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新しく導入した歯科用ユニット Kavo社製 ESTETICA E50

新しい診療台(歯科用ユニット)を導入しました!

こんにちは!日本橋矯正歯科スタッフです。

 

おかげさまで数多くの患者様にご来院頂き、ブログの更新が少々滞っておりました(汗)。

「ブログは?」って聞かれてしまったこともありますが、これからまた、日本橋はやし矯正歯科の様々な出来事や、矯正治療についてのお話、よくあるお悩みなどをご説明させて頂きたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

新しい診療台(歯科用ユニット)を導入しました

 

今回は新しい歯科用ユニットが導入されましたので、そのご報告です。

診療室にぴったりと合ったデザインの、また快適な座り心地のユニットです。

 

▼Kavo社製 ESTETICA E50 です。

新しく導入した歯科用ユニット Kavo社製 ESTETICA E50

初めて導入しましたが、使用感はとっても良いものです!

 

施術する側(歯科医や歯科衛生士)にとっては、とてもスムーズに手際よく行える設計になっており、そのために患者様にはより負担も少なくなります。

 

設備をよりよくしていくということは、より良い治療の提供には欠かせない。それが日本橋はやし矯正歯科の考え方なのです。

 

設備はどんどん進化しておりますので、そういった視点でクリニックを見てみるのも面白いかもしれませんね。

 

また、今までは3台体制で診療を行ってきましたが、1台増えて4台体制で診療を行うことができますので、よりスムーズなご案内が可能になりました。

 

 

 

他にも新しくしました!

 

歯科用ユニット以外にもいろいろなアイテムが新しくなっています。

 

▼レントゲン室のチェアも新しくしました。

ハーマンミラー社のイームズシェルチェア

こちらはハーマンミラー社のイームズシェルチェアです。クリニックのデザインにマッチし、また自然な曲線が優れた座り心地を作り出します。

 

▼紙コップも新しいデザインにしました。

新しい紙コップ

こちらは「H」のロゴが入ったものを偶然発見し、せっかくだからと「はやし」のHに引っ掛けて導入(笑)。

 

院長の林先生の遊び心ですが、こんな余裕も楽しいものです。

 

これからも明るく楽しく、より良い治療を行ってまいりますので、どうぞみなさま、よろしくお願いいたします!

Elemetrix導入 1day セミナーのご案内

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

 

何度かこのコラムで紹介させていただきました、新しいデジタルソリューションであるelemetrixの導入・普及に向けて、1dayセミナーを開催することが決まりました。

パンフレットはこちらです。

パンフレット -02

 

▼ここからダウンロードできます
elemetrixパンフレットpdf

 

▼株式会社ヨシダさまのサイトはこちら
https://www.yoshida-dental.co.jp/

 

elemetrix については、2月にもセミナーを行っており、そのレポートをこちらにアップしておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。

 

▼2月のセミナーの様子です
【2月20日開催】elemetrix セミナーレポート

 

 

セミナー参加概要について

 

【日時】平成29年7月13日(木)午前9時~午後5時
【会場】株式会社ヨシダ本社3階会議室
【定員】20名
【参加対象】矯正臨床経験をお持ちの歯科医師、矯正歯科に携わる歯科衛生士、歯科技工士の方

 

▼詳しくはこちらの資料をご覧ください。
elemetrixセミナー申込用紙pdf

 

 

elemetrixとは

 

▼詳しくはこちらの資料をご覧ください。
elemetrixパンフレットpdf

 

当日は私が、メインのインストラクターを勤めます。

今から準備が大変ですが、ぜひ成功させてより多くの患者様がこの新しい技術で治療される機会が増えるように頑張りたいと思います。

 

いよいよ本格的なデジタル矯正の時代が始まろうとしています。セミナーのレポートについても、このコラムでも随時報告させていただきます。

KAOMS歓迎レセプションの記念写真

第58回 韓国口腔外科学会(KAOMS)で特別講演を行いました

みなさんこんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

 

今回のコラムは、韓国で開催されました口腔外科学会(Korean Association of Oral and Maxillofacial Surgeons:KAOMS)で特別講演を依頼され、サージェリーファースト・アプローチに関する講演を行って来ましたので、レポートしたいと思います。

KAOMSオフィシャルサイト

 

4月の21日、22日の2日間、韓国の扶余(ブヨ)で行われました。金浦空港から車で2時間半ほどかかるためなかなか大変なドライブでしたが、前日の深夜に到着しました。

 

今回の会場はロッテリゾートホテル・ブヨです。

 

