜歯を行い、ハーフリンガル矯正(上顎裏側・下顎表側)によって治療を行いました。

 

 

ハーフリンガル矯正の特徴

 

ハーフリンガル矯正は

  • 上顎は裏側矯正なので目立ちにくい
  • 下顎は表側矯正なので治療効率がやや高い
  • 下顎が表側矯正なので上下裏側矯正より費用が抑えられる

というメリットがあり、審美性と治療効率および費用のバランスが良い治療方法です。

ハーフリンガル矯正の詳細は以下のページをご覧ください。

【症例あり】ハーフリンガル矯正

治療の流れ

 

  1. 精密検査(CBCT・セファロ・模型分析)
  2. 診断および治療計画の説明
  3. 上顎小臼歯の抜歯と上顎裏側装置の装着
  4. 下顎小臼歯の抜歯と下顎表側装置の装着
  5. レベリング・アラインメント
  6. 抜歯スペースの閉鎖
  7. 咬合の最終調整

 

 

治療後

 

 

治療後の正面口腔内写真です。

八重歯は適切に改善され、上下の正中線も一致しています。しかしながら、下顎前歯部にわずかなブラックトライアングルが認められます。

ブラックトライアングルは歯並びが整った際に歯の形態や歯肉の状態により生じることがあり、矯正治療では一定の確率で起こる可能性があります。

 

※当院では、3Dシミュレーションで事前にこのリスクを予測し、極力回避または最小限にとどめるよう、必要に応じて歯の形を微調整(IPR)するなどの対策を行っています。

 

IPR(ディスキング)についての詳細は以下をご覧ください。

矯正体験レポート【スタッフA】(3)IPRの説明と感想

 

側面の咬み合わせ

 

側面の口腔内写真です。

上下顎前歯の唇側傾斜が改善され、機能的にも審美的にも良好な咬合関係が得られました。

 

 

横顔の変化

 

治療後の横顔の写真です。

上下口唇の突出感が改善され、よりバランスの取れた自然な口元になりました。

また鼻先と顎先を結ぶEラインの内側に口唇が収まり、バランスが整いました。

患者さまも大変喜ばれており、治療結果に満足していただくことができました。

 

 

症例まとめ

 

診断
  • 口唇閉鎖不全
  • 上下顎前歯の唇側傾斜
  • 上顎両側犬歯の低位唇側転位
  • 上下顎に中等度の叢生
  • 骨格性Ⅰ級症例
治療方針
  • 上顎両側第一小臼歯、下顎両側第二小臼歯の抜歯
  • ハーフリンガル矯正(上顎裏側・下顎表側)
リスク
  • 歯肉退縮
  • ブラックトライアングル
  • 歯根吸収
治療期間 3年
治療費 125万円(税込)※精密検査料別(2022年当時)

 

 

この症例に関するよくある質問

 

 

Q.出っ歯と八重歯の治療には、必ず抜歯が必要ですか?

 

A.抜歯の有無は「歯を並べるスペース」と「理想の横顔(Eライン)」のバランスで決まります。

 

歯を並べるスペースが著しく不足している場合や、口元の突出感(口ゴボ)を大きく下げたい場合は、小臼歯を抜歯してスペースを確保することが有効な手段となります。

当院では3Dデジタルシミュレーションを用い、抜歯した場合としない場合で「横顔がどう変わるか」を事前に比較し、納得のいく計画をご提案します。

 

3Dデジタルシミュレーションの詳細は以下をご覧ください。

側貌(横顔)の術後シミュレーション

 

Q.ハーフリンガル矯正とは何ですか?

 

A.ハーフリンガル矯正とは、上顎は裏側矯正、下顎は表側矯正を組み合わせた治療方法です。

 

Q.ハーフリンガル矯正のメリットは何ですか?

 

A.「目立ちにくさ」「治療効率」「費用」の3つのバランスに優れている点です。

 

最も目立つ上顎には裏側装置を使用し、比較的目立ちにくい下顎には表側装置を使用します。

すべて裏側にする「上下裏側矯正」に比べて費用を抑えられるだけでなく、下顎の装置操作がしやすいため治療期間の短縮にも繋がります。

当院でも、審美性と効率を両立させたい方に人気の高いプランです。

 

Q.矯正治療後に「ブラックトライアングル」ができるのは防げますか?

