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矯正治療中の歯磨き、実体験を全解説します!

 

矯正治療中のスタッフCです。

前回は食べ物について説明させていただきました。こちらの記事です。

矯正中の食事 食べやすいもの、食べにくいもの

今回は歯みがきについて、僕自身が矯正治療中に体験したことをお伝えします。

【食べ物が挟まるのは仕方ない!】

食後は歯と装置とワイヤーの間に色んな物が挟まりますが、これは仕方がないです。

無理に舌で取ろうとしてもなかなか取れないし、舌を傷つけてしまう可能性があるのでやめましょう。

でもそのままにしておくと気持ち悪いし、虫歯や歯周病、歯肉炎のリスクが高まったり口臭の原因になります。

じゃあどうすれば良いのかというと。

結局「歯みがき」に行き着くのです。

歯石になってしまうと歯みがきだけでは取ることができませんし、毎食後、そして間食後もなるべく早く歯を磨くことが大切です。

そして歯みがきの仕方にもコツがあるので紹介します。

【歯磨きの手順をご説明します!】

■まずは口の中をゆすぎます

歯や装置に食べカスが挟まったまま歯みがきを始めてしまうと歯ブラシに食べカスが挟まって、歯ブラシの掃除に時間がかかってしまいます。

そうなると地味に面倒くさいです。

ですからまずは歯みがきをする前に、必ず食べカスをとるためにブクブクとゆすぎます。

頬っぺたの筋肉を使って歯と装置とワイヤーの隙間に水圧をかけるように強くゆすぎます。

これで大体の食べカスは取れます。

それでも取れないものは、装置にチカラがかからないように注意しながら爪楊枝で取り除きます。

爪楊枝はとても便利なので必ず持ち歩くようにしています!

■さて、歯磨きをしよう!

食べカスが取れたらようやく歯磨きです!

せっかく矯正して歯並びがキレイになっても虫歯だらけになってしまったら元も子もありませんから、丁寧に歯磨きをしましょう。

歯磨きの時に大切なのは「いまどこを磨いているか」を意識することです。

漫然と磨いていても磨き残しがあったりするので、頭の中で自分の口腔内を

「今はこの歯のこの装置のこの辺を磨いている」

と言ったように具体的に思い描くと綺麗に磨くことができます。

■実際のシミュレーション画像がイメージしやすいです!

当院で使っているsure smileというシミュレーションソフトでは、自分の歯に矯正装置が付いている状態のモデルを見ることができます。

このような感じです。suresmile-01

このモデルを見ることで、鏡では見えにくい部分も歯ブラシを当てる角度が意識しやすくなります。

治療中の画面の写真を撮っていただくこともありますし、必要に応じてデータをお渡ししておりますので、お気軽にスタッフにお声がけください。

すでに歯石が付いてしまっている場合はクリーニングできれいになります(有料)。

ワイヤーを外してお掃除できるのでスッキリしますよ!

歯みがきだけでなく歯間ブラシやタフトブラシ、デンタルフロスなどを使って、口の中をキレイに保つことを心がけましょう。

↓こちらの記事も参考にしてみてください!

矯正体験レポート第二回:矯正中の歯磨き3つのポイント!


今回は矯正治療中の食事と歯みがきについて、実体験を元に書いてみました。

治療中の方や、これから矯正治療を始めようかと考えている方の参考になれたら幸いです。

歯磨きについて知りたいことがある方は診察中に質問してくださいね。

一緒に頑張りましょう!

矯正中の食事 食べやすいもの、食べにくいもの

こんにちは!矯正治療中のスタッフCです。

矯正治療もいよいよ終盤に差し掛かっています。

そこで、今回と次回は治療中に体験したことや感じたことなどを皆さまにご紹介していきますね。

 

ちなみに、前回の記事はこちらです!ぜひ読んでみてください。

矯正体験レポート【スタッフC】(1)写真写りが気になっていた


矯正治療をしていると食べやすいもの、食べにくいものが出てきます。

ここでは主に三食で食べる主食、主菜、副菜などで気をつけることを、僕の毎日の食事での検証した結果としてご説明します!

細かく項目に分けて注意事項も記載してますので、わかりやすい読み物になっています!

 

こちらのブログも一緒に読んでぜひ参考にしてくださいね。

矯正中に気をつける食べ物について。硬いのNG!!