講演会の宿泊先のロッテリゾートホテル

 

とてもきれいで、伝統と革新を兼ね備えた、特徴的な建物のホテルです。

 

企業の展示ブースも充実していました。

 

講演会の企業展示ブース

 

いずれの企業も、新しい器材や材料を展示しており、今後の口腔外科の進展を期待できる内容ばかりでした。

 

私は、リラ・クラニオフェイシャルクリニックの菅原先生とともに、サージェリーファースト・アプローチに関して金曜日と土曜日の2回、特別講演を行いました。

 

講演の模様です。

 

日本橋はやし矯正歯科 林院長の公演の様子

 

諸外国からも多くの先生方が参加者され、真剣な表情で私の講演を聞いていただきました。また、日本や台湾からも多くの先生方が参加され、講演を行われていました。

 

講演後には、座長の先生から感謝状を頂きました。

 

公演の後に感謝状を受け取る様子

 

金曜日の夜には、歓迎レセプションが行われました。

KAOMS歓迎レセプションの記念写真

各国の新しい技術と知識を持つ先生方とのさまざまな交流はとてもためになりますし、良い刺激になりますので、レセプションはとても大切だと思います。

 

一緒に2回の特別講演を行った、リラ・クラニオフェイシャルクリニックの菅原先生と私です。菅原先生も素晴らしい技術を持つドクターです。

 

リラ・クラニオフェイシャルクリニックの菅原先生と日本橋はやし矯正歯科の林院長

 

今回、このような国際的な学会で特別講演を行わせていただけてことにとても感謝しています。韓国の先生方にもとてもお世話になりました。本当にありがとうございました。

 

サージェリーファースト・アプローチの有効性を多くの先生方と議論することができ、とても勉強になる学会でした。今後も患者さんのために新しい技術を基にした治療を提供できるようにがんばって行こうと思います。

リラ・クラニオフェイシャル・クリニックの手術室

より進化したサージェリーファースト

みなさんこんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

 

以前のコラムで、日本橋はやし矯正歯科では新しい外科的矯正治療 “サージェリーファースト・アプローチ (SFA)” に力を入れていることをお話しましたが、今回はその第二回目のコラムとして、多くの患者さまから質問を受けることがある外科手術について、より詳しくお話したいと思います。

 

▼こちらで詳しく説明しています
サージェリーファーストについて | 日本橋はやし矯正歯科

 

▼第一回目のコラムも併せてご覧下さい
サージェリーファースト・アプローチに力を入れています

 

 

 

日本で多いサージェリーファースト・アプローチの患者さまタイプ

 

日本人の患者さまのサージェリーファースト・アプローチでは、下顎前突(下顎の骨が前方に突出している状態)の治療を行うことが比較的多く、私のクリニックでも下顎前突の患者様が一番多くいらっしゃいます。

また比較的軽度の顔面非対称(正面から見てあごが左右どちらかに曲がっており、顔が歪んでいる状態)の場合は、下顎前突と同様に下あごの外科手術のみで治療を行うことが可能な場合があります。

 

このような場合、従来の手法では手術後の入院が必要でしたが、それが患者さまにとって、治療への大きなハードルとなっていました。

 

 

 

外科手術に踏み切れない様々なハードル

 

ところが、これまでの外科的矯正治療には様々なハードルがあり、外科手術に踏み切れない患者さまも数多くいらっしゃいました。

 

1週間ほどにわたる入院期間

 

入院期間は1週間程度を要することが多いので、お仕事が忙しい方はなかなか外科手術を行う決断が出来ないことがあります。

 

口を開けられない不便さ

 

また、外科術後に顎間固定といって上顎と下顎を完全に固定し、一定期間口があけられない状態が続くため、手術を躊躇される患者さまもいらっしゃいます。

 

術後の「腫れ」の可能性

 

さらに、手術後にアゴの周辺が長期間腫れてしまうことも少なくなく、人前に出ることがはばかられてしまう方もいらっしゃいます。

 

このような問題をできるだけ解決し、より多くの方に必要とされる手術を受けて頂けるようにしました。

 

 

 

入院が不要の “Day Surgery”

 

日本橋はやし矯正歯科では、リラ・クラニオフェイシャル・クリニックと提携し、前述した問題点を解決できるサージェリーファースト・アプローチによる治療を積極的に行っています。

 

まず下顎のみの外科手術であれば、入院を必要としない “Day Surgery” を行っています。つまり日帰りでの外科手術ということです。

 

