Category Archives: コラム

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第2回 日本先進矯正歯科学会学術大会で講演を行います

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林一夫です。

 

今回は、来年の226日に行われる日本先進矯正歯科学会、第2回学術大会の講演を依頼されたことをご報告させていただきます。

 

日本先進矯正歯科学会では、最新の矯正治療を実践している世界の著名なドクターが集い、シンポジウム形式で学術大会を行います。このような会で発表させていただける機会をいただきとても光栄に思います。

 

こちらの写真は、以前韓国で開催された口腔外科学会(Korean Association of Oral and Maxillofacial Surgeons:KAOMS)での特別講演の様子です。

林院長による最後の公演

講演はドクター同士で知識を共有できる貴重な場。

講演や研究は、日々の治療に大きく関わって参りますので、私はとても大切にしています。

 

 

こちらが日本先進矯正歯科学会のウェブサイト内、学術大会のページです。ご興味がある方はぜひご覧いただければと思います。

第2回 日本先進矯正歯科学会学術大会
http://www.a-orthod.jp/meeting/

 

 

下の動画はこちらのページで公開されている、学術大会の紹介動画です。

 

名だたるドクターと共に、私も紹介して頂けているのはとても誇らしいと思い、患者様のために歯科矯正を研究してきて本当に良かったと思います。

 

学術大会については、コラムでもまたレポートさせて頂きます。

楽しみにお待ち頂ければと思います。

AAOの外観と林院長の写真

AAO(アメリカ矯正歯科学会総会)2019参加レポート

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

 

5月3日から4日間の日程で、アメリカのロサンゼルスで行われたAAO(American association of Orthodontics:アメリカ矯正歯科学会)に参加してきましたので、レポートいたします。

 

この写真は、学会会場のエントランスでの1枚です。

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多くの先生方がこのボードの前で写真を撮るので、順番待ちをして撮った1枚です。

 

日本橋はやし矯正歯科では最新のデジタル矯正による治療を導入していますが、今回もさらに進化したデジタル技術の最新情報を得ることができ、とても有意義な学会参加となりました。

 

こちらは、長崎大学矯正科  主任教授の吉田教授とともに撮らせて頂きました。

長崎大学矯正科 主任教授の吉田教授と林院長

私が北海道医療大学で准教授として研究活動を行っていたときから大変お世話になった先生です。久しぶりにお会いすることができました。

とても気さくでお話しやすく、研究熱心な吉田教授です。

 

 

この写真はデンツプライ シロナのブースで、元CEOのチャックと。

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そしてマーケティング主任のボブとも記念撮影をしました。

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元CEOのチャックは、オーラメトリックス社がデンツプライ シロナの傘下に入り、引継ぎ等の仕事が終わったということで退任されることになりました。

 

日本橋はやし矯正歯科の開院時には、開院に向けた励ましのコメントをいだきました。

こちらのメッセージは今見ても胸が熱くなり、頑張らなくてはという気持ちが新たになります。

開業に寄せられた声 | 日本橋はやし矯正歯科

 

 

長年、デジタル矯正の普及に向けて精力的に仕事をこなされてきたチャックには感謝の気持ちしかありません。

本当にありがとうございました。

 

 

今後は、デンツプライシロナの新たな体制となりますが、より積極的に協力体制を築き、日本におけるデジタル矯正の発展のために努力していきたいと思います。

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第2回 suresmile ドクタートレーニング

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

 

今回は3月18日から21日まで、4日間の日程で行われました最新のデジタル矯正システム(suresmileシステム)の新規導入施設のドクタートレーニングについてレポートします。

 

 

【日本で導入しやすくなったsuresmileシステム】

 

今回で日本のユーザへの4期目の新規導入トレーニング、日本での本格的なトレーニングとしては2回目となりました。

 

▼日本での1回目のトレーニングの様子はこちらのコラムでご紹介しています。
第1回 suresmile ドクタートレーニング

 

 

この以前まではアメリカ本国で行っていたのですが、昨年から日本での開催となり、日本の先生方にもトレーニングを受けて頂きやすくなりました。

 

日本でトレーニングを受けられることで、これからsuresmileシステムはより一層日本で普及していくことと思っています。

 

