こんにちは。日本橋はやし矯正歯科スタッフです。
矯正治療のご相談を受ける中で「矯正治療って痛いって聞いてるんだけど…」という質問を頂くことが少なくありません。
半年から場合によっては1年以上の治療でずっと痛い?そんなことはないです!矯正治療に伴う痛みは一時的なものです。
今回は矯正治療中の痛みについてご説明しましたので、よく読んで頂ければと思います。
目次
歯が動くとどうしても痛みがあります
歯が動く時に痛む
矯正治療中に痛みが発生するのは、主に「歯が動く時」です。
動かしている歯が全体的に、少し押し出されるような、もしくは締め付けられるような鈍い痛みが発生します。
歯どうしがぶつかって痛む
矯正治療の期間中は、歯がとてもダイナミックに動きます。
そのため、これまで当たっていなかった歯どうしが一時的にぶつかってしまうことがあり、その部位では強い痛みが発生することもあります。
ただしこれは、治療が経過すれば歯が適切な場所に移動しますので、その後は痛みは無くなります。
装置が当たって痛む
噛み合わせが深い場合などは装置が前歯と当たってしまうことが多く、その部位にも痛みが出ることがあります。
装置などによる痛みもあります
矯正装置のワイヤーが飛び出してしまい、口の中の粘膜に当たったりして痛みが出ることがあります。この場合はワイヤーを適切に切断、または曲げることで痛みを回避します。
また裏側矯正の場合は、舌に装置が当たり、痛みが出ることがあります。
この場合は、矯正装置をギシグーなどで覆うことで痛みを緩和します。
▼ギシグーについてはこちらをご覧ください
ギシグーは裏側矯正の強い味方!
その他、日頃気をつけたいこと
硬い食べ物は気を付けましょう
矯正を始めたばかりの頃は硬い食べ物はできるだけ避けましょう!
歯自体の痛みはもちろん、矯正装置に食べ物が挟まってしまうとこれも痛みの原因となります。
▼食べ物についてはこちらをご覧ください
矯正中に気をつける食べ物について。硬いのNG!!
歯磨きは絶対に行いましょう
また「痛むのが嫌だ」からと歯磨きが遠慮がちになってしまう方もいらっしゃいますが、虫歯の大きな原因となりますので歯磨きは絶対に行いましょう!
▼こちらで歯磨きの説明をしています!
矯正体験レポート第二回:矯正中の歯磨き3つのポイント!
痛み止めに注意しましょう
原則として痛みは慣れて頂く必要がありますが、場合によっては痛み止めを服用していただくことももちろんあります。
ただし、痛み止めの種類によっては「歯の移動を遅らせてしまう」ものもありますので、服用前に必ず先生に相談してくださいね。
デジタル矯正システムは比較的痛みが少ないです
痛みは治療の段階でワイヤー交換をした後に発生することが多いのですが、デジタル矯正システムはワイヤー交換の回数が少ないので、その分痛みが発生するタイミングが減ります。
また、ニッケルチタン合金を用いたワイヤーが多いので、歯にかかる力が小さいのも特徴。強引に歯を移動することが少なければ、その分痛みも少なくなります。
ですので、デジタル矯正システムは比較的痛みが少ない治療法であるとも言えます。
今回はよく頂く「痛みについての質問」へのご回答をまとめてみましたが、いかがでしたか?
実際の患者様の疑問を解決したいと思っておりますので、分からない、知りたいことなどありましたらぜひご連絡ください!
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