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ひどい顔の歪みの原因とは?歪み度チェックと治し方を解説

ほうれい線が片側だけひどい、目や耳の高さが左右で違う気がするなど、顔の歪みが気になっている人も多いでしょう。

歪みが気になってしまい、あまり人に顔を見せたくない思うこともあるかもしれません。顔が歪んでしまう原因はさまざまで、原因に応じて対処方法は異なります。

この記事では、顔の歪みについて解説します。顔の歪み度チェックや顔が歪んでしまう原因、改善させる方法などを紹介するので、顔の歪みでお悩みの場合はぜひ参考にしてください。

 

 

 

顔の歪み度チェック

 

顔の歪みが気になりだしたら、自分の顔が歪んでいるのか、どのくらい歪みがあるのかチェックして自分の状態を把握することが重要です。ここでは、顔の歪み度を自分でチェックする方法を紹介しますのでお試しください。

 

口角

 

口角の高さや角度も顔の歪みをチェックできるポイントです。口角とは口の両端の部分で、口角の高さや角度が左右で異なっている場合には顔が歪んでいるケースが多いです。無表情だと比較しにくいため、笑顔を作ってみて口角が左右どちらかに下がっていないか、高さや角度が異なっていないかを確認します。

 

目の高さ

 

目の高さもチェックしてみましょう。左右の目の高さを比べると、顔が歪んでいるかどうかが確認できます。左右の目の高さをチェックする方法は、指を使ったチェック方法があります。目じりに人差し指を当てて、左右の高さが同じかどうかを確認してみましょう。高さが違う場合は、顔の歪みがあると考えられます。

 

 

顔の歪みの原因は?

 

顔の歪みの原因
顔の歪みは何が原因で起こってしまうのでしょうか。

顔の歪みの原因は、表情筋の低下や歯並びの悪さ、姿勢の悪さや、嚙み合わせなどが挙げられます。

ここでは顔の歪みの原因を詳しく解説します。

 

表情筋の筋力低下

 

顔が歪む原因としてまず挙げられるのが、表情筋の低下です。

表情筋とは、目を開いたり口を動かしたりする際に使われる筋肉ですが、加齢によって筋力が低下しやすいとされています。

そのため、年を重ねるごとに表情筋の筋力が低下し、顔の左右のバランスが崩れやすくなります。

 

また、表情を動かすことが少ないことも表情筋の筋力が低下する原因です。

無表情だと顔の筋肉が動かず、どんどん筋力が衰えてしまいます。

人と会話することが少ない、表情を動かす機会があまりない場合は注意が必要です。

 

歯並びの悪さ

 

歯並びの悪さも顔の歪みの要因となります。

歯並びが悪いとあごに負担がかかる噛み方をしてしまったり、表情筋のつき方がアンバランスになってしまったりします。

咀嚼の仕方によっても顔に歪みが出やすくなるため注意しましょう。

 

また、歯並びが悪いと噛み合わせが悪くなり、歯ぎしりや食いしばりにつながります。

その結果、顔の筋肉に負担がかかって顔が歪むこともあります。

 

姿勢が悪い

 

姿勢の悪さも顔の歪みの要因の一つです。

顔の歪みは顔の骨や筋肉だけが影響するわけではなく、体全体が関係します。

例えば、背中や腰が丸まったいわゆる猫背の姿勢は、首が前のめりになって頭部が下がっている状態です。

癖になると背骨や首の骨などに歪みが生じ、顔の筋肉の付き具合や動き具合にも影響を与えて歪みにつながると考えられています。

 

さらに、頬杖をつく癖がある人は注意が必要です。

頬杖は顔の片側に力が加わるため、筋肉の付き方が偏ったりあごの骨格が歪んだりする原因になります。

 

姿勢の悪さが顔の歪みに直結するとは限らず、他の原因で顔が歪んでいる場合は姿勢を見直しても歪みが改善しないかもしれません。

ただし、姿勢の悪さは見た目が悪いだけでなく、体のコリや痛みの原因にもなるため直した方が良いでしょう。

 

バランスの悪い噛み方

 

噛み方のバランスが悪い場合にも、顔が歪みやすくなります。

例えば、食事をする際に片側ばかりで噛んでしまう人もいるでしょう。

片側のみで物を噛んでしまうのは、単なる癖の場合もあれば歯並びによる場合もあります。

 