 

以前のコラムでもお伝えしましたが、suresmileの開発元であるOrametrix社の親会社がデンツプライシロナ社になりました。

 

▼こちらのコラムで説明しています。
AAO(アメリカ矯正歯科学会総会)参加レポート

 

それから今回が初めてのトレーニングとなり、会場は東京のデンツプライシロナの本社セミナールームで行われました。

 

 

■真剣な先生方の姿勢は刺激にもなります

 

新しく5施設がsuresmileの認定施設となり、トレーニングを行うこととなりました。

 

写真はセミナーの様子です。先生方はみなさんとても真剣です。

 

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私は初日からセミナーを担当し、最終日には特別講演も行いました。

 

 

トレーニングは3日間行われ、基本的なシステムの運用方法から実際の臨床応用まで非常に多くのセミナーが用意され、とても充実したトレーニングとなりました。

 

また4日目は、すでに導入済みの先生方を対象としたsuresmile study clubも同じ会場で開催され、4日間デジタル矯正をレクチャーし続けるということになりました。

 

▼suresmile study clubについてのコラムもぜひ併せてご覧下さい。
suresmile study club!!
suresmile study club 第2回目レポート
suresmile study club 第7回目レポート
suresmile study club 第8回目レポート

 

とても疲れましたが、活発な意見交換をすることができ、非常に有意義で楽しい4日間でした。

 

写真は、study club会長の三林先生と私です。

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三林先生にもとてもお世話になり、大変感謝しています。ありがとうございます。

 

 

■懇親会の時間も有意義で

 

トレーニング後の懇親会の様子です。

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懇親会の時間はリラックスした雰囲気で様々な意見を聞くことができ、とても勉強になりました。


日頃の患者様の治療と並行しての矯正治療技術の向上の活動は大変ですが、とても重要なことですので、これからもデジタル矯正の発展のため、日本のドクターたちと力をあわせて頑張って行きたいと思います。

ご興味のある先生方はぜひご連絡頂ければ嬉しいです。ともに頑張って参りましょう。

術後01

治療期間6ヶ月:上下前歯の凸凹(叢生)のマウスピースによる矯正

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

 

日本橋はやし矯正歯科では、開院当初より「最短6ヶ月の治療期間」で矯正治療が行えることをホームページにてご説明しております。

 

前回は開咬の症例で、部分矯正により6ヶ月で治療が終了した症例をご覧頂きました。

 

▼こちらが前回のコラムです。ぜひお読みください。

治療期間6ヶ月:上下前歯の凸凹(叢生)と開咬の矯正治療例

 

今回ご紹介する症例は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)での矯正治療で、上記同様6ヶ月で治療を行ったものです。

 

※今回の患者様の事例です。実際の治療は個人差がありますのであくまで参考とお考えください。

 

 

【短期間、非抜歯の治療をご希望】

 

この患者様のご来院時の状態は、上下顎前歯に比較的大きな凸凹(叢生)が認められ、これを改善することがご希望でした。

 

▼こちらがご来院された頃の写真です。

術前01 術前02

かなり不揃いになっていて、また上の前歯も出てしまっていることがわかります。

 

そして、この患者様も非抜歯での治療をご希望でした。

 

  • 健康な歯をなるべく抜きたくない
  • 抜歯の際の麻酔に恐怖がある
  • 抜歯した後の不自由さが嫌だ

など、様々な理由で非抜歯での治療をご希望になる患者様は大勢いらっしゃいます。

 

本来は抜歯した方が効率の良い治療であっても、患者様の意志が強ければ、なるべく患者様のお気持ちを尊重しています。

 

※すべてのケースで非抜歯が可能ということではなく、ご希望の歯列に近づけるためには抜歯がどうしても必要な場合もあります。

 

以下が患者様とお話した内容です。

  • 診断:上下顎中等度の叢生、上下顎前歯のわずかな唇側傾斜
  • 治療法:非抜歯、マウスピース型矯正装置による矯正治療(インビザライン)
  • 治療期間:6ヶ月
  • リスク:前歯部のブラックトライアングル、装置による口内炎
  • 副作用:治療中の発音への影響、治療後の凸凹の後戻り

