日本橋はやし矯正歯科 院長 林 一夫
資格 (ドクターの紹介はこちら)
・日本矯正歯科学会認定医
・日本矯正歯科学会指導医
・日本顎関節学会専門医
・日本顎関節学会指導医
・デンツプライシロナ公認 SureSmile/Adance/Orhto/Aligner ファカルティ・ドクター/インストラクター・ドクター
日本橋はやし矯正歯科 TOP > コラム > サージェリーファーストに力を入れています
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こんにちは。日本橋はやし矯正歯科です。
お悩みの方は当院の無料カウンセリングも是非ご検討ください。
(2017年1月23日公開/2020年2月20日更新)
みなさまこんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。
日本橋はやし矯正歯科では、顎変形症などの治療で行う新しい外科的矯正治療 “ サージェリーファースト ” に力を入れています。
サージェリーファーストとは、従来のような術前矯正治療を行わずに外科手術を行う方法で、近年発達した新しい治療法です。
▼こちらで詳しく説明しています
目次
これまでの顎変形症の手術は、外科手術前の術前矯正治療が必要でした。
この術前矯正治療とは、手術後の骨の位置で歯がかみ合うようにあらかじめ歯を動かし、その歯の位置を基準にして骨の移動を行うというものです。
まず手術後によいかみ合わせとなるような歯列を計画し、それに向けて術前矯正を行います。
このため術前矯正中は、本来噛めていた状態から、一時的にだんだんとかみ合わせが悪くなる方向になります。また唇や顎の形も悪化していきます。
実際の症例を元にご説明してまいります。
▼こちらが初診の状態です。
▼そしてこちらが、術前矯正が終わった段階です。
下顎が出てしまい、かみ合わせが悪くなっていることがお分かりいただけると思います。
この時点で外科手術を行い、咬み合わせと顔貌が改善されますが、ここまでくるのにおよそ2年が必要です。
そしてそこからさらに、数か月から1年間の術後矯正治療を行い、治療が終了します。トータルで3年以上と、かなり治療期間が必要になることが多いです。
つまり従来法だと、
という問題がありました。
この問題は、咬み合わせと顔貌が悪い状態が長期にわたって続くということでもあり、外科矯正のデメリットでした。
いかに治療中とはいえ、生活の質を損ねかねない、患者様にはとても重大な問題です。
それを解決したのがサージェリーファーストです。
サージェリーファーストは術前矯正を必要とする従来法とは異なり、まず外科手術を行い、上顎と下顎をよい位置関係に移動させます。
したがって、この時点で顔のバランスが改善します。ただし咬み合わせは悪い状態です。
そして、術後に矯正をスタートします。患者様は強く噛めない状態のため、矯正の動的治療によく反応し、従来法に比べて速く歯が移動します。
▼こちらはサージェリーファーストを行った患者さまの初診の状態です。
▼外科手術直後です。
顎の骨は良い位置になったのですが、かみ合わせが悪い状態です。
▼そして3Dデジタル矯正システムでシミュレーションを行います。
このシミュレーションで最終的な歯の位置を設定し、正しい位置に歯を動かしていきます。
▼矯正治療終了時です。
歯列が綺麗に揃いました。3Dシミュレーションで計画された歯の移動が、高い精度で達成されていることがお分かりいただけると思います。
また、サージェリーファーストでは
裏側矯正の治療経験が豊富な日本橋はやし矯正歯科では、3Dデジタル矯正で
3Dデジタル矯正による裏側矯正について説明いたしました。ぜひ下の記事をお読みください。
3Dデジタル矯正は効率の良い治療と治療期間短縮を実現しました
サージェリーファーストでは、外科術後およそ7か月で治療を終了することができました。
上で説明したように従来法では1年以上かかっていましたので、かなりの治療期間短縮になります。
これは、
などで、治療期間の短縮が実現することができたのです。
また手術を最初に行うことで輪郭などの見た目の問題が先ず改善されますので、患者様ご自身が治療の効果を実感していただきながら矯正治療を進めていくことができます。
サージェリーファーストを行うには高度な技術と経験が必要です。また外科手術を行う外科医にも高度な技術が必要とされます。
日本橋はやし矯正歯科では、リラ・クラニオフェイシャル・クリニック(銀座)や東京医科大学八王子医療センターとの連携(チーム医療)により、より高いレベルのサージェリーファーストを提供していますので、ご安心ください。
まずはご相談いただければと思います。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/
https://sugawara.me/surgery-first/
https://www.sciencedirect.com/
https://www.suresmile.com/en-us/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/
*今年4月に韓国で行われる最も大きな規模の顎顔面矯正に関する学会に招待され講演することが決まりました。
これまでの成果を認めて頂いた結果であり、大変名誉に思います。講演の詳細は、このコラムでも紹介したいと思います。
資格 (ドクターの紹介はこちら)
・日本矯正歯科学会認定医
・日本矯正歯科学会指導医
・日本顎関節学会専門医
・日本顎関節学会指導医
・デンツプライシロナ公認 SureSmile/Adance/Orhto/Aligner ファカルティ・ドクター/インストラクター・ドクター
1995年 | 北海道医療大学歯学部卒業 |
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1999年 | 北海道医療大学大学院歯学研究科歯学専攻博士課程修了・学位取得 |
1999年 | 海道医療大学歯学部矯正歯科学講座 助手 |
2003年 | アメリカ・ミネソタ大学歯学部口腔科学科 客員研究員 |
2006年 | 北海道医療大学歯学部矯正歯科学講座 講師 |
2007年 | 北海道医療大学歯学部口腔構造・機能発育学系歯科矯正学分野 講師 |
2007年 | 北海道矯正歯科学会 理事 |
2008年 | アメリカ・ノースカロライナ大学歯学部矯正科 客員教授 |
2008年 | 北海道医療大学歯学部口腔構造・機能発育学系歯科矯正学分野 准教授 |
2011年 | Digital Orthodontics 研究会 副会長 |
2015年 | 日本橋はやし矯正歯科 開院 |
2018年 | K Braces矯正歯科原宿駅前 総院長就任 |
2021年 | 日本デジタル矯正歯科学会 副会長就任 |
2002年 11月 | 日本矯正歯科学会認定医(第2293号) |
2007年 8月 | 日本矯正歯科学会指導医(第608号) |
2013年 5月 | 日本顎関節学会専門医(第343号) |
2013年 5月 | 日本顎関節学会指導医(第208号) |