いずれの場合も、噛みやすい方の歯だけで噛んでしまい、結果として筋肉の付き方や負担が左右で異なり、顔の歪みにつながります。

 

 

顔の歪みを改善させる方法

 

顔の歪みを改善させる方法は、歪みの原因によって異なります。ここでは、顔の歪みの原因に合わせた改善方法を解説します。

 

歯科矯正をする

 

歯並びが原因で軽度の顔の歪みが発生している場合には、歯科矯正が有効です。

歯科矯正を行うことで歯並びがよくなるだけでなく、噛み合わせも改善されるためあごに余計な負担がかからなくなり、顔の歪み改善につながる場合があります。

 

歯科矯正の方法は、主にワイヤー矯正(表側、裏側)とマウスピース矯正(SureSmile アライナー)の2種類に分けられます。

ワイヤー矯正はブラケットという装置を歯の表側もしくは裏側につけてワイヤーを通し、歯を少しずつ動かします。

マウスピース矯正はマウスピース型の装置を歯に装着して、歯並びを整える矯正方法です。

 

外科的矯正をする

 

骨格の問題で顔の歪みが発生している場合は、外科的矯正をするのも1つの方法です。

サージェリーファーストを取り入れることで、矯正が効率的に進みます。

サージェリーファーストとは、まず外科手術を行いその後で歯科矯正を行う方法です。

 

初めに骨格の問題を改善してから歯列矯正を行うため、早い段階で見た目の改善が実感できるでしょう。

また、骨格の問題から解消できるため、顔が歪む根本的な原因を改善して見た目がよくなります。

 

生活習慣や癖を正す

 

顔の歪みにつながる生活習慣や癖を正すことも重要です。

例えば、猫背などの姿勢の悪さや頬杖をついてしまうなど、顔の歪みにつながる癖や習慣を見直しましょう。

生活習慣や癖を見直すだけで根本的に改善させるのは難しいですが、顔の歪みを悪化させないためには大切です。

 

 

ひどい顔の歪みは何で治る?

 

顔の歪みの原因が、生活習慣や癖によるものであれば、それらを直していけば顔の歪みもある程度は改善されていきます。

顔の歪みとは関係なくても、姿勢の悪さや噛み方のバランスなど、悪い癖は直した方が良いでしょう。

 

一方で、筋肉の問題による歪みは再発する可能性があります。

ひどい歪みは歯並びや骨格などの問題で起こっているケースも多くみられます。

歯並びを治すことで審美性が向上したり噛み合わせがよくなったりというメリットもありますが、骨格に問題がある場合は顔の歪みが治るとは言い切れません。

 

顔の歪みを治す方法は、歪みの原因によって異なります。

根本的な改善を目指すなら、外科的矯正まで対応してくれる歯科に相談すると、歪みの状態や程度に合わせて適切な提案をしてもらえるでしょう。

 

 

まとめ

 

顔が歪む原因はさまざまで、生活習慣や癖、表情筋の低下などが原因となっているケースもあれば、歯並びや骨格などが原因となっているケースもあります。

顔の歪みの改善方法は、原因によって異なるため外科的矯正にも対応している歯科に相談してみましょう。

 

日本橋はやし矯正歯科は、サージェリーファースト(外科矯正)にも対応しています。

外科的矯正治療とデジタル矯正システムを併用することにより、効率的な矯正治療が可能です。

顔の歪みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

サージェリーファースト (外科矯正) – 【公式】日本橋はやし矯正歯科

矯正治療の効率を高める補助的装置 VPro+ について

(2020年12月3日公開/2024年7月22日更新)

※この度、日本でもアライナーの把持性向上と不快感の軽減装置として承認されました。

※文中の「VPro+」は、現在は「suresmile VPro」と名称が変更されています。

 

矯正期間の短縮は多くの患者さまがご希望されることであり、すべての矯正歯科医が悩むことだと思います。

今回導入した、新しい加速矯正装置「VPro+」は患者さまと歯科医療者の両方とって、とても嬉しい存在です。

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加速矯正装置について

 

加速矯正装置は、矯正治療中の歯の動きを促進する(速くする)装置です。

それぞれ異なるメカニズムの様々な装置が開発され、矯正臨床に応用されてきました。

当院でも加速矯正装置は早くから導入しておりましたが、生産が終了してしまったり、コロナの影響で輸入できない状況になってしまったりと、ここしばらくは患者さまにご利用頂けない状態が続いてしまっておりました。

 

 

 

VPro+の加速矯正の仕組み

 

VPro+は高周波振動装置(HFV)です。

これを装着すると、歯と歯茎に高周波の振動を与え、歯の移動を促進してくれる効果があることが証明されています。

FDA(米国食品医療局)が認可した唯一の高周波振動装置です。

 

 

1日5分、自宅で咥えるだけ!