 

非抜歯での治療はやはりディスキング(IPR)が必要なケースが多く、今回もディスキングを行った後にインビザラインを使用する治療を行いました。

 

 

【6ヶ月後に治療が完了しました】

 

▼こちらが、6ヶ月の治療期間後の写真です。

術後01 術後02

歯の凸凹、前歯の咬み合わせの状態が改善され、とても綺麗な歯並びになりました。

  • 叢生の改善とIPRによるスペースの閉鎖 4ヶ月
  • 最終的な歯並びとかみ合わせの微調整 2ヶ月

 

 

【ブラックトライアングルも最小限に抑えました】

 

術前のリスクとして「ブラックトライアングル」の出現がありましたが、最小限に抑えることができました。

▼ブラックトライアングルについてはこちらで説明しています

ブラックトライアングルは、デジタル矯正システムで予測可能に

 

適切な診断と治療方針を基にした矯正治療を行うことで、マウスピース矯正(インビザライン)によりわずか6ヶ月の治療期間でとても効果的な治療が行えることをお分かりいただけたと思います。


今後も、今回の治療例のように医療法の広告ガイドラインに添った適切な形式で、術前術後の症例をご紹介していきたいと思っています。

ipr-3dsimulation

治療期間6ヶ月:上下前歯の凸凹(叢生)と開咬の矯正治療例

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

日本橋はやし矯正歯科では、開院当初より「最短6ヶ月の治療期間」で矯正治療が行えることをホームページにてご説明しております。

 

ここでは実際に6ヶ月で治療が終了した症例をご紹介いたします。

 

※今回の患者様の事例です。実際の治療は個人差がありますのであくまで参考とお考えください。

 

 

【患者様のご希望で非抜歯での治療】

 

この患者様は上下前歯の凸凹(叢生)と前歯が開いていること(開咬)を悩みとされ、これらの改善をご希望されていました。

 

▼ご来院された頃、治療前の写真です。

術前
前歯の全体、特に下が不揃いで、奥歯が閉じているにも関わらず前歯が閉じない「開咬」の状態であることが、この写真からよくわかります。

 

このように「叢生と開咬の両方が見られる場合」は、抜歯を伴う治療になる場合がほとんどです。

 

しかし、この患者様は「健康な歯を抜きたくない」という思いがとても強かったので、歯を抜かないで治療を行うことにいたしました。

 

以下、患者様とお話し合いをした内容です。

  • 診断:前歯部開咬、上下顎前歯のわずかな唇側傾斜、上下顎中等度の叢生
  • 治療法:非抜歯、表側の矯正装置(前歯部のみの部分矯正)による治療
  • 治療期間:6ヶ月
  • リスク:治療中の虫歯の可能性、IPRによる知覚過敏
  • 副作用:治療中の矯正装置による口内炎、治療後の開咬の後戻り

「抜歯をしないことによる副作用の可能性」があることはもちろん患者様に念入りにご説明をして、それでも非抜歯での治療、さらに患者様のご事情により「なるべく短期間で治療を終えたい」とのご意向もあり、その方向での治療となったのです。

 

 

【ディスキングを慎重に行うのが重要な治療】

 

しかし、本来抜歯したほうが良い治療で、このまま歯を並べてしまうことはできません。

そうすると前歯が唇側に傾いてしまい出っ歯になったり、また開咬も治すことが難しくなります。

 

ですので、歯と歯の間を薄いヤスリのようなブレードで削ることで隙間を作り、歯を並べていくこと(ディスキングまたはIPRといいます)が治療において重要な事項となります。

 

▼こちらが実際のディスキングを含めた3Dシミュレーションの画像です。

ipr-3dsimulation

 

矢印で記した、赤枠の部分がディスキングの数値です。かなり細やかな技術が必要となる治療であることがお分かり頂けるでしょうか。

 

これに従い、一本一本の歯を画像で確認しながら、慎重にディスキングを行っていき、そして輪ゴム(顎間ゴム)を併用して咬みあわせを改善していきます。

 

 

【非抜歯で6ヶ月で治療が行えました】

 