 

A.完全に防ぐことは難しいですが、事前の予測と処置で目立たなくすることが可能です。

 

ブラックトライアングル(歯の隙間の小さな三角形)は、重なっていた歯が整う際に歯肉の形態によって生じます。

当院では3Dデータで発生リスクを事前に把握し、必要に応じて「IPR(歯の幅の微調整)」を行うことで、隙間が目立たないよう改善を行います。

 

Q.出っ歯を治すと、本当に横顔(Eライン)も変わりますか?

 

A.はい、前歯の傾きを改善することで、口元の突出感が解消されEラインが整います。

 

特に本症例のように前歯を後退させる治療を行うと、連動して唇も下がります。

鼻先と顎先を結ぶ「Eライン」の内側に口唇が収まるよう、院長がミリ単位で後退量を計算して治療を監修するため、多くの方が横顔の変化に満足されています。

 

Q.出っ歯はマウスピース矯正でも治せますか?

 

A.軽度から中等度の出っ歯であれば、マウスピース矯正でも治療可能な場合があります。

 

ただし歯の移動量が大きい場合や抜歯が必要な症例では、ワイヤー矯正の方が治療効率が高いこともあります。

正確な診断には精密検査が必要です。

 

 

 

追記:出っ歯・八重歯の矯正治療について

 

出っ歯や八重歯は、日本人に比較的多く見られる歯並びの特徴です。

特に前歯が前方へ傾いている場合、口元の突出感や口唇閉鎖不全を伴うことがあります。歯並びの問題は見た目だけではなく、

 

  • 口が閉じにくい
  • 前歯で噛みにくい
  • 虫歯や歯周病のリスクが上がる

 

など、機能的な問題を引き起こすこともあります。

 

矯正治療では

  • 歯を並べるスペースの確保
  • 前歯の傾きの改善
  • 噛み合わせの調整

を行うことで、歯並びと口元のバランスを整えていきます。症例によっては、小臼歯の抜歯を行うことで、前歯を適切な位置まで後退させることが可能です。

 

また近年では

  • 表側矯正
  • 裏側矯正
  • ハーフリンガル矯正
  • マウスピース矯正

など、さまざまな治療方法から患者さまに適した方法を選択することができます。出っ歯や八重歯でお悩みの方は、一度矯正専門医による診断を受けることをおすすめします。

 

この記事のまとめ

 

  • お悩み:出っ歯、八重歯、口元の突出感(口ゴボ)
  • 上顎裏側・下顎表側の「ハーフリンガル矯正」+抜歯
  • 結果:抜歯スペースを活用して口元を下げ、バランスの取れたEラインを実現
  • ポイント:院長による精密な3Dシミュレーションで、リスクを最小限に抑えた治療計画を立案

休診日更新のお知らせです。

2026年3月、4月の休診日のお知らせ

 

こんにちは、日本橋はやし矯正歯科です。

暖かくなってきたと思ったら花粉のシーズン到来…!

カルダモンが効くと言われていますが本当なのかな?

試した方教えてください!

2026年3月、4月の休診日をお知らせいたします。

 

2026年3月の休診日

 

  • 通常休診日:3月1日(第一日曜日)、15日(第三日曜日)
  • 臨時休診日:16日(月)午前中、19日(木)、20日(金祝)、29日(日)

※3月8日(日)、22日(日)は診療いたします。

※3月16日(月)は午前中のみ休診です。15時半から診療いたします。

 

2026年4月の休診日

 

  • 通常休診日:4月5日(第一日曜日)、19日(第三日曜日)

※4月29日(水・祝)は診療いたします。


カウンセリングはこちらをご覧ください!
初回カウンセリング | 日本橋はやし矯正歯科

【症例報告】上下顎前突(口ゴボ)を裏側矯正で改善した例

みなさんこんにちは。日本橋はやし矯正歯科院長の林一夫です。

 

今回は抜歯矯正を行った口ゴボ治療の治療例を紹介させていただきます。40歳女性、口元の突出感の改善を希望され来院されました。

 

口ゴボってどんな状態?

