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金属アレルギーと当院の矯正治療について

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科院長の林 一夫です。
「金属アレルギーですが矯正治療は可能ですか?」というご質問をしばしばお受けいたします。

 

金属アレルギーの方でも矯正治療は行えますが、検査や気をつけることなどについてご説明させていただきます。

 

金属アレルギーで多いアレルゲンについて

 

歯科医療でよく使用されるうち、アレルゲンとなりやすい金属はこちらです。

  • ニッケル
  • コバルト
  • クロム

上記がすべてではなく、稀にチタンなどでもアレルギー反応を起こされる方もいらっしゃいます。これについては後述します。

 

まずはパッチテストを行います

 

金属アレルギーが疑われる場合に行う検査で一般的なのはパッチテストです。
パッチテストについては以下の参考文献をご覧ください。

 

参考文献

 

金属アレルギーについて(概要)

金属アレルギーの一般的な説明です。症状や検査方法について。
https://www.jda.or.jp/park/relation/metalallergy_04.html

 

歯科治療の金属アレルギーについて

 

日本橋はやし矯正歯科の金属アレルギー対策

 

当院では、金属アレルギーの方の矯正治療では、アレルゲンとなりにくい

  • チタン製
  • 金属ではなく、セラミック製

いずれかの矯正装置を使用し矯正治療を行います。

 

一般的な矯正用ワイヤーは、アレルゲンとなりやすいニッケルを含有することが多いですが、当院が使用する高精度カスタムワイヤーはニッケルを含有しないベータチタン製で作製することが可能です。

 

金属アレルギーを考慮しアレルゲン対策を万全に行っておりますのでどうぞご安心ください。

 

金属アレルギーの方の実際の矯正治療例

 

こちらは、金属アレルギーの方が実際に矯正装置をつけた表側矯正の写真です。

金属アレルギーの方が実際に矯正装置をつけた表側矯正の写真

 

材料は

  • ブラケット:セラミック製
  • 臼歯部用チューブ:チタン製
  • ワイヤー:ベータチタン製

を使用しています。

 

この材料の組み合わせは金属アレルギー対策はもちろんですが、透明で目立たないので、見た目を気にされる方にも支持されています。

 

チタンにアレルギー反応がみられる場合

 

非常に少ないですが、ごく稀にチタンをアレルゲンとする金属アレルギーの方がいらっしゃいます。この場合は金属を使わない「マウスピース型矯正装置」を使用することになります。

 

マウスピース矯正装置の写真

 

参考文献

歯科用金属アレルギーの動向(過去 10 年間に広島大学病院歯科でパッチテストを行った患者データの解析)
http://ir.tdc.ac.jp/irucaa/bitstream/10130/2810/1/4_23.pdf

 

症状の出方は患者様により様々です

 

以上、わかりやすく説明させて頂きましたが、金属アレルギーの程度や生活スタイルは患者様それぞれです。

例えば、ピアスやアクセサリーなどに反応することで金属アレルギーと診断された患者様が、矯正装置で必ずアレルギー反応が出るかと言えばそうとも限りません。

ですので、どのように治療を進めるかは、患者様のご意向を第一に、話し合いをもとに決めて参ります。

 

裏側矯正を希望されたケースの例

 

ここでご説明するのは裏側矯正をご希望の患者様。

裏側矯正装置は必ずニッケルを含有しておりますので、金属アレルギーが重度の方には使用できないことがあります。

ですが、こういう患者様のお口の中をよくよく調べますと、虫歯治療の金属の詰め物(ニッケルが含まれる)が既にある場合もあります。

アレルギー症状が出ていない(軽症である)ので、患者様ご自身も気づかないことも実はしばしばあるのです。

 

こういう方の場合は治療の過程で、裏側矯正装置を試験的に着けて、アレルギー反応が出るかを見ていく場合があります。

(もちろんパッチテストと併用します)

 

金属アレルギーは突然発症することがあります

 

ほとんどの金属アレルギーの方は「気がついたら反応するようになった」はずです。

つまり、今日アレルギーが出なくてもある日突然出ることがあるので、気になる方は皮膚科でパッチテストを受けておいて頂ければと思います。


金属アレルギーが気になる、詳しく聞きたいという方はカウンセリングの際にご質問ください。

矯正体験レポート【スタッフA】(2)どの矯正方法を選ぶ?