 

 

【食べるときは「咀嚼」をする】

 

皆さま、咀嚼(そしゃく)という言葉をお聞きになったことがあると思います。

検索すると

咀嚼とは、食べ物を前歯で噛み切り、奥歯で砕き、飲み込むこと

Oxford Languages and Google より

と出てきます。

要するに食べ物を噛んで食べること、食事のことです。

普段の食事ではほとんど意識していないことですが、僕たちは咀嚼することで栄養を摂取し、食欲を満たしているのです。

 

今回は矯正装置と咀嚼のお話です。

 

 

【ワイヤーを入れた直後はちょっと痛みます】

 

矯正装置を付けた直後や新しいワイヤーを入れた直後は、異物感があったり少し痛みが出ることがあります。

僕の場合「新しいワイヤーを入れた直後は、何もしていなければ痛くないけど何かを噛むとちょっと痛い。硬いものは噛みたくないな。」という感じです。

 

ワイヤーに慣れてきて痛みがない時期でも矯正装置とワイヤーはずっと歯に付いているので、食べにくいと感じるものがあったり「これを食べたら装置が外れてしまうのでは?」という懸念もあります。

そんな時でもお腹は減るもので、今日は何を食べたらいいか迷う日もあるかと思います。

 

そこで今回は、矯正治療中の食事、そして食後の歯みがきについて実際に矯正装置を付けている僕が検証した結果をお話したいと思います。

 

【主食で食べやすいもの、食べにくいもの】

 

まずは主食から。

 

■一番食べやすいのはご飯!でも海苔は要注意

 

「米・麺・パン」この3つのなかで1番食べやすいのは圧倒的に米です。

ご飯の画像

なぜなら米粒は噛み切る必要がなく、舌で押しつぶせるほど柔らかいからです。

 

でも、海苔には気を付けてください!

コンビニおにぎりのパリッとした海苔は、想像以上に嚙み切るパワーが必要です。

おにぎりの画像

時として新鮮な海苔は、優しい米粒の前に立ちはだかる壁となってあなたの前に現れます。

美味しいんですけどね…意外と噛み切るのに力を必要とします。

 

なので、痛みがあるときにおにぎりを食べる場合は海苔が付いていないタイプがおススメです。

 

■二番目は麺類。でもやっぱり注意点が…

2番目に食べやすいのは麺類です。

麺類の画像

お蕎麦なんかは特に柔らかいから食べやすいですよ!

でも麺類にも気をつける点があります。

咬み合わせが深くてバイトアップしている場合は前歯で麺を噛み切れません。

その場合は麺を途中で噛み切らず、少量の麺をひと吸いでいくことが最大のポイントです。

 

■三番目がパン!痛い時は避けた方が良いかも

そして3番目はパンです。

 

痛みがないときは問題ありませんが、痛みがあるときは小さくちぎったとしても奥歯で噛み砕く時の負担は否めません。

パンの画像

柔らかそうなものを選んでも、ご飯や麺類に比べて水分が少ないので硬さがあります。

痛みが強い時はパン以外を選んだ方が良いかと思います。

 

 

【野菜、果物】

 

■野菜は火を通して柔らかくしましょう

 

言わずもがなですが、生の野菜は硬いです…。

野菜果物の画像

野菜サラダなど、どんなに野菜を細かく切っても硬いものは硬いです。

「火と包丁」という文明の利器に頼りましょう。

野菜は生よりスープや鍋料理にして柔らかくしたほうが食べやすいし、果物は小さく切ってから口に入れることで装置にかかる負担が減らせます。

 

■装置が外れないように気をつけて!

 

矯正装置は、最終的には外せる材料で歯に接着しています。

なので、痛みがないからといって生の野菜スティックを勢いよく噛んだり、とうもろこしやリンゴにかぶりつくと装置が外れたり壊れてしまう危険性が高まります。

要するに、噛むパワーが弱くて噛む回数が少なければ痛みも少ないし装置が外れるリスクも減らせるということです。

 

 

【お肉はミンチが最高ー!】

 

そして最後にお肉です。

肉といえばステーキ!

ステーキの画像

でも、痛みがあるときは硬くて筋張った肉の塊は噛みにくい…。

「ほらね、だから矯正は嫌なんだよ、肉食べないと元気でないよ!」と思ったそこのあなた。

ちょっと待ってください。

食材は柔らかく、細かくすることで食べやすくなると上で説明しましたが、それは肉も同じ。

 

…そうです、ハンバーグです!!