 

口ゴボとは、文字通り「歯が前に出ているために、口を閉じた時に口元が『ゴボッ』と出ている状態」を指す俗称で、お口の中が小さい日本人にはとても多いです。

こちらの記事で詳しくご説明しています。

口ゴボとはどのような状態?原因や改善すべき悪習慣・治療法を解説

 

少し出ているぐらいならそれほど気にしない方もいらっしゃいますが、この「気になる」レベルは個人差がとても大きく、同じぐらい出ていても気にならない方がいればとても気に病んでしまう方もいらっしゃいます。

 

 

今回の症例の口ゴボについて

 

まずは治療前の横顔の写真です。

 

いわゆる口ゴボと言われる上下の口唇が前方に突出した状態であることがよくわかります。

 

口ゴボの場合、口唇閉鎖不全(口が閉じにくい)を伴うことが多いのですが、この患者さまには認められず、オトガイ部の形状は比較的正常で唇の位置が上下ともに突出しています。

 

スマイル写真です。

 

スマイルライン的には正常に近いのですが、上顎前歯が唇側に傾斜して出っ歯感が強いことがお分かりいただけると思います。

口腔内写真(正面)です。

上顎の正中線に対して下顎の正中線が右側へがわずかにズレています。

 

続いて右側の口腔内写真です。

大臼歯の前後関係は正常なのですが、上下顎の前歯が前方に傾斜していることがお分かりいただけると思います。

 

パノラマレントゲン写真です。

上下顎右側の親知らずは萌出しています。反対側はすでに抜歯されています。上顎右側第一小臼歯は根管治療が行われています。

 

 

診断と治療方針

 

診断と「どんな装置と抜歯方法」などについては以下をご覧ください。

  • 診断:上下顎前歯の唇側傾斜(歯槽性の上下顎前突)、上顎に軽度・下顎に中等度の叢生が認められる骨格性Ⅰ級症例
  • 治療方針:上顎両側第一小臼歯、下顎両側第一小臼歯の抜歯、リンガル矯正(上下裏側矯正)により治療を行った。

 

治療の流れ

 

  1. 精密検査(CBCT・セファロ・模型分析)
  2. 診断・治療方針の説明
  3. 上顎小臼歯の抜歯と上顎の装置装着(裏側)
  4. 下顎小臼歯の抜歯と下顎の装置装着(裏側)
  5. レベリング・アラインメント
  6. 抜歯スペースの閉鎖
  7. 最終調整

 

口ゴボはどのくらい改善されたの?

 

治療終了時の横顔の顔面写真です。

 

口ゴボが改善され、理想的な横顔が獲得できました。

 

治療前と治療後の比較はこちらです。

こうやって比べてみるとかなりスッキリしていることがわかります。

 

治療前 治療後

 

スマイル写真です。

 

とても自然な理想的なスマイルを獲得できました。

スマイル時の出っ歯感も適切に改善され、患者さまも大変満足されておりました。

 

口腔内の写真です。まずは正面です。

上下顎の正中線も顔面正中を基準にぴったりと合っています。

また個々の歯の位置異常が適切に整えられていることがお分かりいただけると思います。

 

右側です。

上下顎前歯の唇側傾斜が改善され理想的な歯軸傾斜と上下的なかみ合わせを獲得することが出来ました。

 

親知らずの抜歯はなぜ必要だったの?