 

VPro+は、ご自宅で毎日たったの5分間咥えるだけで、治療期間を短くするだけでなく、治療中を快適に過ごせるように設計されています。

  • わずか5分間の着用時間
  • ワイヤレス充電でお出かけ先でも便利
  • 防水なので安心
  • トラベルケース付き
  • 患者用モバイルアプリで装着時間の管理

価格:9万5千円(税別)

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VPro+の嬉しい効果

 

VPro+は様々な効果があります!

 

1.歯の移動が速くなる

高周波振動で、歯が速く動き、移動が速くなります。

 

2.治療期間が最大で64パーセント短縮

その結果治療期間自体が短縮されます。なんと64パーセント短縮されたという報告があります。

 

3.矯正治療による痛みなどの不快感の減少

 

4.歯の動きの予知性の向上=より治療計画に沿った治療が可能に

 

5.マウスピース矯正の治療効果の向上

矯正装置の中でもマウスピース型の矯正装置での効果が絶大です。

 

6.リテーナー装着の補助

矯正治療終了後に「歯が元の位置に戻らない」ように保定装置(リテーナー)を使用する期間がありますが、リテーナー使用中も使えます。

 

矯正期間を短く、そして期間中に快適に過ごしたいという方は、ぜひこの加速矯正装置をご検討ください。

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参考文献

 

学術研究もしっかり行われ、効果が証明されています。

 

  1.  Shipley T. VPro5® – more efficient aligner seating with high-frequency vibration. Orthodontic Practice US. 2016. Vol 7, Num 5.
  2.  Alansari S, et al., The effects of brief daily vibration on clear aligner orthodontic treatment, J World Fed Ortho 2018. https://doi.org/10.1016/j.ejwf.2018.10.002.
  3. Data on File
  4. Shipley T. Effects of High Frequency Acceleration Device on Aligner Treatment-A Pilot Study. Dent. J. 2018, 6(3), 32.
  5.  Alikhani M, Alansari S, Hamidaddin MA, Sangsuwon C, Alyami B, et al. Vibration paradox in orthodontics: Anabolic and catabolic effects. PLoS ONE 2018. 13(5):e0196540.
  6. Judex S, Pongkitwitoon S. Differential Efficacy of 2 Vibrating Orthodontic Devices to Alter the Cellular Response in Osteoblasts, Fibroblasts, and Osteoclasts. Dose Response. 2018;16(3):1559325818792112. Published 2018 Aug 16. doi:10.1177/1559325818792112
  7.  Shipley T, Farouk K, El-Bialy T. Effect of high-frequency vibration on orthodontic tooth movement and bone density. J Orthodont Sci 2019;8:15.
  8. Alikhani, M., Raptis, M., Zoldan, B., Sangsuwon, C., Lee, Y. B., Alyami, B., . . . Teixeira, C. (2013). Effect of micro-osteoperforations on the rate of tooth movement. American Journal of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics, 144(5), 639-648.
  9. Alikhani, M. (2018). Clinical Guide to Accelerated Orthodontics With a Focus on Micro-Osteoperforations. Cham: Springer International Publishing. doi:10.1007/978-3-319-43401-8
  10. Nicozisis, J. (2013) Accelerated tooth movement technology. OrthoTown

【ドクター向け】SureSmileアライナー・ランチョンセミナー(大阪)

SureSmileアライナーのランチョンセミナーを開催します!