 

ハンバーグは、みじん切りした玉ねぎと挽肉とパン粉という構造です。

元々は細かくバラバラだった食材をひとまとめにしているので、箸で小さく切ることもできるし噛むパワーも弱くて済みます。

 

このランチは最強です。

ハンバーグの画像

主食が食べやすいご飯、そしてハンバーグの横には柔らかく茹でた野菜とマッシュポテト。

まるで、矯正装置がついている人のために作られたようなランチです。


以上が僕の検証結果です。

まとめると、

  • 痛いときは柔らかいものを小さくして食べたほうがいいよ
  • 痛みがなければ割となんでも食べられるよ
  • でも装置ついてるから勢いよくかぶりつかないでね
  • 硬そうなものは様子見ながらそぉーっと噛んでね
  • 大丈夫、すぐ慣れちゃうよ

といったところです。

 

お役に立ちましたでしょうか?

次は歯磨きについて僕の検証結果をご報告します!

矯正体験レポート【スタッフB】(2)歯列が改善してきました!

こんにちは!日本橋はやし矯正歯科のスタッフBです。矯正治療も順調に進んでいます。今回はその経過をお伝えいたします。

 

前回のブログはこちら!

矯正体験レポート【スタッフB】(1)出っ歯、ガタガタ歯が悩み!

 

上下の装置セットと前から4番目の歯(第一小臼歯といいます)の抜歯、矯正用インプラント※の埋入(まいにゅう)を終え、三ヶ月が経過しました。

 

※矯正用インプラントはインプラントアンカー、アンカースクリュー、TADs(Temporary Anchorage Device)などとも言います

 

現在の口腔内写真です。

裏側矯正装置をつけた口腔内の画像

 

裏側矯正装置をつけた口腔内の画像

抜歯後の穴は少しずつ治ってきました。

 

 

【歯の「ガタつき」「ねじれ」を治します】

 

抜歯した後に矯正治療の第一歩として、歯のガタつきやねじれをほどくことを優先します。

この処置をレベリング&アライメントといいます。

 

下の歯のがたつきはこの三ヶ月でほとんど改善されてきました。
こんなにも早くがたつきがとれたのには驚きです!

 
ちなみに、こちらが装置をつける前の下顎の歯並びです。

下顎の歯並びの画像

だいぶガタついてますね…。

 

 

■大切な役割を担う「バイトアップ」

 

記事の一番最初の写真で、上の歯についている青い材料はバイトアップ(Bite up)またはバイトターボ(Biteターボ)と呼ばれるものです。

装置をつけた際に装置と歯が当たるのを防ぐ役割があります。

 

なぜこれをつけるかというと、装置が歯に当たってしまうと

  • 装置が外れやすい
  • 歯がなかなか動いてこない

からです。

 

つけた最初はちょっと食事しにくいですがすぐに慣れます。

数ヶ月で外れるのでご安心ください。

 

バイトアップについてはこちらの記事で詳しく説明しています。

バイトアップの素材が新しくなりました!

 

※バイトアップには様々な素材を使用しておりますので、詳細はご質問ください。

 

■抜歯した後の隙間は仮歯をつけることもできます

 

抜歯をしたことによって空いてしまった隙間はいずれ閉じますが、その間の見た目などが気になる方は貝殻状の仮歯をつけることができます。

私は気にならないのでつけていません。

 

矯正による歯の痛みにはだんだんと慣れてきました。
また、装置をつけた当初に比べ、しゃべりやすくなり、物もしっかり噛めるようになりました。

 

歯のがたつきをほどいた後に次のステップに進みます。

 

【歯や顎の骨の情報を基にデジタル仮想モデルを作成】

 

次に、カスタムワイヤー作成のための仮想モデルを作成する準備をします。

カスタムワイヤーについての説明はこちらです。

高精度カスタムワイヤーとは

 

他のスタッフの体験レポートでもカスタムワイヤーの説明をしています。

矯正体験レポート第三回:カスタムワイヤー編!