▼こちらが治療後の写真です。

術後

歯の凸凹、前歯の空いた状態が改善され、とても綺麗な歯並びになりました。

 

※保定装置(リテーナー:矯正治療後の後戻りを抑える装置)は、裏から細い針金で固定するFixed Retainerを用いています。

 

患者様の

  • 歯を抜かない
  • 治療期間はできるだけ短くしたい

というご要望にできるだけ応えるための治療計画を立てたことでご安心頂き、また、実際に実現したことで患者様には大変満足していただきました。

 

■治療期間の内訳

 

治療期間6ヶ月の大まかな内訳は以下となります。

  • 歯の凸凹の改善:2ヶ月
  • 最終的な咬み合せと配列の調整:4ヶ月

適切な診断と治療方針を基にした矯正治療を行うことで、わずか6ヶ月の治療期間でとても効果的な治療が行えることをお分かりいただけたと思います。


今後も、今回の治療例のように医療法の広告ガイドラインに添った適切な形式で、術前術後の症例をご紹介していきたいと思っています。

術後01

サージェリーファーストの優れた治療効果(2)

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

今回もサージェリーファースト・アプローチによって治療された症例をご紹介します。

 

 

【サージェリファースト・アプローチに力を入れています】

 

当院では、サージェリファースト・アプローチに力を入れています。

サージェリーファースト・アプローチについてはこちらをごらんください。

サージェリファースト・アプローチ | 日本橋はやし矯正歯科

 

サージェリファースト・アプローチとは外科的治療を併用した矯正治療のことを指し、重度な不正咬合に対応できる、治療期間が短くなるなどの多くのメリットがあります。

 

医師との連携が必要であったり、外科的治療による骨の移動などを把握しながらの治療であったりと、矯正治療としての難易度が高いのも事実です。

 

そのため、このサージェリファースト・アプローチはどの矯正歯科医院でも行えるというものではなく、また経験も必要ですが、当院は豊富な経験と実績を誇り、 多くの患者様に選ばれております。

 

コラムでサージェリファースト・アプローチについて説明したのはこちらです。

サージェリーファースト・アプローチに力を入れています

 

より進化したサージェリーファースト・アプローチ

 

サージェリーファースト・アプローチ(SFA)の治療方針の決定方法

 

そして、症例もご紹介しています。

サージェリーファースト・アプローチの優れた治療効果(1)

 

今回も「サージェリーファースト・アプローチの優れた治療効果(2)」として症例をご紹介いたします。

 

※今回の患者様の事例です。実際の治療は個人差がありますのであくまで参考とお考えください

 

 

【前歯の反対咬合、下顎骨の前突感の改善】

 

■重度の不正咬合を非抜歯で矯正する

 

術前の写真です。

 

この患者様は前歯の反対咬合、下顎骨の前突感があり、その改善をご希望され来院されました。

術前01

 

術前02

下顎前突の改善を目的としたサージェリーファースト・アプローチでは、上顎の4番目の歯を抜歯することが多いのですが、この患者様の場合は上顎の歯を抜歯しなくても、手術によって比較的良い位置に下顎の骨を変えることができると判断しました。

 

以下が、無料カウンセリング及び診療においての診断結果やリスク、副作用などです。こういった内容をしっかりと患者様と共有した上で、治療方法を決めていきます。

  • 診断:骨格性の下顎前突、骨格性の反対咬合、下顎前歯の舌側傾斜、上下顎中等度の叢生
  • 治療法:下顎骨の後方移動(下顎枝矢状分割術)
  • 裏側の矯正装置による治療(サージェリーファースト・アプローチ)
  • 治療期間:9ヶ月
  • リスク:治療中の虫歯の可能性、術後の口唇付近の知覚麻痺
  • 副作用:治療中の矯正装置による口内炎、治療後の反対咬合の後戻り

 

 

 

【わずか9ヶ月の治療期間で改善】

 

治療後の写真です。顎の位置や歯並びがとても変わったのがお分かり頂けると思います。

術後01

 

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治療期間は9ヶ月でした。その内訳がこちらです。

  • 歯の凸凹の改善:4ヶ月
  • 最終的な咬み合せと配列の調整:5ヶ月

 

