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アライナー矯正(マウスピース矯正)とワイヤー矯正の違い-6選

2022/06/14 10:38:10
マウスピース矯正とワイヤー矯正

矯正治療を検討している人の中には、矯正中に装着するワイヤーが目立つことが気になるという人もいるのではないでしょうか。

最近では、従来のワイヤー矯正治療だけでなく透明で目立たないアライナー矯正(マウスピース矯正)を選択する人も増えています。

 

この記事では、アライナー矯正(マウスピース矯正)とワイヤー矯正の違い、アライナー矯正の治療の流れや注意点などを解説します。

矯正治療を検討している人はぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

【アライナー矯正とは】

アライナー矯正は透明なマウスピース状の装置を付けて矯正する方法なので、マウスピース矯正とも言われています。

従来のワイヤー矯正と比較して周りに矯正治療をしていることが分かりにくいことが特徴です。

また、ワイヤーに食べ物が引っかかるなどの心配もないため、不快感や異物感もおさえられます。

 

しかし、アライナー矯正(マウスピース矯正)は、全ての歯並びに効果的というわけではありません。

自分の歯並びがアライナー矯正の治療に適しているかを歯科医師に確認しておく必要があります。

 

 

【アライナー矯正(マウスピース矯正)とワイヤー矯正との違い】

 

アライナー矯正(マウスピース矯正)とワイヤー矯正は見た目や痛みなどいくつかの違いがあります。

アライナー矯正とワイヤー矯正の主な違いは以下の通りです。

 

アライナー矯正 ワイヤー矯正
見た目 装置が透明であるため目立たない 表側矯正は装置が目立つが裏側矯正であれば見えない
痛み 比較的少ない 最新のデジタル矯正の場合は比較的少ない
メンテナンス性 アライナーを取り外しできるためメンテナンスしやすい 装置の取り外しができないため歯みがきをしっかり行う必要がある

治療費の目安
※クリニックによっても異なります

70~110万円程度(全体的に矯正するケース)
50万円程度(部分的に矯正するケース)
100万程度(表側)
140万円程度(裏側)
治療期間の目安
※歯並びの症状によっても異なります
 1~2年程度(全体的に矯正するケース)
6カ月~1年6カ月程度(部分的に矯正するケース)
1~3年程度(表側・裏側共通)
適応できる範囲 歯並びの症状や骨格によっては適応できないケースもある デジタル矯正ではほぼすべての症例に対応可能

それぞれのメリット・デメリットについては、次項で詳しく解説します。

 

 

【アライナー矯正(マウスピース矯正)のメリット】

 

アライナー矯正(マウスピース矯正)の大きなメリットとして装置が目立ちにくいことが挙げられます。

人前に出る仕事や矯正治療をしていることを周りに気づかれたくないという人でも安心です。

 

衛生的で痛みが比較的少ないことや金属アレルギーの人でも安心して治療できることもメリットです。

取り外しができるアライナー(マウスピース)は、歯みがきをしやすいため虫歯や歯周炎になりにくいでしょう。ワイヤー矯正よりも装着時の痛みや異物感も比較的少ないです。

 

また、装置の材料には金属が含まれていないため、金属アレルギーが心配な人でも安心して矯正治療を進められます。

 

 

【アライナー矯正(マウスピース矯正)のデメリット】

 

アライナー矯正(マウスピース矯正)の主なデメリットとして自分自身で装着時間を管理しなければならないことが挙げられます。

アライナー(マウスピース)を装着する時間は1日あたり22時間以上が好ましいです。

装着時間が足りないとしっかり歯を動かせないため充分な効果が得られません。

たとえ違和感があっても、必要以上に取り外さないように注意が必要です。

 

また、アライナー矯正(マウスピース矯正)はどんな歯並びでも対応できるわけではありません。

たとえば、抜歯が必要な矯正治療や前歯の重なりが大きすぎる歯並びなどは不得意です。

アライナー矯正(マウスピース矯正)が自分の歯並びに適しているのかを確認する必要があります。

 