 

■デジタル仮想モデル作成の手順

 

デジタル仮想モデルが作成される手順は簡単に説明するとこんな感じです。

  1. まずセラピューティックスキャン(Therapeutic Scan)といって、歯の位置や装置の位置を確認するスキャンを行います。
  2. そしてCBCT(歯科用CT)を含むレントゲン撮影をして、歯の根っこやその周囲の骨の状態を確認します。
  3. 口腔内、顔の写真を行い、それらの資料を基に3Dデジタル仮想モデルを作成します。

 

■3Dデジタル矯正と従来型矯正の大きな違い

 

3Dデジタル矯正の大きな特徴に、仮想モデルの歯の動きを元に、ロボットが正確にワイヤーを曲げる「高精度カスタムワイヤー」があります。

 

高精度カスタムワイヤーはこちらで詳しく説明しています。

高精度カスタムワイヤーとは

 

ロボットがワイヤーを曲げるので、人為的な技術の誤差を最小限に抑えることができ、カスタムマイズされたオリジナルのワイヤーを作成することができます。

 

デジタル矯正ならではの治療でワクワクしますね!

 

■治療時間の短縮にも寄与しています

 

またアナログ矯正では、チェアサイドでドクターが口腔内を見てワイヤーを曲げます。

一方、デジタル矯正ではその場でワイヤーを調整する時間が省けるので治療時間が短いというメリットがあります。

 

また、骨の状態を確認してワイヤーを作成するので安心です。

 

次に、実際の写真をお見せしますね!

 

 

【実際の写真を見ながら説明していきます】

 

この画像は私のセラピューティックスキャン(Therapeutic Scan)時、つまり治療前の3Dモデルを示しています。

治療前の3Dモデルの画像

歯、歯の根っこ、骨が正確にモデル化されていて「仮想患者モデル」と呼ばれています。

このモデルを基に最終的な歯の位置に歯を動かしたシミュレーションを行い、ロボットが曲げるカスタムワイヤーを作製していきます。

 

この画像はシミュレーション後、つまり治療後の歯の位置を示した3Dモデルです。

治療後の歯の位置を示した3Dモデルの画像

この位置に歯が動くように、私個人の歯と骨の位置を考慮したカスタムワイヤーができ上がります。

 

■歯肉もモデル化します

 

この画像は歯肉と矯正装置がモデル化されているところです。

歯肉と矯正装置がモデル化されている画像kyouseitaiken_staff_b_2-04装置を付けた状態でスキャンを行い、正確に歯と歯肉、そして矯正装置がモデルになっていることが分かります。

 

■治療前と3ヶ月後でかなり改善しました!

 

セラピューティックスキャン(Therapeutic Scan)を行う際に顔面写真をとって、矯正前の顔貌の変化に驚いたのでお見せします。横顔の写真です。

矯正前

矯正前の横顔の画像

治療開始して三ヶ月の横顔

矯正後の横顔の画像
口元の出っ張りが抑えられ、顎もシャープになったように感じます。

(抜歯しない場合はここまでのEラインの変化を見せることは難しいと考えられます)

こんなにも早い段階で顔貌の変化があることに驚きました!

まだ三ヶ月でこの状態なので完成が楽しみです。

 

調整の際は、毎回院長が口腔内を確認してくださるので安心です。

次回はカスタムワイヤーをセットする予定です!

 

それではまた、治療が進みましたらご報告いたします!

矯正体験レポート【スタッフA】(3)IPRの説明と感想

こんにちは、日本橋はやし矯正歯科のスタッフAです。

今回はIPRのご説明をメインに体験レポートしていきますのでよろしくお願いします。

 

今回は連載の第3回目です。

初めてご覧になる方は、ぜひ1回目からご覧ください!

矯正体験レポート【スタッフA】(1)過蓋咬合やガタガタ歯が悩み!

矯正体験レポート【スタッフA】(2)どの矯正方法を選ぶ?

 

【出っ歯の改善をIPRで行う】

 

私の悩みでもある出っ歯を、今回はIPR(Inter Proximal Reduction/ディスキング)とも呼ばれます)という方法で改善を図っていきます。

【IPR(Inter Proximal Reduction/ディスキング)とは】

 

IPRとは歯と歯の間を歯に影響のない範囲で削る処置です。

前歯を後ろに下げたり、凸凹の強い歯並びの場合に歯の可動域をつくるために行います。

■歯を削るのは怖くない!!

 

歯を削ると言われると「痛いかな?」「虫歯になりやすくなるのかな?」とご心配される患者さまもいらっしゃいますが、大丈夫!

痛みも、虫歯になりやすくなることもありません。

治療中は目元がドレープカバーで見えないため、使用している器具も見えないのでより一層心配になりますよね?ですので器具をご説明します。

 

こちらが研削用ストリップという器具です。

IPRのための研削用ストリップ

0.1mm、0.2mm~の厚さを必要に応じて研削します。

一般的なコピー用紙で0.1mm、はがきで0.2mmくらいの厚さと考えると、少しイメージつきますでしょうか?