手術後、回復室で4-5時間経過を観察し、問題がなければそのまま帰宅することが可能です。

 

リラ・クラニオフェイシャル・クリニックのサイトも併せてご覧ください。

 

写真は、リラ・クラニオフェイシャル・クリニックの手術室と回復室です。

 

▼こちらが手術室です。

 

リラ・クラニオフェイシャル・クリニックの手術室

 

▼術後に安静にして頂くための回復室がこちらです。

 

リラ・クラニオフェイシャル・クリニックの手術室

 

 

 

口を動かせるから安心です

 

また、上あごと下あごを口が開かないように完全に固定してしまう顎間固定は行いません。新しい技術を用いて手術で動かした顎の骨同士をプレートでしっかり固定できます。

 

輪ゴムなどで弱い力をかけながら骨の位置関係を保つように処置することはありますが、顎間固定することはありません。

24時間が経過した以降には顎を動かすことが可能となり、食事もやわらかいものであれば通常どおり行うことが可能です。

 

術後の「腫れ」を防ぎます

 

さらに、この顎を動かすということが術後の腫れを抑える事にとても有効に働きます。また腫れを積極的に抑える処置も併用しますので、術後の腫れもかなり軽減することが可能になっています。

 

お仕事への支障も最低限になります

 

患者さまの中には、金曜日に手術を行い、土曜日と日曜日を回復期間に当て、月曜日から出勤される方もいらっしゃいます。

 

マスク等を着用すれば問題なく出勤できることがほとんどですし、普通に会話もして頂けますので、お仕事に大きな支障はありません。


このように、日本橋はやし矯正歯科では、サージェリーファースト・アプローチを用いた外科手術後の患者様の負担を、可能な限り軽減する努力を行っております。

また術後の矯正治療も、デジタル矯正により治療期間の大幅な短縮が可能になっています。

今まで、外科手術を受けるかどうか悩んできた皆さまに最良の治療を提供できる環境が整っております。どうぞ一度、カウンセリングをお受けいただければと思います。

suresmile study club 第7回目レポート

みなさんこんにちは。日本橋はやし矯正歯科の林 一夫です。今回は、先日行われました第7回 sursmile study clubについてレポートいたします。

 

3月13日、銀座にありますASOインターナショナルのセミナールームをお借りして、第7回目のsuresmileセミナーを行いました。

 

今回は、ほぼ全国すべてのsuresmile doctorが参加して開催することができました。

 

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日本で、最先端レベルの歯科矯正を提供するドクターたちです。

 

suresmile study clubとは

 

 

suresmile study clubについてご存知のない方もいらっしゃると思いますので、過去のコラムを引用して説明させていただきます。

suresmile system は常に進化しています。ユーザーである矯正医は、この新しい矯正システムを有効に活用すべく、そして進化に遅れることなく常に勉強することが必要になります。

そこで、私は日本で suresmile system を導入しているドクターの方々と協力して「 Suresmile study club!! 」という勉強会を立ち上げました。

当コラム Suresmile study club!! より

 

第1回が昨年7月に、そして第2回目が昨年10月に開催されました。そこからコンスタントに回を重ね、この3月で第7回目を開くことができました。

 

 

suresmileについての講演、セミナーを行いました

 

まず冒頭は、私が講演を担当いたしました。

 

 

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suresmile systemは常に進化しています。

 

定期的にシステムのバージョンアップが行われ、その都度新しい機能が追加されたり、不具合が改善されていきます。

 

そしてこの春に、大規模なシステムのバージョンアップが予定されており、Orametrix社公認のインストラクタードクターである私は、ベータ番のテストを行ってきました。

 

そして今回の講演では、suresmile systemの新しい機能の紹介と、elemetrix systemの紹介を行いました。また、新しいインダイレクトボンディングトレー(矯正装置を歯に正確に接着するためのジク)に関するセミナーも行いました。

 

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導入されている先生からの意義深い症例発表も

 

お昼休みを挟み、午後からは4名の先生方からそれぞれのsuresmileの運用実績に関する報告と、suresmileを用いて治療を行った症例の症例発表を行っていただきました。

 

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いずれの発表も、すべてとても勉強になるものでした。

 

また私も、普段とは違う視点からの効率的な運用方法や、問題点を再認識することができ、今後のシステムの改善に役立つ情報を得ることができました。

 

今後も日本の矯正歯科治療の発展のために、皆様とともに情報共有し、技術を学んでいきたいと思います。

 

デジタル矯正システムにご興味のある先生がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。