 

親知らずの抜歯について説明をします。

こちらは治療後のパノラマレントゲン写真です。

親知らずは、4本とも抜歯されています。

 

今回親知らずを抜歯したのは、術後の咬合の安定のためです。

矯正治療後に親知らずが残っていると、親知らずが後ろからいわば盾のようになってせっかく後ろに下げた歯を前に押し戻そうとする力が働きます。

その親知らずを抜歯することによって、整った歯の後戻りを未然に防ぐことができます。

 

またこの症例では、根管治療(虫歯などで歯の根っこに薬剤による消毒等の処置をする治療)を行っていた歯を抜歯し、より健康な歯を残して治療を行えることができたことも、この症例の特出すべき点です。

 

 

まとめ

 

  • 診断:上下顎前歯の唇側傾斜(歯槽性の上下顎前突)、上顎に軽度・下顎に中等度の叢生が認められる骨格性Ⅰ級症例
  • 治療方針:上顎両側第一小臼歯、下顎両側第一小臼歯の抜歯、リンガル矯正(上下裏側矯正)による治療
  • リスク:歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収
  • 治療期間:3年
  • 治療費:135万円(税込み、精密検査料含む/2021年当時の治療費)

 

 

よくある質問

 

口ゴボや抜歯についてのよくある質問をまとめています。

 

Q:口ゴボの改善には長い治療期間が必要ですか?

 

A:歯の移動量や骨格によりますが、歯の位置だけでなく顎骨全体のバランスを整えるため、
抜歯を行うことが多く、そのため比較的治療期間が長くなる場合があります。

 

Q:抜歯治療により口が閉じやすくなりますか?

 

A:はい。上下顎前歯の唇側傾斜により生じている口唇閉鎖不全は抜歯治療を行うことで劇的に改善されることが多いです。

【症例紹介】重度の開咬・口ゴボを表側矯正で治療した症例

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

今回は『外科手術が必要』と言われがちな重度の開咬(オープンバイト)と口ゴボを、抜歯と表側矯正で、Eラインも改善した症例を詳しく解説します。

同じ悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてください。

 

20代女性の開咬(オープンバイト)・口ゴボの患者さま情報

 

以下が患者さま情報です。

患者さま 25歳女性
主訴 重度の開咬(オープンバイト)と口ゴボ
診断 骨格性Ⅱ級の開咬症例(Skeletal Class II Open bite)

 

初診時:重度の開咬と口元の突出(口ゴボ)の悩み

 

横顔(Eライン)と口唇閉鎖不全のチェック

 

 

  • 上下顎前歯が大きく前方に傾いており、口元の突出感(口ゴボ)が顕著です。
  • 口が閉じにくく、口唇閉鎖不全 によりオトガイ部に「梅干し状のシワ」が発現しています。
  • 下顎の後退感(いわゆる顎なし)が見られます。

 

口腔内(正面)からは開咬と歯のねじれ、乱杭歯を確認

 

 

  • 重度の開咬(オープンバイト)です。
  • 上顎歯列弓の狭窄が著しいです。
  • 強い叢生(ガタガタ歯、凸凹歯)が見られます。

 

 

口腔内(右側)からは口ゴボ、反対咬合を確認

 

 

  • 上下前歯の強い唇側傾斜が見られます。
  • 大臼歯は反対咬合(クロスバイト)となっています。

 

 

パノラマX線写真で抜歯すべき親知らずを確認

 

 

上下左右に 第三大臼歯(親知らず)が4本あることがわかります。今回の治療ではこれをすべて抜歯しました。

 

開咬の症例で親知らずがある場合は抜歯することが多いです。

 

なぜ抜歯するのかには所説あるのですが、親知らずが1つ前の歯を垂直的に押す力が加わると、奥歯の咬み合わせが高くなってしまい、開咬が悪化する場合があるからと言われています。

 

診断と治療方針、治療の流れ

 

診断と治療方針は以下となります。

  • 診断:骨格性Ⅱ級の開咬症例(Skeletal Class II Open bite)
    ※下あごが後退し、上の前歯が突出している重度のオープンバイト
  • 主な特徴:
    口唇閉鎖不全
    上下顎前歯の著しい唇側傾斜
    歯列の狭窄と叢生
    舌突出癖の可能性
  • 治療方針
    上顎両側第一小臼歯、下顎両側第二小臼歯の抜歯
    上下顎右側第三大臼歯(智歯)の抜歯
    表側矯正(マルチブラケット装置)による治療
    必要に応じて舌突出癖の改善指導を併行

 

治療の流れ

 