下顎骨の突出、反対咬合の状態が改善され、わずか9ヶ月の治療期間でとても綺麗な歯並びと横顔になりました。

 

このようにサージェリーファースト・アプローチの場合は、治療期間が大幅に短縮されます。

 

適切な診断と治療方針を基にしたサージェリーファースト・アプローチによる治療を行うことで、短い治療期間でとても効果的な治療が行えることをお分かりいただけたと思います。


今後も、今回の治療例のように医療法の広告ガイドラインに添った適切な形式で、術前術後の症例をご紹介していきたいと思っています。

サージェリーファースト・アプローチの優れた治療効果 術後の顔貌写真

サージェリーファーストの優れた治療効果(1)

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

日本橋はやし矯正歯科では、サージェリーファースト・アプローチに力を入れています。

 

 

 

【サージェリーファースト・アプローチは優れた治療法です】

 

顎の骨の変形や顔面非対象などの治療は、外科手術を先に行うサージェリーファースト・アプローチが最も効果的です。

日本橋はやし矯正歯科では、年間50症例以上(平成30年12月現在)のサージェリーファースト・アプローチによる治療を行っています。

 

当院のサージェリファースト・アプローチについてはこちらをごらんください。

 

サージェリファースト・アプローチ | 日本橋はやし矯正歯科

 

また、これまでコラムでも様々な側面からご紹介しておりますので、ぜひお読み頂ければと思います。

 

サージェリーファースト・アプローチに力を入れています

 

より進化したサージェリーファースト・アプローチ

 

サージェリーファースト・アプローチ(SFA)の治療方針の決定方法

 

そして今回から数回にわたり、実際の症例をご覧頂き、サージェリーファースト・アプローチの優れた治療効果についてお話したいと思います。

 

※今回の患者様の事例です。実際の治療は個人差がありますのであくまで参考とお考えください

 

 

【重度の下顎骨の前方位と重度の開咬】

 

今回ご紹介する患者様の術前の写真です。

この患者様は重度の下顎骨の前方位と重度の開咬の改善をご希望され来院されました。

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お口の中の様子です。

右 術前

写真を見ると、その症状のシビアさがよく分かります。

 

 

■診断と治療方針、リスクや副作用など

 

無料カウンセリングから診療を経て、以下の診断と副作用やリスクを患者様にご説明し、治療方法を決めて参りました。

 

  • 診断:骨格性の下顎前突、骨格性の開咬、上顎前歯の唇側傾斜、上下顎中等度の叢生
  • 治療法:下顎骨の後方移動(下顎枝矢状分割術)、上顎両側第一小臼歯の抜歯
  • 裏側の矯正装置による治療(サージェリーファースト・アプローチ)
  • 治療期間:1年
  • リスク:治療中の虫歯の可能性、上顎前歯部の歯根吸収
  • 副作用:治療中の矯正装置による口内炎、治療後の開咬の後戻り

ほとんどの患者様がそうですが、最初は矯正治療だけで完結するとお考えでご来院します。ですが、このように

  • 外科的治療を併用する必要がある場合
  • 外科的治療を併用した方が圧倒的にメリットがある場合

も少なくありません。そのような場合は、患者様にご理解頂けるよう、より一層慎重にお話をさせて頂き、お互いの十分な理解の中で治療を開始します。

 

 

■外科的治療と抜歯で咬み合わせを調整します

 

まずはじめに咬み合わせを調えるため、

  1. 外科的治療で下顎骨を後方へ下げる
  2. 矯正治療で上顎の第一小臼歯を抜歯する

を行いました。

 

そして、通常の矯正治療を行える程度に咬み合わせが改善されて、初めて矯正装置を装着し、その後は矯正治療を行いました。

 

こちらが治療後の写真です。

jutsugo

開咬も、治療前の状態が考えられないぐらいに改善されました。

右 術後

下顎骨の突出、骨が原因の前歯の空いた状態が改善され、とても綺麗な歯並びになりました。

 

 

■サージェリーファースト・アプローチで治療期間も大幅短縮

 

もし仮に、矯正治療のみで治療していた場合であれば治療期間は3年以上が必要なのですが、サージェリーファースト・アプローチの場合は、治療期間が大幅に短縮されます。

 