 

7月16日(日)に大阪にて開催される「第3回日本臨床歯科CADCAM学会サマーフェスティバル」におきまして、ランチョンセミナーとして「SureSmileアライナー」についてお話させていただきます。

 

第3回日本臨床歯科CAD CAM学会サマーフェスティバル ランチョンセミナー

 

テーマ:SureSmile Alignerの臨床

 

 

2021年6月に発売したデンツプライシロナのデジタルアライナー矯正SureSmile。

2023年には振動型フィッティング装置Vproと保定装置リテーナーが発売となり、ますます治療効果を高めることが期待できるようになりました。

アライナー市場ではグローバルでも5年目と若いブランドに感じますが、デジタル矯正のパイオニアとして20年以上の歴史を持つ製品です。

 

デジタル矯正システムは、世界でもより新しい治療方法であり、常に進化し続けています。

歯科用CTや口腔内スキャンデータからヴァーチャルペイシェント(仮想患者)をコンピュータ内に作り出すことで、骨の内部と歯根との関係をより正確に把握し、そして安全で確実になりました。

 

演者は、このデジタル矯正システムに創成期から取り組んでおり、システムに関する基礎研究から実際の治療にいたるまで、米国と国内にて多くの研鑽を積んでまいりました。

本講演では、現在日本で使用可能なSureSmile Alignerにフォーカスを当て、製品の歴史から特徴、実際の症例供覧を交えてお話しします。

 

参加について

開催日時 7月16日(日) 12:30 – 13:30
会場 AP大阪駅前 APホールII(B2F)マップを見る
定員 90名
主催 日本臨床歯科CAD CAM学会

 

印刷用pdfは以下よりダウンロードできます。

第3回日本臨床歯科CAD CAM学会サマーフェスティバルSureSmile Alignerの臨床pdf資料

【ドクター向け】SureSmileアライナーウェビナーのご案内

SureSmileアライナーのウェビナーが開催されます!

 

日本橋はやし矯正歯科が導入している3Dデジタル矯正「SureSmile」のマウスピース矯正である「SureSmileアライナー」。非常に良いシステムですが、知る/学ぶ機会がなかなかないという先生方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回はすでに「SureSmile」を導入しているクリニックはもちろん、まだ導入されていない先生方にぜひ参加していただきたいウェビナーとなっています。

 

私は「デジタル矯正ブランドSureSmile」と題し、SureSmileを日本で初めて導入した経験から、様々な視点でこの優れたシステムについてお話させていただきます。

 

その他の先生方もとても意義深いお話をしてくださるので今から私もとても楽しみにしています。

 

以下、ウェビナーの概要となります。

 

 

専門家が紐解く「SureSmileアライナー」ライブ配信セミナー

 

2021年6月に発売後、多くの先生方にご使用いただいているデンツプライシロナのデジタル
アライナー矯正システムSureSmile。

この度SureSmileに造詣の深い3名の専門医の先生方を演者に、製品の特性や実際の臨床症例についてお話しいただく機会を設けました。

矯正専門医だからこその視点、症例選択やアライナー活用方法を率直に語っていただきます。

パネルディスカッションでは2023年2月に発売したVpro(フィッティング装置)やリテーナー
(保定装置)についても触れていただきます。

多くの先生方のご参加をお待ちしております!

 

参加について

 

配信日時 7月2日(日) 10:00 – 12:00 ※振り返り視聴あり
登録締め切り 7月1日(土)23:59まで
視聴料 無料
お申し込み方法 このセミナーは終了しました。
お問い合わせ

デンツプライシロナ株式会社

 

当日のスケジュール

 

  • デジタル矯正ブランドSureSmile:林 一夫 先生
  • アライナーのトリム形状を考える:杉山 晶二 先生
  • ソフィア歯列矯正歯科医院におけるアライナー活用法:相澤 一郎 先生
  • パネルディスカッション

 

Microsoft Teamsで視聴頂きますので、あらかじめインストールして頂くことになりますのでご注意ください。

 

こちらのpdfをダウンロードして印刷いただけます。

suresmileアライナーウェビナーpdf

 

みなさまぜひ奮ってご参加ください!

 

口元の写真

大人の歯科矯正は?後悔しないポイントは?治療方法や費用を紹介!

歯科矯正は子どもの時期に行うものである、というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。

しかし大人になってから歯並びが気になる、かみ合わせが悪い、という思いを持つ方は少なくありません。歯科矯正は大人でももちろん行うことが可能です。

 

この記事では、大人の歯科矯正について、メリットや懸念点、矯正を成功させるポイントや矯正の費用などを解説します。歯科矯正の検討にお役立てください。

 

 

大人になっても矯正はできるのか?