こんにちは。 
日本橋はやし矯正歯科のスタッフAです。 

前回に続いて、今回は矯正装置をセットのお話をしていきますね!
これから矯正を始められる方の参考になれば良いかなと思います。

前回の記事はこちらです!ぜひ読んでくださいね。

 

矯正体験レポート【スタッフA】(1)過蓋咬合やガタガタ歯が悩み!

 

 

どの矯正方法を選ぶ?

 

矯正装置をおさらいしましょう

 

矯正治療中に、矯正していることを気づかれたくない、知られたくないという方は多いですよね。

矯正装置は大きく分けて4種類あります。中でも「目立たない」ものに「★」をつけてみました。

  • 上下裏側矯正 ★
  • ハーフリンガル矯正(上顎が裏側/下顎が表側) ★
  • 上下表側矯正 
  • マウスピース矯正 ★

当院はすべて対応しており、ご希望に応じて選択できます。

※症状によって向き不向きがあり難しい場合もあります。

 

…で、私の場合は診断結果をもとにしながら

  • 矯正しているのが見えたくない
  • マウスピースを常に付けていられる自信がない!
    マウスピースがついていると間食できない…間食を止めるのは私にはできそうにありません 汗
     

これらの理由から裏側矯正に決定しました!

次に、診断と症状について説明していきます。

 

私の症状について

 

こちらが私の治療前のお口の写真です。

スタッフAの治療前のお口の写真

自分でも日頃から気になっていましたが、やはり診断の結果、

  • 上顎の出っ歯の改善
  • ディープバイト(過蓋咬合)の改善

を主に矯正治療していくことになりました。

 

【ディープバイト(過蓋咬合)とは】

上の歯が下の歯に覆いかぶさるような状態がディープバイト(過蓋咬合)です。
通常、上下の歯が2~3cm重なり合っているのが理想的な咬み合わせですが、歯の半分を覆うとなりますと若干深く「ディープバイト」の状態となります。

過蓋咬合と正常な歯並びのイラスト
ディープバイトは加齢と共に歯が擦り減りより咬み合わせが深くなる傾向にあります。

見た目の印象だけではなく、慢性的に顎の関節に負担がかかる事による顎関節症の発症や、様々な観点から他の不正咬合と同様に虫歯や歯周病、口臭を招く事もあり治療が必要です。

 

 

初めて裏側矯正装置をつけた印象

 

裏側矯正装置を装着します!

 

それでは装置の装着の印象を説明します。

装置を付ける時は光を当てて装着していきます。こんな感じです。

矯正装置をつける時に光を当てるイメージ画像

光はほんのりと暖かいくらいです。

 

その後のワイヤーの装着時は、ギュッと締め付けられる感覚でしたが痛くはありませんでした。

装着完了!

裏側矯正装置を装着しバイトアップをつけた画像

奥歯についている青いものは「バイトアップ」と言い、咬み合わせを浅くするためにつけています。数ヶ月したら外せます。

 

バイトアップとは

矯正治療では珍しくありませんが、咬み合わせが深い場合、下の歯で上の装置を噛んで装置を外してしまったり矯正に支障をきたすため、一時的に咬み合わせを上げます。

矯正治療が進んで咬み合わせが浅くなってきたら取り外すことができます。

 

滑舌が…ちょっと喋りにくいかも!?

 

そして裏側矯正装置初心者となった私ですが、装置が気になって舌はどこにいたらいいのか…舌の置き場がわからない!

そのためサ行、タ行がしゃべりにくいなぁ〜笑

治療してくださった林院長には「すぐに慣れますよ、みんな慣れてるよ」と笑われました。

1週間程で慣れるそうなのでしばらくの辛抱ですね!

 

矯正装置をつけて一安心。

次は、裏側矯正装置をつけた感想や気をつけた方が良いことなどをまとめて行きたいなと思います。

矯正体験レポート【スタッフA】(1)過蓋咬合やガタガタ歯が悩み!

こんにちは日本橋はやし矯正歯科のスタッフAです。

日本橋はやし矯正歯科のスタッフブログでも特に好評な「矯正体験レポート」、今回は私(スタッフA)の矯正体験をレポートします。

リアルタイムレポートとなりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

矯正体験レポートスタッフAの写真

恥ずかしいので後ろ姿でご容赦ください(汗)

 

なぜ矯正体験をレポートするかについて

 

歯科矯正したいという方はたくさんいらっしゃいます。

でも、初めの一歩、勇気いりますよね。

実際にSNSなどでも「矯正した方が良いのかなあ…」などというお悩みを見かけます。

 

  • 治療後に理想の歯並びになれる?
  • 治療前はなにするの?
  • 治療中のこともいろいろ気になる!
  • 治療中は痛くないの?
  • 仕事に支障はないの?
  • 治療中の口元はどんな感じ?