今回の治療期間は12ヶ月でしたので、サージェリーファースト・アプローチでかなりの期間短縮になりました。

期間の内訳は以下となります。

  • 歯の凸凹の改善:2ヶ月
  • 抜歯した隙間の閉鎖:7か月
  • 最終的な咬み合わせと配列の調整:3ヶ月

外科手術後は骨の内部の血流などが亢進し、歯の動きがとても早くなることが研究により分っています。その効果が非常に良く現れた症例だと思います。

 

適切な診断と治療方針を基にしたサージェリーファースト・アプローチによる治療を行うことで、とても効果的な治療が行えることをお分かりいただけたと思います。


今後も、今回の治療例のように医療法の広告ガイドラインに添った適切な形式で、術前術後の症例をご紹介していきたいと思っています。

2018.12.19

新 マウスピース矯正システム「シュアスマイル・アライナー」パッケージのご紹介です

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

今回は、新しいマウスピース矯正システムであるsuresmile aligner(シュアスマイル・アライナー)についてお話したいと思います。

 

Dentsply Sirona(デンツプライシロナ)がOrametrix社の親会社となったことは以前お話しましたが、このたびシュアスマイル・アライナーが刷新され、より使いやすいシステムとなりました。

 

 

 

同じマウスピース矯正でも、インビザラインと比較したシュアスマイル・アライナーの最大の利点は、

 

歯、歯根、骨のすべてを3Dモデル化し、バーチャルペイシェントと呼ばれる仮想患者を用いて治療計画を立てることができること

 

です。

 

つまり、より安全で効果的な歯の移動を達成することが可能となっています。

 

システムの詳細はあらためてこちらのコラムで解説させて頂きますが、今回は新しくなったパッケージをご紹介します。

 

 

【とても使いやすい、シュアスマイル・アライナーのパッケージ】

 

新しいパッケージはシンプルでスタイリッシュ、そして何より「使い勝手がとても良い」ものになっています。

 

使い勝手が良いというのは、マウスピース矯正の

  • 治療をより効率的に進められる
  • 患者様が分かりやすく治療を続けやすい

という大切な側面がありますので、今回の刷新はとても素晴らしいことだと思っています。

 

 

シュアスマイル・アライナーをオーダーすると、このようなパッケージで届きます。

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マウスピース型矯正装置(アライナー)が入っている箱(左)と、患者様用のキット(右)です。

とても美しいケースになり、デザインもとても洗練されました。

 

 

マウスピースは、ステップごとにパッケージされています。

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それぞれのマウスピース自体にも番号が印字されています。とても使いやすいです。

 

一見地味なようですが、こういう部分が普段の治療に少しずつ影響を与えるので、私はとても重視しています。

 

そしてこちらは、同封されている取り扱い説明書です。

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英語なので、患者様みなさまにお渡しする際に必要に応じてご説明しています。

 

 

 

【患者様用のキットもとても便利になりました】

 

そしてこちらが患者様用キットです。

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男性の素敵な笑顔が印象的なパッケージです。

 

こちらには

  • マウスピースを保管するケース2種類
  • マウスピースの洗浄剤が入った白い箱
  • カラーの解説書

が入っています。

 

 

さらに、患者様に便利なものが付属されたことも画期的です。

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アライナーチューイーと呼ばれるマウスピースの適切な装着のために患者様で咬んでもらう材料と、マウスピースの取り外しを補助するリムーバーも、このキットに入っています。

 

治療に必要なものがすべてひとつにパッケージされ、より便利になったことがとても嬉しいです。


私は“suresmile system”(シュアスマイル・システム)のFaculty Doctorですので、日本で先駆けてこのシステムを導入することができました。

 

この最新のマウスピース矯正でより良い治療をご提供できるように頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします。

施術中-s

レーザー治療器の実際の効果をご紹介します。

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。
今回は、新しく導入したレーザー治療器について、その臨床応用の一例を紹介します。

 

▼レーザー治療器に関してはこちらもご覧ください。

レーザー治療器を導入しました。

 

 