 

【ワイヤー矯正のメリット】

 

基本的にどんな歯並びでも適応できることがワイヤー矯正の大きなメリットです。

マウスピース矯正では適応できない口元を大きく変える治療でも、ワイヤー矯正ならあきらめずに治療を進められる可能性があります。

 

たとえば、抜歯が必要な矯正治療の場合、抜いた歯の部分の隙間を埋めるために歯を大きく移動させることも可能です。

また、マウスピース矯正よりも歯の移動速度がやや早いため治療期間を短縮できる可能性があります。

 

ワイヤー矯正は従来から行われている矯正方法で、多くの症例があるため安心して治療できることもメリットといえるでしょう。

 

 

【ワイヤー矯正のデメリット】

 

基本的なワイヤー矯正は、歯の表面に矯正ブラケットを装着するためどうしても矯正装置が目立ちます。

装着していることが分からない裏側矯正もありますが表側矯正よりも比較的割高です。

 

また、ワイヤー矯正は、一本一本の歯にブラケットを装着するためブラケットと歯の隙間などに食べカスが詰まりやすく歯をみがきに時間をかける必要があります。

歯のみがき残しは虫歯になるなど口腔内のトラブルを引き起こす原因となるため注意しましょう。

 

ワイヤー矯正では装置を調整した日から3日間程度は痛みが続くことがあります。その後の痛みは1週間程度で治まります。

 

 

【アライナー矯正(マウスピース矯正)の治療の流れ】

アライナー矯正の治療の流れ

アライナー矯正(マウスピース矯正)はどのように進められていくのか気になる人もいるでしょう。

治療の内容や流れは矯正歯科やクリニックによって異なります。ここでは、一般的なアライナー矯正(マウスピース矯正)の流れを紹介します。

 

1.初診・歯科矯正相談

 

まずはクリニックに初回カウンセリングの予約をしましょう。

予約はネット上から可能なクリニックが多いです。

クリニックに来院したら歯科医師による初診を受けます。クリニックによっては無料カウンセリングが受けられることもあります。

日本橋はやし矯正歯科では無料のカウンセリング時にCT撮影を行いより詳細な診断行っています。

 

口腔内の診察として歯並びやかみ合わせだけでなく、虫歯や歯周病などの問題がないかも確認していきます。

治療方法や費用の目安、歯についての悩みなど気になることがあれば、初診で相談や確認をしておくと安心です。

 

2.精密検査・分析

 

初診を受けて治療することが決まった後、歯科矯正の治療計画を立てるための口腔内の精密検査と分析を行います。

精密検査の主な内容は、顔写真や口腔内の写真、レントゲン写真の撮影などです。

 

初診時よりもさらに詳しく、口腔内の状態や歯の表面、裏側などさまざまな角度から歯並びをチェックしていきます。

精密検査後は検査結果の分析です。

分析はコンピュータによるデータ解析が行われるケースもあります。

歯並びやあごの形などの問題点を見つけてより適切な治療方法を検討していきます。

日本橋はやし矯正歯科では、患者様ごとの3Dモデルを作成し、歯、歯根、骨の情報から最適な治療計画を提案することが出来ます。

 

3.歯科矯正前診断・治療計画

 

精密検査の分析結果を元に、歯並びの症例に適切な治療方法を選択し治療計画を進めていきます。

 

治療計画に同意するとアライナー矯正(マウスピース矯正)を行うための治療計画が発注されます。

治療計画の発注後にキャンセルをした場合、キャンセル料が発生する場合があるため、発注前にしっかりと確認しておくことが大切です。

 

1カ月程度で治療計画が完成します。

その際に完成した治療計画を確認させてもらうと安心です。

治療計画を確認する場合は再診療などの費用がかかることがあります。

しかし、治療計画を確認しておくことで大まかな治療の流れが把握できるため治療に向けての心構えができるでしょう。

 