以下の流れで治療を行いました。

  1. 精密検査(CBCT・セファロ・模型分析)
  2. 診断・治療方針の説明
  3. 上顎小臼歯抜歯+上顎装置装着
  4. 下顎小臼歯抜歯+下顎装置装着
  5. 抜歯空隙の閉鎖
  6. ディテーリング
  7. 保定

 

 

術後の変化(Outcome)について

 

横顔

 

 

 口ゴボが大幅改善し、また口唇閉鎖が自然になり、オトガイの緊張が消失しました。

下顎のラインも明瞭になり、美しいEライン を獲得できました。

 

正面(口腔内)

 

 

開咬が完全に改善

上下の叢生も整い、理想的なアーチフォームに

 

右側

 

 

大臼歯の反対咬合が改善し、正常な咬合関係を獲得しました。

患者さまにも大変ご満足いただけました。

 

 

治療前 治療後

 

 

まとめ

 

  • 診断:骨格性Ⅱ級の開咬症例(Skeletal Class II Open bite)
  • 主な特徴:
    口唇閉鎖不全
    上下顎前歯の著しい唇側傾斜
    歯列の狭窄と叢生
    舌突出癖の可能性
  • 治療方針
    上顎両側第一小臼歯、下顎両側第二小臼歯の抜歯
    上下顎右側第三大臼歯(智歯)の抜歯
    表側矯正(マルチブラケット装置)による治療
    必要に応じて舌突出癖の改善指導を併行
  • リスク:歯根吸収、抜歯空隙の後戻り、舌癖による開咬の後戻り
  • 治療期間:2年10カ月
  • 治療費:1,100,000円(税込、精密検査料含む/2022年当時)

 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか。今回も比較的重度の症例を見ていただきました。

開咬は外科手術を行うことも多いのですが、手術なしでの治療をご希望される患者さまももちろん多くいらっしゃいます。

 

日本橋はやし矯正歯科では患者さまのご希望沿った治療計画を立案し、実際に治療を行うことが出来る技術と経験があります。

ぜひ一度、カウンセリングにお越しください。

カウンセリングでは「横顔シミュレーション」を行っています。

 

当院のカウンセリングについて詳しくはこちら

 

 

開咬についてのよくある質問

 

Q1. 開咬は、手術なしでも治せますか?

 

A. 症例によりますが、非外科で治せるケースはもちろんあります。

上下顎前歯の傾斜や舌癖が原因の開咬は、適切な抜歯設計と歯軸コントロールにより改善可能です。

 

 

Q2. なぜ第一小臼歯や第二小臼歯を抜歯するのですか?

 

A. 開咬や口ゴボの改善には「前歯の後退(後方移動)」が必要なためです。特に本症例のようにⅡ級傾向の場合で口元の突出感を下げるには、

  • 上顎:第一小臼歯
  • 下顎:第二小臼歯

を選択すると、上下のバランスを整えやすく、仕上がりの横顔が美しくなります。

 

 

Q3. 抜歯すると老けて見えるって本当ですか?

 

A. 今回の症例のように適切にコントロールすれば老けるどころか横顔が圧倒的に綺麗になります。

  • 口唇閉鎖不全
  • オトガイの緊張
  • 口ゴボ

今回の症例の場合、こうした問題が改善され、むしろ若々しい印象になります。

 

 

Q4. 舌癖(舌突出癖)があると、開咬は戻りますか?

 

 

A. はい、戻るリスクがあります。

開咬の大きな原因に1つが“舌の押し出し”であるケースが多く、治療後に 舌癖が残ったままだと再発の可能性があります。

 

 

Q5. 治療期間はどれくらいですか?

 

A. 重度の開咬の場合、3年~3年半程度が多いです。

今回の症例は 2年10カ月 で治療を終えています。

 

 

Q6. 開咬を治すと、見た目以外にどんなメリットがありますか?