色々、不安なことがたくさんあります。いや、考えれば考えるほど、もはや不安しかありません。

周りに矯正治療を体験した方がいて「大丈夫ですよー」とか言われても「本当に大丈夫だろうか…」と考えてしまったり、「痛かった!」と言われたらもう怖くて(笑)。

 

でも不安な気持ちって「知らないから」起きるものなのです。

ですので、スタッフ自身が自らの経験を包み隠さず公開することが患者さまにとって大いにメリットがある!

と考えました。

当院では「矯正体験レポート」と題したシリーズを以前にも連載しておりました。
(実は大人気シリーズなのです!)

今回の記事の最後にシリーズのバックナンバーを掲載しますのでぜひお読みください!

 

 

スタッフは実際に当院で矯正治療を行なっています

 

さて、上でちょっと触れましたが日本橋はやし矯正歯科では、希望するスタッフは実際にクリニックで矯正治療を受けることができます。

 

これは、ご来院された患者さまに「歯並びが綺麗なスタッフだな」と安心して頂けますし、何より患者さまを満面の笑顔でお迎えしたい!
ということで当院が取り組んでいることでもあります。

 

今回は私以外のスタッフ2名、合計3名がまさに治療中です!

 

お口の中も悩みも人それぞれということで、複数の症例をリアルタイムにご紹介してまいります。

 

では矯正スタートします!!

 

 

スタッフAの歯並びの悩みと決心

 

私はもともと歯並びに悩みがあり、歯科矯正をしようと思っていたことがありました。

やはりいろんな不安があり躊躇していましたが、矯正治療に本格的に従事するようになって、治療したいと思うようになりました。

 

具体的には以下が悩みでした。

  • 過蓋咬合(deep bite)
    咬み合わせが深く、上の前歯が下の前歯に大きくかぶさっています。
  • 上下の正中線の不一致
    顔の正面中央の前歯が上下で左右にずれてしまっています。
  • 上顎中切歯のブラックトライアングル
    歯と歯の根元が空いていて、黒い三角形ができてしまっています。
  • 前歯部の叢生
    前歯のガタガタ歯(歯の凸凹)が目立ちます。

 

当院に相談やカウンセリングに来られる方と変わらない悩みです。

こういう悩みは結構みなさま普通に持っているだなということを実感しました。

 

 

3Dデジタル矯正のCT画像

 

まずは精密検査をして、CT画像による歯を支えている顎骨内部の骨状態、顔の骨格、歯型、口腔内・顔貌写真の情報を収集します。

これは3Dデジタル矯正のCTデータ解析画面です。

3Dデジタル矯正の頭部スキャンのCT画像

CTでは体の内部を輪切り状にして見ることが可能で、平面のレントゲンでは把握できなかった歯の状態や歯の根の詳細な長さ、角度、位置が把握できます。

歯科矯正において、骨の情報はとても重要です。

 

歯根が非常に短い!歯根吸収のリスクも…

 

私の場合は、異常に歯根が短い短根ということも判明しました…。

歯根が短いと矯正治療が難しく、「歯根吸収」のリスクが高くなります。

治療前から少々不安になりますが、林先生に全幅の信頼を置いているので、先生に任せるしかありません!

 

 

 

様々な情報を元にシュミレーション完成です。
(実際には完成まで3週間かかります)

こんなふうに3Dシミュレーションがが作られます。

3Dシミュレーションの画像

 

見ているだけでワクワクするんです!

 

3Dシミュレーションの画像2

 

ここまで治療前に確認できれば安心して矯正治療をスタートできます。

 

これから、実際にどうしたいのかも先生と綿密に相談し、治療計画を決めていくことになります。

次のステップに続きます。お楽しみに!


矯正体験レポートバックナンバーはこちら!

  1. 必読!矯正体験レポートをお送りします!
  2. 矯正体験レポート第二回:矯正中の歯磨き3つのポイント!
  3. 矯正体験レポート第三回:カスタムワイヤー編!
  4. 矯正体験レポート第四回:2ヶ月経過しました!
  5. 矯正体験レポート第五回:顎間ゴムを付けました!
  6. 矯正体験レポート第六回:画像で分かる、歯の移動!
  7. 矯正体験レポート第七回:5ヶ月経過の状態は!?
  8. 矯正体験レポート第八回:矯正装置卒業しました!
  9. 矯正体験レポート第九回:リテーナーについて

ハーフリンガル矯正とは?メリット・デメリットや症例を紹介

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科院長、林 一夫です。
今回はハーフリンガル矯正についてご説明します。
ハイブリッド矯正やコンバインド矯正などとも呼ばれたりしますが、ほぼハーフリンガル矯正という呼び方が定着してきました。

 

 

 

ハーフリンガル矯正とは?