 

歯科矯正は大人になってからでも始められます。

歯根を取り囲む歯槽骨と歯肉が健康であれば年齢に関係なく歯科矯正は可能であり、歯の成長が終わっているため基本的にいつでも始められます。

 

ただし、できるだけ早く歯科矯正を始めた方が歯並びや噛み合わせを改善しやすいでしょう。

加齢とともに口内の状況は変化していくため、「いつまでに歯科矯正を完了させたいのか」という点を意識して歯科矯正を計画的に行う必要があります。

 

 

大人の矯正のメリットは?

 

歯科矯正を行うことで、見た目が良くなるだけではなく、口内の健康状態にも良い影響があります。大人の矯正のメリットについて以下で詳しく解説します。

 

見た目が良くなる

 

歯科矯正の最大のメリットは、見た目が良くなりコンプレックスの解消につながることです。

 

歯並びが悪いと、出っ歯(上顎前突)や口ゴボ(上下顎前突)、叢生(そうせい)などの状態になります。

口ゴボとは、上顎と下顎が前に突き出した状態です。

叢生とは、歯が重なったり斜めに生えたりして乱れた状態です。

口元に自信がないため、口を開けて笑えなかったり、自然に話せなかったりという方も少なくありません。

 

口元は、第一印象を大きく左右します。きれいで清潔感のある歯並びになると気持ちも表情も明るくなるでしょう。

また、自然に笑顔でいる時間が増えることで、周囲に良い印象を与えやすくなります。

 

口内の健康が保てて、虫歯や歯周病の予防になる

 

歯並びを改善することで歯周病や虫歯、口臭などを防いで口内の健康を保つことが可能です。

歯並びが悪いと、歯同士の重なりに邪魔されて歯の隙間に歯ブラシが届きにくくなります。

歯の汚れの付着は、虫歯や歯周病、口臭などの原因になるため正しいケアが必要です。

 

また、歯並びの状態によっては、口を閉じにくいケースがあります。

口が常に開いたままの状態では、口内が乾燥し唾液の分泌量が少なくなりがちです。

唾液は細菌を流す役割を担っているため、唾液の分泌量が少なければ、虫歯などのトラブルを起こしかねません。

 

口が開きやすい歯並びとは、上述した出っ歯・口ゴボ・叢生に加え、開咬(かいこう)が挙げられます。

開咬とは、口を閉じたときに上下の前歯の間に隙間がある状態です。歯科矯正で歯並びを改善し、口内を健康に保ちましょう。

 

 

大人になってからの矯正は危険?5つの懸念点

 

口元を押さえる女性
大人になってからの矯正はリスクが高いといわれることがあります。

歯周病や虫歯などのトラブル、痛みの大きさなどの話を聞くと、歯科矯正を控えたくなる人もいるかもしれません。

以下では子どもと大人について口内や顎の状態の違いに触れつつ、大人の歯科矯正の懸念点を解説します。

 

歯周病や虫歯になりやすい

 

歯磨きの頻度や口内の状態によって個人差はありますが、一般的に大人の口内には子どもの口内よりも多くの細菌がいます。

細菌が多ければ多いほど、歯周病や虫歯が発生しやすくなります。

さらに、矯正装置を付けている状態では歯を磨きづらく、矯正装置にも汚れが付きがちです。

 

ワイヤー矯正をしているときに虫歯や歯周病になると、治療のために一時的に矯正装置を外してから治療を行うケースもあります。

 

虫歯や歯周病を避けるため、矯正中の歯のお手入れには、歯磨きと並行して歯間ブラシの利用も必要です。

また、間食を避ける、ガムなど歯に付着しやすいものを食べない、など矯正中には食生活への配慮も求められます。

 

痛みを感じることが多い

 

治療中は矯正装置を装着し続けるため、食事のときの違和感や、舌が装置に触れる不快感が気になる場合があります。

矯正装置にはワイヤーを使ったものもありますが、ワイヤーの端が口内の粘膜に触れて痛みを感じる場合もあるでしょう。

 

また子どもも大人も、圧力をかけて歯を矯正する点は同じです。ただし、大人の歯は子どもの歯よりも動かしにくい傾向があり、強い圧力をかけて矯正するため、大人の矯正では痛みを感じやすくなります。

大人の歯を動かしにくい理由は、歯茎や骨の成長が完了しているためです。

 

