日本橋はやし矯正歯科 TOP > コラム > 裏側矯正とは?メリット・デメリット、治療例を解説

裏側矯正とは?メリット・デメリット、治療例を解説

2022/04/26 11:33:10
裏側矯正とは?メリット・デメリット、治療例を解説

歯の裏側に矯正装置やワイヤーを装着する裏側矯正は、他人に気付かれにくく、食事後も気にならない画期的な治療法です。

その一方で、高度な技術が求められたり、治療費が高かったりといったハードルの高さもあります。

 

この記事では、裏側矯正のメリット・デメリットについて詳しく解説したのち、実際の治療例についても紹介します。歯並びの改善のため、裏側矯正を検討している方はぜひ参考にしてください。

 

 

【裏側矯正とは?】

 

「裏側矯正」とはその名の通り、歯の裏側に矯正装置(ブラケット)を装着することで行う矯正方法です。まず矯正を行いたい一つひとつの歯に装置を着けます。そしてそれらの装置に1本のワイヤーを通すことで少しずつ歯に力を加え、歯の位置を移動させます。

通常の歯列矯正は「表側矯正」とも呼ばれ、歯の表側に矯正装置を装着する方法です。裏側矯正と同様、装置に1本のワイヤーを通すことで少しずつ歯を移動させます。

 

 

【裏側矯正のメリット】

裏側矯正には様々なメリットがあります。

矯正装置やワイヤーを歯の裏側に装着することから、他人に気付かれにくく、普段人と会う機会が多い場合でも安心して行えます。

その他には、虫歯になりにくかったり、食事後も食べ物が矯正装置に詰まることが少なかったりといったメリットもあるのです。

 

ここでは裏側矯正の持つメリットについて、一つひとつ詳しく解説します。

 

■まわりに気付かれることなく歯列矯正が可能

 

矯正装置やそこに通すワイヤーは全て歯の裏側に装着されているため、他人に気づかれにくくなっています。

接客業をはじめとして、人と会って話す機会が多い仕事をされている方におすすめの矯正方法なのです。

ただし、治療前の歯並びの状態によっては、下の歯の上側あるいは上の歯の下側に装置が取り付けられている場合があります。

こうした場合、口の中をしっかり見られてしまうと、矯正装置やワイヤーが見える可能性があります。よって、絶対に気付かないわけではありません。

 

■虫歯になりにくい

 

裏側矯正の場合、矯正装置やワイヤーが全て歯の裏側にあることから、口が閉じやすくなります。また、唾液による自浄作用が大きく、歯が虫歯菌に侵される可能性が低くなるのです。

 

一方表側矯正の場合、歯の表側、つまり唇とぶつかる箇所に装置が取り付けられています。そのためどうしても口が閉じにくくなり、お口の中が乾燥することがあります。

矯正前の状態と比べて虫歯菌に侵されやすく、歯磨きなどのケアが不十分な場合は虫歯になりやすくなってしまうのです。

 

■食事後も気にならない

 

食事後、矯正装置に食べ物がある程度詰まってしまうことは避けられません。

しかし、装置が歯の裏側にあるため目立つことはなく、気にせず食事を楽しむことが可能です。表側矯正の場合、装置に食べ物が詰まるとどうしても目立ちます。

 

また裏側矯正は表側矯正に比べ、取り付けられた装置が口のより奥側に位置することから、食べ物が詰まりにくいのもメリットです。

 

 

【裏側矯正のデメリット】

 

裏側矯正は良いことばかりでなく、デメリットもあることを押さえておきましょう。

 

まず、裏側矯正は従来の表側矯正と比べて費用がやや高いことが挙げられます。

それだけでなく、治療の初期段階で滑舌に影響が出てしまう場合があったり、表側矯正と比較すると治療期間が長くなる傾向にあったりします。

 

日本橋はやし矯正歯科が行っているデジタル矯正では、裏側と表側の治療期間の差はほとんどありません。ぜひお問い合わせください。

 

ここでは裏側矯正を行う場合のデメリットについて、一つひとつ詳しく解説します。

 

■表側矯正に比べて費用が高い

 

歯の裏側は表側と比較して凹凸が大きく、矯正装置を作るのに手間がかかります。

また、実際に装置やワイヤーを取り付ける際の技術的な難易度が高くなるため、表側矯正に比べて費用が高くなります。

 

表側矯正を行う場合の費用は80~100万円程度が相場となりますが、裏側矯正の場合は150万円程度かかってしまうことが多いです。

日本橋はやし矯正歯科の裏側全体矯正は、140万円ほど※(税込み)ですので、比較的価格が抑えられています。

 

※2022年4月現在の金額です

 

■滑舌に影響が出やすい

 

裏側矯正では矯正装置を歯の裏側に装着するため、装置が舌に触れやすくなります。そのため装置を取り付けてから慣れるまでの間、滑舌が悪くなる場合があるのです。

 

ただし技術の進歩により装置の改良が進んでいるため、初めて装置を取り付けた際に感じる違和感が軽減されてきています。

最初の数週間は話しにくくとも、その時期を乗り切れば滑舌が良くなってきます。

 

■表側矯正に比べて治療期間が長くなる傾向にある

 