この小さな小さなやすりで、歯と歯の間をこすっていくという感じです。

私の場合は、上の前歯を1.5mm引っ込めるためにIPRを行い、下顎の前歯は現状維持の予定です。

 

【3Dデジタル矯正のシミュレーション】

 

当院で行っている3Dデジタル矯正では、ヴァーチャルペイシェント(3Dモデル)でのシミュレーションで、治療開始前に目指す歯並びを画面上で再現することができます。

画面上で上下左右にぐるぐると回転させながら、立体に確認することができます。

3Dデジタル矯正によるヴァーチャルペイシェント(3Dモデル)でのシミュレーション画像

画像の下の方に細かな数値がありますが、これがIPRが何mm必要で、前歯が何mm下がるのかなどが細かく数値化されています。

 

このシュミレーションにより、画面上で

  • 何mmのIRPが必要か
  • もっと出っ歯の改善をしたいなら便宜抜歯による治療でどこまで前歯を下げられるか

など、ヴァーチャル上で事前に確認することができるのです!

 

こうして、歯科医師と患者さま双方の治療の目標地点を確認し共有し合い、必要がなかった抜歯を回避できたり安全に治療ができるという訳です。

 

私の場合は抜歯は必要なく、IPRにより上の前歯を1.5mm引っ込め、下顎の前歯は維持という計画になりました。

 

■ブラックトライアングル改善のため正中は0.3mm削りました

 

私は正中(真ん中)にブラックトライアングルが認められたため、特に正中は0.3mm研削が必要でした。

下の写真をご覧ください。

正中(真ん中)にブラックトライアングルが見られる前歯の画像

上の前歯の間に小さな黒い三角形の隙間があります。これをブラックトライアングルと言います。

 

ブラックトライアングルについては以下のコラムをご覧ください。

ブラックトライアングルは、デジタル矯正システムで予測可能に

 

処置は10分くらいで終了しました。

IPR(ディスキング)が完了した画像

前歯の犬歯から犬歯まで研削しています。

スペースが閉じたら悩んでいたブラックトライアングルも解消されそうで嬉しいです。

なお、おおよそ1~2か月で研削したスペースはしっかり閉じてしまいます。

 

■痛みはなく、振動だけでした!

 

実際の処置の感想は「痛みはないが、ブィーンと歯からの研削による振動が頭に響く感じ」でした。

以前のスッタフブログにも紹介されていましたが、まさに工事現場にいるようでした。

 

その時の記事がこちらです。ぜひご参考に読んでくださいね。

矯正体験レポート第三回:カスタムワイヤー編!


今回のレポートはここまでとなります。

また随時更新しますので、よろしくお願いいたします!
 

 

矯正体験レポート【スタッフC】(1)写真写りが気になっていた

こんにちは、日本橋はやし矯正歯科のスタッフCです。

僕も矯正治療をはじめましたのでこちらでレポートしていきます。よろしくお願いいたします。

矯正治療を始めたスタッフCの画像

本来、矯正治療に男性も女性もありませんが、比較的少ない男性の事例となりますので、男の方も積極的に参考にしていただけるかと思います。

 

では、私が矯正治療を決意するまでのお話から今回は進めて参ります。

 

 

【やろうやろうと思いながら先延ばし…】

 

自分の歯並びに問題があることは、随分前からわかっていました。 

 

「いつかやろう、いつか」

 

そう思いながらもなかなか重い腰が上がらず、37歳になってしまった僕がついに矯正治療を始めることに至った経緯からお話します。

 

 

【歯医者怖い!】

 

矯正したいと思っていたのになぜ今までやらなかったのかというと、

  • 理由その1「矯正って痛そう」
  • 理由その2「2年くらいかかるよね?毎月歯医者行くってめんどくさい」
  • 理由その3「…歯医者怖い(小声)」

 

歯医者で働いているのに歯医者怖いとか言ってすみません。

 

でもこれが本音です。

 

だからみなさんの気持ちがめっちゃわかります!!