また、大人の矯正期間は子どもよりも長くなりがちです。3年程度かかることも少なくありません。

 

抜歯となるケースがある

 

大人の歯科矯正では、症例によって抜歯が必要になるケースが多いです。

例えば、出っ歯や口ゴボなどの状態では、歯を引っ込めたくても余分なスペースがありません。そのため、抜歯して隙間を作ってから歯を動かします。

健康な歯を抜くことに抵抗を感じる人も少なくありません。抜歯が必要な理由やメリット・デメリットなどをきちんと説明してくれる歯科医院を選ぶと安心です。

 

歯の根元が短くなる可能性がある

 

歯の根元が短くなる現象を歯根吸収といいます。

通常の矯正では歯根吸収のリスクは少ないですが、矯正装置によって歯に強い圧力が加わったり、何度も矯正をやり直したりすると歯根吸収が起きることがあります。

 

歯の大部分は歯槽骨のくぼみに収まっていますが、歯根吸収が起きると歯槽骨と歯根の間に隙間が生じて歯がぐらついたり、歯が抜けやすくなったりすることがあるのです。

 

矯正を終えた直後は歯根吸収の影響はみられないことが多いでしょう。

ただし、加齢などにより歯茎が下がってきたり、歯周病などのトラブルが発生したりすると、歯根吸収により歯が抜けやすくなります。

 

歯茎が下がる可能性がある

 

矯正装置や歯磨きなどによって歯に強い圧力がかかると、歯茎が下がることで歯が長く見えたり、歯根の一部が見えたりしてしまうことがあります。

歯茎が下がると歯茎に覆われている歯根が露出するため、知覚過敏や歯周病、虫歯のリスクを高める原因になります。

 

また、歯茎が下がると歯と歯の間に「ブラックトライアングル」と呼ばれる三角形の隙間ができることがあり、歯の隙間に汚れが付着しやすいため注意が必要です。

歯周病になったことがある場合、矯正前から歯茎が下がっていることがあるため、さらに歯茎が下がってしまう可能性があるでしょう。

 

 

大人の矯正で後悔しないためのポイントは?

 

歯を磨く女性
大人になってからの歯科矯正は、上述したようなリスクがあります。

しかし、治療方法を確認し、セルフケア・アフターケアなどを怠らなければトラブルを避けやすくなるでしょう。以下では、大人が歯科矯正で後悔しないためのポイントを解説します。

 

治療方法をしっかり検討し、医師と相談する

 

歯科矯正にはさまざまな種類があるため、それぞれのメリットやデメリットを理解して治療方法を決めることをおすすめします。

治療方法を検討する観点には、治療中の見た目・歯磨きのしやすさ・矯正装置のお手入れしやすさ・治療費などが挙げられます。

 

どの歯科医院で矯正を受けるかしっかり検討することは歯科矯正をスムーズに進めるために重要なポイントです。

治療方法の選択などを医師に気軽に相談できるような歯科医院を選びましょう。

矯正治療にはある程度の期間がかかり、定期的に通うことになるため予約の取りやすさや通いやすさも考慮する必要があります。

 

カウンセリングなどで歯科医院の治療方針や医師の雰囲気を確認すると、自分に合っている歯科医院をみつけやすくなります。

 

治療中に違和感があるときはすぐに相談する

 

治療中に痛みを感じたり、違和感があったりする場合は、すぐに担当の歯科医師に相談しましょう。

自己判断で痛みや違和感を放置すると、大きなトラブルになる可能性があります。また、我慢していても状況が良くなる訳ではありません。

特に矯正装置がずれた状態で長期間放置すると、歯が元の位置に戻ろうとする結果、矯正の効果が薄れてしまう可能性があります。

 

担当の歯科医師に相談した方が良いチェックポイントは以下のとおりです。

● 痛みが強い
● かみ合わせが悪くなったように感じる
● 虫歯の疑いがある
● 口臭が強くなったように感じる
● 歯茎が腫れている
● 矯正装置に付着した食べ物が取れない
● ワイヤーの飛び出しや折れなど、矯正装置に異常がある
● 矯正装置が外れた
● マウスピース矯正で、装着する順番を間違えてしまった

 

セルフケアを怠らないようにする

 