日本橋はやし矯正歯科では最新のSureSmile Aligner(シュアスマイル・アライナー)と呼ばれるマウスピース矯正システムを用いた治療を行っております。

治療計画の見える化を行い、ゴールを患者様と共有することで安心して治療を受けていただくことが出来ます。

 

4.アライナー(マウスピース)の発注・治療開始

 

治療計画の完成後にアライナー(マウスピース)の発注をします。アライナー(マウスピース)は3-4週間程度でクリニックに届きます。

アライナー(マウスピース)がクリニックに届いたら治療を開始していきます。

 

まずは、動的治療と呼ばれる歯を動かすための治療を行い、歯並びや咬み合わせの改善をしていきます。

1〜2カ月毎に歯科医院やクリニックに通院して歯の動きや矯正装置が適合するかなどの確認を行います。

症例にもよりますが、約1〜2年程度の通院期間を経て治療を行うケースが一般的です。

 

5.保定・メンテナンス

 

歯を動かして歯並びや咬み合わせを改善できたら矯正装置を取り外し、保定やメンテナンスを行います。

アライナー(マウスピース)で理想的な位置に歯を動かしても、何もしないままだと歯が自然に治療前の位置に戻ろうとしてしまいます。

したがって、歯の周りの組織が安定するまで保定装置の装着が必要です。

 

保定装置の装着期間は、初診時の歯並びの症状によって異なりますが、2-3年間程度の保定を行うことが一般的です。

また、保定期間中や保定終了後は3-6カ月毎を目安に歯のメンテナンスを受けるようにしましょう。

 

 

【アライナー矯正(マウスピース矯正)での失敗例】

 

矯正装置が目立ちにくくメンテナンスもしやすいアライナー矯正ですが失敗例もあります。

 

前述したようにアライナー矯正(マウスピース矯正)には向かない症状があります。

しかし、担当の歯科医師が適応症状の判断を間違えたり、矯正治療の技術や経験が不足していたりした場合、なかなか歯並びがきれいに治らないといった失敗例も少なくありません。

 

理想的な歯並びにならなかった上に治療費の請求をされた、追加の治療費を請求された、多額のキャンセル利用を請求されたというようなリスクも避ける必要があります。

 

そこで、次項でアライナー矯正でのトラブルを避けるための注意点について解説していきます。

 

 

【アライナー矯正(マウスピース矯正)での注意点】

 

アライナー矯正(マウスピース矯正)に関するトラブルを避けるために注意しておきたいことを解説します。

アライナー矯正(マウスピース矯正)を希望する際は、理想的な歯並びを手に入れるためにも注意点をしっかりと確認しておきましょう。

 

■アライナー矯正(マウスピース矯正)で効果が出るか確認する

 

前述したように、アライナー矯正(マウスピース矯正)では歯の移動が大きい症例には適用が難しい場合があります。

具体的には、著しい前突のある前歯や骨格のずれが大きい症例、ねじれた歯を大きく回転させる必要がある症例などには上手く適用できない可能性があります。

 

また、アライナー矯正(マウスピース矯正)で治療を始めたものの、予定した効果が得られない場合はブラケット装置などに切り替えて治療することになるかもしれません。

 

そうならないためにも、アライナー矯正(マウスピース矯正)を行う前に歯科医師による適切な診断を受け、アライナー矯正(マウスピース矯正)でどの程度の効果が期待できるのかなどをしっかりと確認しておく必要があります。

 

■治療計画に納得した上で治療に臨む

 

治療を開始してからのトラブルを防ぐためにも、歯科医師に治療計画を共有してもらい、治療費の内訳やキャンセル時の清算方法、治療によって起こり得るリスクなどを確認しておきましょう。

 

治療を受ける際は、治療に関する確認事項に納得をした上で同意しなければなりません。

治療に関する確認事項は、後から見直せるように口頭だけでなく文書化したものを入手しておくと安心です。

 

また、治療期間中に転勤の可能性が考えられる場合、転院した際の医療費の精算方法についても確認しておくといいでしょう。

 

 