なので、やろうやろうと思っていても、そのうちそのうち…と先延ばしにしていました。

でも、結局やることになったんだから、思った時がやる時だ!と今は思っています。

 

 

【「旅行の記念写真」が矯正治療のきっかけ】

 

そんな僕が矯正を始めようと思ったキッカケは、数年前の沖縄旅行でした。

普段の生活ではほとんど需要がありませんが、旅行となると避けて通れないものがあります。

そうです、写真撮影です。

 

青い海、白い砂浜、晴れ渡る空、気の置けない仲間とビーチでBBQ。

これ以上ない最高な時間を過ごしているにも関わらず、カメラを向けられることに不快感を覚えている自分に気付いたのです。

 

口元が気になる、写真に残されたくない…

カメラを向けられるとついついオリオンビールの缶で口元を隠したりして。

 

そして、

「そこまで気になっているなら、矯正してきれいな歯並びを手に入れよう。

他人の目を気にせず笑顔で写真に納まる人生を選ぼう」

 

沖縄の大きなオレンジ色の夕日に照らされながら、矯正を始める覚悟を決めた瞬間でした。

 

 

【重度のすきっ歯を改善したい】

 

まず、口の中の写真と顔の写真を見ていただきます。

顔の外からの写真です。

スタッフCの顔の外からの写真

下顎の前歯の所に大きな隙間があるのがよくわかりますね。

いわゆるすきっ歯の状態で、写真に写るときにこれが本当に気になっていました。

 

専門的には空隙歯列弓といいます。正面からの顔の写真を撮るとこの隙間が目立つことがわかると思います。

スタッフCの歯の正面の画像

 

左右から見るとこんな感じです。

結構隙間が空いちゃっていますね…。
スタッフCの口腔内右側の画像スタッフCの口腔内左側の画像

 

院長の診断によりますと、程度は比較的重度とのことでした。ガーン!

 

そんなこんなで矯正治療が始まります。

 

 

【まずは精密検査をします】

 

■精密検査の内容

 

精密検査の内容は、レントゲン撮影・CT撮影・印象採得・写真撮影(顔面・口腔内)です。

 

精密検査は、矯正治療を始めるにあたって必要な情報を得るための、とても大切な検査です。

 

■レントゲン、CTで詳しく分析します

 

レントゲンの情報から頭蓋骨の骨格的な特徴や歯が生えている角度を分析し、CTの情報から歯槽骨の大きさや厚み、歯の大きさや歯根の形などさまざまな情報を得ます。

その情報をもとに「平均値と比べてどこがどれくらいずれているのか」という問題点を抽出します。

僕の場合は、下の歯に複数の隙間があり、左側の噛み合わせがⅡ級咬合(上顎に対して下顎が遠心位を取っている状態)だったため、左上の犬歯から左下の第一大臼歯にゴムをかけて左上の歯を遠心へ、左下の歯を近心へ移動させて正しい噛み合わせを作る予定です。

 

それから、上顎の歯の幅径が下顎の歯の幅径より2.4mmも大きかったため、上顎の歯を削って上下の歯の幅径のバランスをとって咬み合わせを整える予定です。

上下の歯の幅径を合わせることによって、上顎の前歯の前突も改善されて調和のとれた歯並びを手に入れることができるのです。

 

■suresmileシステムのシミュレーション

 

当院で導入しているsuresmileシステムは、デジタル模型で矯正前と矯正後のシミュレーション画像を比較できることはもちろん、歯の移動量や歯の幅径を数字で見ることができるので安心して治療が受けられると思います。

以下の画像の赤枠の2.4mmという数字。

3Dデジタル矯正の治療前のシミュレーション画像

これが、上顎の歯のほうが下顎の歯より2.4mm大きいというデータです。

 

ということで、精密検査・診断・クリーニングを済ませていよいよ矯正装置の装着です。

 

■ハーフリンガルでの矯正、矯正開始の感想

 

僕は、上顎は裏側、下顎は表側にブラケットを付けるハーフリンガルタイプで治療します。

 

装置を装着した感想は「なんかゴワゴワする」という感じです。

心配していた痛みは今のところほとんどないのですが、鎖状の連結ゴムをかけているので圧迫感があります。

しかし装置を装着して1週間もするとゴワゴワ感にも慣れてきてあまり気にならなくなってきました。

 

左上の犬歯から左下の第一大臼歯にかけているゴムも、喋ったり水を飲んだりするくらいならほとんど気になりませんが、あくびをするとかなり牽引感があります。

大きな口を開けることは控えたほうが良さそうです。


初回は矯正を始めたきっかけと精密検査、そして装置を装着した感想を書きました。

 

次は食事と歯磨きに関して書こうと思います。
ではまた次回。