子どもの口内と比べると大人の口内は細菌が多く、矯正期間中はセルフケアが重要です。セルフケアの方法は、治療方法によっても異なります。

ワイヤーを使用する矯正の場合は、歯ブラシをさまざまな方向から当てて、磨き残しがないようにします。

矯正装置の位置によっては、どうしても磨きにくい部分もあります。隙間の汚れを取りたいときは、歯間ブラシやタフトブラシを使うのがおすすめです。

 

またフッ素入り歯磨き粉は、虫歯の予防や歯の強化に効果的です。

虫歯になると矯正を中止して治療をする必要があるため、フッ素入り歯磨き粉でケアしても良いでしょう。

 

マウスピース矯正の場合は、歯磨きに加え、マウスピースも丁寧にケアします。

歯磨き粉は基本的に使わず、歯ブラシでマウスピースを優しく磨いてください。

多くの歯磨き粉には研磨剤が入っており、使用するとマウスピースが傷ついてしまうからです。

 

食洗機などを使った熱水での洗浄など高熱に触れるとマウスピースが変形する恐れがあるため避けましょう。

 

アフターケアも忘れずに

 

アフターケアとして、治療後には「後戻り」に注意してください。後戻りとは、矯正後に歯が矯正前の位置に戻ってしまう現象です。

 

後戻りを防ぐには、保定期間としてリテーナーを装着して過ごします。

リテーナーとは、治療を経てきれいになった歯並びを固定・安定させるための装置です。

リテーナーには、マウスピースやワイヤーなどのタイプがあります。また、保定期間は、矯正装置を付けていた期間と同程度を目安に設定されます。

 

リテーナーを装着する目的は、歯や周囲組織の固定化です。

矯正治療が終わったばかりの歯は、歯の周囲の骨が安定していないため後戻りしやすい状態です。

後戻りが起きると、もう一度矯正治療をやり直すことになるかもしれません。

 

歯科矯正は、「歯を適切な位置に動かすステップ」と「適切な位置に移動した歯を固定するステップ」の、2つのステップの組み合わせであると意識して、アフターケアにも力を入れましょう。

 

 

矯正治療方法の特徴や費用は?

 

裏側矯正と表側矯正では、矯正装置を装着する位置が異なります。

ここでは、それぞれの治療方法について、特徴や治療費を解説します。

 

裏側矯正

 

裏側矯正とは、ワイヤーを歯の裏側に装着する矯正方法です。

症例にもよりますが、裏側矯正の治療費は100~150万円程度が目安です。

治療範囲が広くなるほど裏側矯正の治療費は高くなります。

奥歯も含め口内全体を広範囲に治療する場合、150万円以上の治療費がかかるケースもあるでしょう。

 

裏側矯正は外側からは見えにくいため、人目を気にせず矯正できることが大きなメリットです。

特に人に会う機会が多い職種の方は、裏側矯正を行うことを検討するケースも少なくありません。

 

ただし裏側矯正は発音しにくかったり、口内に違和感があったりする場合もあります。

気になる点があれば、事前に歯科医院に相談しましょう。

 

表側矯正

 

表側矯正とは、歯の表側にワイヤーなどの矯正装置を付ける治療方法です。

症例にもよりますが、表側矯正の治療費は60~100万円程度です。

裏側矯正と比べると治療費が抑えられるでしょう。

 

さまざまな症例に対応でき、歯の位置を大きく動かせる点が表側矯正のメリットです。

マウスピース矯正を行う際も矯正装置は歯の表側に装着しますが、歯を動かせる範囲は限られます。

 

一方、裏側矯正と比べると表側矯正は矯正装置が目立ちます。

近年は、カラフルでおしゃれな装置や目立たない透明タイプの矯正装置もあるため、治療中の見た目が気になる場合は歯科医院に相談してみると安心です。

 

 

歯科矯正なら日本橋はやし矯正歯科にお問い合わせください

 

大人でも歯科矯正は可能であり、歯科矯正を受けると、見た目が良くなり口内の健康を保てます。

ただし矯正治療中は、虫歯になりやすかったり違和感や痛みが起きたりすることがあります。

歯科矯正で後悔しないためにも、自分に合った治療方法をしっかり検討し、セルフケアやアフターケアを怠らないことがポイントです。

 

日本橋はやし矯正歯科では、それぞれの症例に適切な矯正プランを提案いたします。

歯の矯正治療をお考えの方はお気軽にカウンセリングにてご相談ください。