日本橋はやし矯正歯科の患者様の8割以上は裏側矯正を選択されています。

表側から見えないので誰にも気づかれず、日常の社会生活をそのまま送ることができる裏側矯正は、やはりとても人気です。

 

しかし、裏側矯正には独特の難しさがあることも事実です。

 

例えば、表側矯正と比較すると装置を装着する歯の面積が小さいので、そのままでは適切な位置に装置を装着できない場合がまれにあります。

 

 

▼この写真は、装置装着前の上顎の前歯です。

術前-s

丸の部分の歯肉が盛り上がっており、適切な位置に装置をつけることができません。

 

そこで、レーザー治療器を用いて、この部分の歯肉を切除し、歯の面を露出させ、矯正装置をセットすることにしました。

 

▼レーザー治療器に関してはこちらもご覧ください。

レーザー治療器を導入しました。

 

 

▼まずは切除を行う部位に麻酔をします。

麻酔後-s

麻酔をすると写真のように歯茎の色が白くなります。

これは、毛細血管が収縮することによる「貧血帯」と呼ばれる現象が出現した状態です。

 

▼実際の施術の様子です。レーザーを使用しています。

施術中-s

このようにレーザーで歯茎を切除すると全く出血が起こりません。

 

メスなどで切開すると大量に出血してしまい、すぐに装置を装着することができません。

しかし最新のレーザー治療器は出血を起こさず組織を切除できるので、その場で矯正装置を装着することができます。

 

 

▼歯茎を切除した状態です。

施術後-s

このように綺麗に歯の面を露出させることができました。

これで適切な位置に装置を装着することができます。

 

 

▼装置を装着した直後がこちらです。

装着後-s

裏側矯正は装置の正確な位置づけがとても大切です。

レーザーを用いて歯茎を切除したことで、このように一番良い位置に、迅速に装置を装着することができました。

 

レーザー治療器は治療中及び日常生活での患者様の身体的な負担が少なくなる素晴らしいものだと感じております。

日本橋はやし矯正歯科では最新の技術と機器でより良い治療を提供できるよう、日々努力を重ねております。

ご興味のある方はぜひご連絡ください。カウンセリングは無料です。

suresmileのfaculty doctorに選ばれた記事のsuresmileに掲載された林院長紹介ページ

suresmile systemのFaculty Doctor として正式発表されました。

こんにちは、日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

 

今回は私が、日本橋はやし矯正歯科で運用している“suresmile system”のFaculty Doctor(教育する立場にあるドクターという意味合いです)として正式に発表されましたのでご報告させていただきます。

 

 

 

suresmile systemを開発・運用しているOrametrix社の親会社がDentsply Sirona(デンツプライシロナ)となったことは以前のコラムでご報告いたしました。

 

▼こちらのコラムで説明しています。

AAO(アメリカ矯正歯科学会総会)参加レポート

 

 

そしてこのたび、Dentsply Sironaから正式にFaculty Doctorとして認定され、国際的なウェブサイトで発表が行われました。

suresmileのfaculty doctorに選ばれた記事のsuresmileのウェブサイト これが新しいsuresmileのウェブサイトです。

とても洗練されたデザインで、システムの先進性をとても良く表現しています。

 

▼suresmileの公式サイト

suresmileu – suresmileu

 

 

ABOUTからFUCALTYに進んだページに、このようにFaculty Doctorの一覧が掲載されています。

suresmileのfaculty doctorに選ばれた記事のsuresmileに掲載されたドクター一覧

ここに世界で活躍するsuresmile doctorとともに私が紹介されています。

 

各ドクターをクリックすると、その詳細を見ることができます。

suresmileのfaculty doctorに選ばれた記事のsuresmileに掲載された林院長紹介ページ

 

私のバイオグラフィーはこのように紹介して頂いています。

 

 

日本で最初のFaculty Doctorとして正式な発表となったことは大変光栄なことですが、責任ある立場として一層身が引き締まる思いです。

 

 

これからも日本を代表して、新しいデジタル矯正を世界の仲間とともに広めていきたいと思っています。

 

 

 

年に一度、ほとんどすべてのFaculty Doctorがアメリカの本社に集まってミーティングを開催しています。

 

今年も参加予定ですので、またここでご報告させて頂きます。