【アライナー矯正の症例】

アライナー矯正(マウスピース矯正)に適応できる治療にはどのようなものがあるのでしょうか。一般的な症例と治療方法を紹介します。

 

①歯のかみ合わせの不具合

 

正常な歯並びでは上の前歯は下の前歯に覆い被さる状態です。

上下の前歯がぶつかり合っており上の前歯が下の前歯に被さっていない症例もアライナー矯正(マウスピース矯正)を行えます。

この場合、正常な歯並びの人よりも奥歯が傷みやすいため、審美面だけでなく歯の健康のためにも矯正治療が必要です。

 

前歯部だけの治療で改善可能なケースは少なく、ほとんどの日本人の症例では全体矯正での治療が推奨されます。

綿密に設計された治療計画を基に治療を行うことで非抜歯治療であれば治療期間は1-1年半ほどです。

 

②すきっ歯

 

すきっ歯は、歯と歯の間に隙間ができている歯並びのことです。

医学的には空隙歯列(くうげきしれつ)と言います。

審美的な問題以外にも歯の隙間に食べ物が挟まることで虫歯や歯周病の原因になる、歯の隙間から空気が漏れて発音しにくいなどのデメリットがあります。

 

すきっ歯でも比較的軽度な症状の場合はアライナー矯正(マウスピース矯正)が可能です。

治療期間は1~2年程度が目安となります。

ただし、歯磨きが不完全な状態で装置を着用すると虫歯や歯周病リスクが高まるため、念入りに歯磨きを行う必要があります。

 

 

【まとめ】

 

アライナー矯正(マウスピース矯正)を考えている方は、必ず自分の歯の症状がアライナー矯正(マウスピース矯正)が適用できるのかを診察してもらうことが大切です。

矯正をしていることが気づかれにくく、表側のワイヤー矯正に比べて目立ちにくいアライナー矯正できれいな歯並びを目指しましょう。

 

日本橋はやし矯正歯科ではデジタル矯正システムを採用しています。

歯の根本やあごの骨を立体的に映像化し、口腔内の状態をより細かく分析した上で丁寧に矯正治療を行います。

歯の矯正治療を考えている方はぜひご相談ください。

 

また、日本橋はやし矯正歯科では最新のSureSmile Aligner(シュアスマイル・アライナー)と呼ばれるマウスピース矯正システムを用いた治療を行っております。

治療計画の見える化を行い、ゴールを患者様と共有することで安心して治療を受けていただくことが出来ます。

日本橋はやし矯正歯科
院長 林 一夫

ドクターの紹介

日本矯正歯科学会認定医
日本矯正歯科学会指導医
日本顎関節学会専門医
日本顎関節学会指導医
デンツプライシロナ公認 SureSmile/Adance/Orhto/Aligner ファカルティ・ドクター/インストラクター・ドクター

経歴

1995年 北海道医療大学歯学部卒業
1999年 北海道医療大学大学院歯学研究科歯学専攻博士課程修了・学位取得
1999年 海道医療大学歯学部矯正歯科学講座 助手
2003年 アメリカ・ミネソタ大学歯学部口腔科学科 客員研究員
2006年 北海道医療大学歯学部矯正歯科学講座 講師
2007年 北海道医療大学歯学部口腔構造・機能発育学系歯科矯正学分野 講師
2007年 北海道矯正歯科学会 理事
2008年 アメリカ・ノースカロライナ大学歯学部矯正科 客員教授
2008年 北海道医療大学歯学部口腔構造・機能発育学系歯科矯正学分野 准教授
2011年 Digital Orthodontics 研究会 副会長
2015年 日本橋はやし矯正歯科 開院
2018年 K Braces矯正歯科原宿駅前 総院長就任
2021年 日本デジタル矯正歯科学会 副会長就任
2002年 11月 日本矯正歯科学会認定医(第2293号)
2007年 8月 日本矯正歯科学会指導医(第608号)
2013年 5月 日本顎関節学会専門医(第343号)
2013年 5月 日本顎関節学会指導医(第208号)