 

A. とても多くの機能改善が期待できます。

  • 噛む力が強くなる
  • 食べ物を噛み切りやすくなる
  • 発音の改善
  • 口唇閉鎖不全の改善
  • オトガイ筋の緊張が減る
  • 口呼吸が減少し、鼻呼吸がしやすくなる

 

見た目だけではなく、呼吸と機能面の改善にもつながるため、開咬治療はメリットが大きいです。

QA,qa,Q&A

矯正治療に関する様々な疑問に専門医がお答えしました

こんにちは、日本橋はやし矯正歯科スタッフです。

 

先日、最近よく聞かれる質問を掲載させていただきました。

最近よく聞かれるご質問をおまとめしました

 

今回はご予約や各矯正方法などについてのご質問をおまとめしましたのでぜひご覧ください。

 

Q:日本橋はやし矯正歯科の特徴を教えてください。

 

A:矯正専門クリニックとして10年以上の臨床経験と実績を基にした、高度な矯正治療を提供することができます。

またカウンセリングの時点でCBCTやセファロ分析を用いた横顔シミュレーションを行うことで患者さまに大変喜んでいただいております。

 

こちらをご覧ください:初回カウンセリング | 【公式】日本橋はやし矯正歯科

 

 

Q:平日の18時以降は予約が取りづらいと口コミ等で見ました。

 

A:平日の18時以降は最も込み合う時間帯です。

可能な限りご要望に沿うようにご予約をお取りしておりますが、場合によっては1週間ほどずれ込む事もあります。

治療がスムーズに進むように診療体制の強化とアポイントの最適化を常に行っており、治療自体が延長することはございませんのでご安心ください。

 

 

Q:18時以降の予約はどのように改善されますか?

 

A:平日18時以降の予約枠を順次増やしていきます。

今後は予約が取りやすくなりますので、どうぞご安心して治療を受けていただければと思います。

 

 

Q:予約が取りやすい時間帯はありますか?

 

A:平日の17時まではスムーズに予約をお取りいただけますので、ご検討ください。

 

 

Q:マウスピース矯正は抜歯治療の場合は難しいと聞きましたが?

 

A:当院で行っているマウスピース矯正(アライナー矯正)は難症例にも対応可能で、もちろん抜歯治療も問題なく適用することができます。

非常に難易度の高い治療の場合は、部分的にワイヤー矯正との組み合わせを行うハイブリッド矯正もご提案させていただいております。

こちらをご覧ください:ハイブリッド矯正治療とは

 

 

Q:裏側矯正は虫歯になりやすいのですか?

 

A:いえ、裏側矯正は表側と比較して虫歯になりにくいです。

歯磨きが難しいので虫歯になりやすいと誤解されている方が多いのですが、歯の裏側はもともと唾液の流れている量が多く、自浄作用により虫歯になりにくく、裏側矯正の利点のひとつです。

 

こちらをご覧ください:【 症例あり 】 裏側矯正(リンガル矯正) – 【公式】日本橋はやし矯正歯科

 

 

Q:矯正治療中は口内炎ができやすくなりますか?

 

A:矯正治療を始めると矯正装置が口の粘膜や舌に当たることで口内炎ができることがあります。

 

しかしながら口内炎は体質に依存するので普段あまり口内炎ができない方は心配する必要はありません。

もともと口内炎ができやすい方に関しましても、各種対策がございますのでご相談いただければと思います。

 

こちらをご覧ください:裏側矯正は口内炎ができやすい?予防方法とできたときの対処法を解説

 

 

Q:金属アレルギーなのでワイヤー矯正はできませんか?

 

A:いいえ、当院では金属アレルギーの方にはまずアレルギーのパッチテストを行い、アレルゲンとなりにくいチタンや金属以外ではないセラミックを用いた矯正装置を製作して使用します。

 

詳しくはこちら:金属アレルギーと当院の矯正治療について

 

 

Q:分割の支払いはできますか?

 

A:ローン会社とのご契約で分割での支払いが可能です。最大で120回の分割が可能です。

また、現金、ガード払いとの組み合わせも可能です。

カード払いに関しましては同時に複数のカードをご使用いただいても構いません。

デンタルローンの利用例等についてはこちらをご覧ください。

デジタル矯正システムによる治療費用 | 【公式】日本橋はやし矯正歯科

サージェリーファースト (外科的矯正治療)