従来法の裏側矯正の場合、表側と比べて凹凸の大きいところに装置を取り付けることになります。

個々の歯に合うような装置を作るのに長い時間を要する場合があり、治療の難易度も上がります。

さらにはワイヤーで歯を動かすにあたり、調整にかかる時間も長い傾向にあるのです。

 

ただしクリニックによっては歯科医院専属の技工士がいる場合があり、そうであれば装置の作成に関しては長期間を要しません。

 

また、経験豊富な矯正専門クリニックで治療を行う場合、治療期間が表側矯正とさほど変わらないケースもあります。

裏側矯正の治療経験が豊富であり、最新の技術で行っている日本橋はやし矯正歯科のデジタル矯正は、裏側と表側の治療期間の差はほとんどありません。ぜひお問い合わせください。

 

 

【裏側矯正の事例】

 

ここで裏側矯正の実際の事例についてご紹介します。

 

■裏側矯正

 

23歳の女性です。歯の凸凹と八重歯の改善を希望され来院されました。

裏側矯正治療前(正面)

裏側矯正治療前(歯)

上顎に重度の八重歯があり、また反対咬合と切端咬合の部位も認められます。

全体的に凸凹の程度も強く、重度の叢生を呈していました。

今回は、お客様のご要望で、歯を抜かない治療を行いたいとのことで、3Dシミュレーションを行いました。

 

▼治療前

 

▼術後予測

治療後3Dシミュレーション

上下顎の正中線も一致し、凸凹やかみ合わせの悪さも適切に改善できることが分かり、歯を抜かない(非抜歯)治療も可能であると判断し、治療を開始しました。

裏側矯正治療後(正面)

裏側矯正治療後(歯)

治療期間は約1年6か月で、比較的短い治療期間できれいな歯並びと機能的な咬み合わせを獲得することができました。

 

 

【大人が歯列矯正を行うメリット】

大人が歯列矯正を行うメリット

裏側矯正・表側矯正に関わらず、大人が歯列矯正を行うのには以下のようなメリットがあります。

 

  • 見た目の改善
    ガタガタの歯並びが人に見られるとコンプレックスを抱える原因になります。歯列矯正を行うことで歯並びが改善され、人と話すのが億劫でなくなります。
  • 虫歯、歯周病の予防
    歯並びが悪いまま放置してしまうと、歯と歯の間が狭すぎるためいつまでも歯磨きができないケースがあります。
    ここに食べ物が挟まると、虫歯や歯周病の原因となります。歯列矯正は、こうした歯の病気を予防することにもつながるのです。
  • 治療スケジュールが子どもの頃に比べて立てやすい
    子どもの頃は日々体が成長していることから、歯並びもどう変わるか予測しにくいものです。
    しかし大人はそのような心配がなく、治療のスケジュールが立てやすくなります。したがって、費用面や精神面での準備もしやすいのです。

 

【まとめ】

 

裏側矯正は取り付けられた装置が人に見られにくく、食事の後詰まった食べ物が気になりにくい画期的な矯正方法です。

ただしこうしたメリットの一方で、クリニック選びを間違うと治療期間が長くなったり、治療費が嵩んだりといったデメリットもあります。

また高度な技術が求められる治療法のため、裏側矯正を行っている歯科医院はまだまだ限られています。

 

とはいえ、大人になって歯列矯正を行うのには、見た目の改善や歯の病気の予防など多くのメリットがあります。

歯並びを改善したいと考えている方は、ぜひ裏側矯正も選択肢に入れた上で矯正を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

日本トップクラスの治療例を誇る日本橋はやし矯正歯科に、ぜひお問い合わせください。

日本橋はやし矯正歯科
院長 林 一夫

ドクターの紹介

日本矯正歯科学会認定医
日本矯正歯科学会指導医
日本顎関節学会専門医
日本顎関節学会指導医
デンツプライシロナ公認 SureSmile/Adance/Orhto/Aligner ファカルティ・ドクター/インストラクター・ドクター

経歴

1995年 北海道医療大学歯学部卒業
1999年 北海道医療大学大学院歯学研究科歯学専攻博士課程修了・学位取得
1999年 海道医療大学歯学部矯正歯科学講座 助手
2003年 アメリカ・ミネソタ大学歯学部口腔科学科 客員研究員
2006年 北海道医療大学歯学部矯正歯科学講座 講師
2007年 北海道医療大学歯学部口腔構造・機能発育学系歯科矯正学分野 講師
2007年 北海道矯正歯科学会 理事
2008年 アメリカ・ノースカロライナ大学歯学部矯正科 客員教授
2008年 北海道医療大学歯学部口腔構造・機能発育学系歯科矯正学分野 准教授
2011年 Digital Orthodontics 研究会 副会長
2015年 日本橋はやし矯正歯科 開院
2018年 K Braces矯正歯科原宿駅前 総院長就任
2021年 日本デジタル矯正歯科学会 副会長就任
2002年 11月 日本矯正歯科学会認定医(第2293号)
2007年 8月 日本矯正歯科学会指導医(第608号)
2013年 5月 日本顎関節学会専門医(第343号)
2013年 5月 日本顎関節学会指導医(第208号)