みなさんこんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。
私のクリニックで行っている3Dデジタル矯正の中心的なシステムのひとつである suresmile 。このシステムの年に一度の学会が、カリフォルニア州ロサンゼルスで開催されました。
一年ぶりの conference の参加になりましたが、いろいろなことを学ぶことができ、大変有意義な出張となりました。
今回と次回の2回に分けて、 conference のレポートをしたいと思います。
【ロスのハイアット リージェンシーで開催されました】
Conference の会場となったのは、ロサンゼルスの「ハイアット リージェンシー センチュリー プラザ」。1966年に建てられた由緒あるホテルで、2度のグラミー賞の授賞式が行われたことでも知られています。
写真右側は宿泊した部屋からの景色。美しいロスの風景を臨むことができました。
このホテルは今回の suresmile conference 後に、大規模な改修工事のために一時的に閉鎖されるそうなので、そういう意味でも貴重な体験となりました。
【Digital Lab Consultation】
まず初日には「デジタル・ラボ・コンサルテーション( Digital Lab Consultation )」に参加しました。
Suresmile システムは OraMetrix 社が提供する新しいデジタル矯正システムで、その技術は日々進化しています。もちろんユーザー側(私たち矯正歯科医)も、その効率的な使い方や新しい機能をマスターしていかなければなりません。
ですので conference では、ソフトウェアの使い方や運用面での問題点などを直接 Digital Lab の技術者とディスカッションする機会が設けられています。
写真は、 consultation の様子。
写真左奥が、Orametrix の「クオリティ・コントロール・スーパーバイザー( Quality control supervisor )」を勤める Adrian 。
彼は私からのオーダーを担当することが多く、普段はオンライン上でのやり取りを行っていますが、この日は対面で話をします。
今回は、3Dモデルのアップデートに関しての不具合を解消、運用上の問題点が解決できました。
このように、技術者とユーザーが直接話をできる機会を設けることで、 OraMetrix は、よりよいサービスを提供することを心がけている企業だということが改めて認識できました。
【ウェルカムパーティで親交を深めます】
翌日から本格的な講演が始まりますので、この日はウェルカムパーティが行われました。親交のあるドクターたちと久しぶりに話すことができ、とても楽しい時間を過ごせました。
日本橋はやし矯正歯科の開業祝いのメッセージと素敵な記念品を送ってくれた Ed Lin 先生と久しぶりにお話しすることができました。
Lin 先生は、アメリカの Green bay で2医院を運営されており、 suresmile システムをとても効率的に運用されています。とても学ぶところが多く、毎回とても勉強になります。
さて、アメリカの学会は朝早く始まります。明日の最初のセッションは朝の8時30分からです。
時差ボケしてはいられませんので、早めに就寝し明日からのセッションに備えることにしました。続きは次回レポートします。