(2019年12月13日公開/2021年10月15日更新)
こんにちは。日本橋はやし矯正歯科院長の林 一夫です。
当コラムではサージェリーファーストの治療の流れについてご説明しております。
目次
■日本橋はやし矯正歯科はサージェリーファーストに力を入れています
サージェリーファーストは現在の矯正治療において最も治療期間が短くなる治療法であり、患者様への身体的な負担も大幅に軽減されます。
ですが外科手術を伴う、矯正治療の中でもやや特殊な方法ですので、どのクリニックでも行えるものではありません。
当院はサージェリーファーストの治療に力を入れており、治療実績も多く、それゆえサージェリーファーストをご希望になる患者さまも増えております。
特に最近は「どのような治療の流れになるのか」というお問い合わせ、ご質問をお受けすることが増えております。
そこで、サージェリーファーストの説明ページに詳しい流れの説明を追加しました。
当コラムではこの流れを簡単に説明しておりますので、ぜひ参考にしてください。
■サージェリーファーストの治療の流れ
【Step 1:カウンセリング】
まずは無料カウンセリングにお越し頂き、簡易診断により現在の症状、治療の概要等を説明させていただきます。
口腔内写真やレントゲンを基に、かなり詳細な現状の把握と治療プランのご提案をいたします。
【Step 2:精密検査】
治療をお受け頂くことが決まりましたら、精密検査となります。
また
- 顔面と口腔内の写真撮影
- 歯科用CTでのスキャニング
- 必要に応じてレントゲンでの撮影
を行います。
歯型採りは、印象材を用いる場合と3Dスキャナーでスキャンする場合があり、患者様それぞれの状態により決められます。
【Step 3:診断・治療方針の説明】
精密検査のおおよそ3週間後に診断と治療方針の説明を行います。
ヴァーチャルペイシェント(仮想患者モデル)を基にした詳細な手術計画と、その後の矯正治療のシミュレーションを説明します。
治療方針が決定しましたら、矯正装置の準備を行います。
【Step 4:外科医とのカウンセリング】
次に提携先の外科医とのカウンセリングとなります。専門的な見地からのリスクの説明や今後の追加の検査等について説明があります。
日本橋はやし矯正歯科が提携しているクリニックは以下ホームページをご覧ください。
【Step 5:血液検査】
提携先の外科クリニックにおいて血液検査等の全身の検査を行います。
外科的な手術に問題があるような全身疾患がないか検査します。特に問題がなければ手術の日程を決定します。
【Step 6:クリーニング】
手術前に徹底的に口腔内のクリーニングを行います。
スクリーニングもかねており、治療が必要な虫歯が見つかればその治療も優先的に行います。
【Step 7:装置装着】
サージェリーファーストでは先に外科手術を行った後に矯正治療を行いますが、より効率的に治療を行うため、外科手術の直前に矯正装置を装着します。
【Step 8:外科手術】
提携クリニックでの外科手術となります。下顎骨のみの手術の場合(一般的にone-jaw surgeryといいます)は手術後の入院は必要ありません。
長期のお休みが必要ないので忙しい方でも治療を受けていただくことができます。
【Step 9:術後の矯正治療開始】
手術後1ヶ月ほどで通常通り口を開くことができるようになります。
この段階から本格的な矯正治療の開始となります。
【Step 10:装置撤去】
サージェリーファーストでは、歯を抜いた抜歯治療の場合でおおよそ10ヶ月、歯を抜かない非抜歯での治療ではおおよそ8ヶ月で治療が終了します。
装置撤去後は、保定装置(リテーナー)を数年装着し矯正治療後の後戻りを防ぎます。
以上がサージェリーファーストの大まかな治療の流れとなります。
以下でもう少し詳しく説明しておりますのでぜひごらんください。
ご質問などはお気軽にご連絡いただくか、ぜひ無料カウンセリングにお越しくださいませ。