ハーフリンガル矯正とは?

 

ハーフリンガル矯正は

  • 上顎が裏側矯正
  • 下顎が表側矯正

で行う矯正治療です。

装置が目立つ上の歯のみを裏側矯正にすることにより、治療の費用を抑える他、様々なメリットのある矯正方法です。

 

 

ハーフリンガル矯正のメリット

ハーフリンガル矯正のメリット

 

裏側矯正より費用が安価である

裏側矯正は表側矯正に比べて難易度が高いので、表側矯正よりも費用がかかってしまいます。

目立たない下の歯を表側矯正装置にすることで費用を抑えることができます。

※当院は上下裏側矯正の場合は135万円、ハーフリンガル矯正が115万円と20万円お安くなっています。

\日本橋はやし矯正歯科の料金について/

 

ハーフリンガル矯正は上下裏側矯正よりも治療期間が短い

3Dデジタル矯正で裏側矯正の治療期間は大幅に短縮されましたが、それでも表側矯正に比べるとかかってしまうケースもあります。

ハーフリンガル矯正は下が表側矯正なので上下裏側矯正よりも治療期間が短くて済みます。

 

ハーフリンガル矯正は口の中の違和感が少ない

裏側矯正のデメリットは、治療初期は装置が歯に当たるなどしてどうしても口の中に違和感が出てしまいます。

ハーフリンガル矯正は下が表側矯正ですので、このデメリットがかなり軽減されています。

 

 

ハーフリンガル矯正のよくあるご質問

ハーフリンガル矯正とは?

 

普及してきたとはいえ、まだ一般の方はほとんどご存じない矯正方法ですのでよく頂く質問の回答をこちらに紹介します。

 

Q. ハーフリンガル矯正の滑舌や喋り方はどんな感じでしょうか?

A.上下が裏側矯正の場合よりも滑舌はそんなに気にならないと思います。

なお、矯正装置をつけた直後の2週間程度は喋りづらい感じがある方は多いです(徐々に慣れるので問題はなくなります)。

 

Q.ハーフリンガル矯正に向き不向きはありますか?

A.特に向いているのはお仕事柄人に見られたりお話しされたりする方です。アナウンサーや講師をされている方なども多いです。

症状により不向きというか、上は表側矯正の方が良いという場合などはもちろんあります。カウンセリング時にじっくり話をさせて頂いております。

 

※向き不向きなどについては次のコラムで改めてご説明します

 

 

ハーフリンガル矯正のデメリット

ハーフリンガル矯正とは?

 

ハーフリンガル矯正のデメリットについて請求
デメリットとして請求できる内容を3つほど選定

 

表側矯正を検討している方に対しては費用が高くなる

ハーフリンガル矯正は表側矯正を検討している方にとっては費用が高くなります。ただし、裏側矯正を検討している方にとっては費用が安くなる側面もありますので、全ての方に当てはまるデメリットにはなりません。

 

裏側矯正よりも矯正器具が目立つ

裏側矯正と比べるとハーフリンガル矯正は、下側は表側矯正となりますので矯正器具は目立ってしまいます。ただし、表側矯正を検討していた方にとっては、矯正器具が目立つ上の歯を裏側矯正にできるハーフリンガル矯正はメリットとして捉えられます。

 

ハーフリンガル矯正の患者さまの写真です

 

それでは実際にどのように見えるのか見ていきましょう。

こちらの患者さまは下に表側矯正装置を装着されています。この写真ですと全く見えませんね。

ハーフリンガル矯正中で矯正装置が外から見えないスマイルの画像

大抵の方はこのように、下の唇に隠れてしまいます。

お口の中を見てみますと、しっかりと装置があります。

ハーフリンガル矯正中の口腔内正面の画像

こうやって見せない限りはまずほとんど見えないと思って頂いて大丈夫です。

 

どのような歯並びでお悩みですか?手がけた治療事例を見る>>

 

日本橋はやし矯正歯科は3Dデジタル矯正で、裏側矯正もハーフリンガル矯正も精度の高い治療を行っております。

どなたもご安心の上、カウンセリングをお受け頂ければと思います。

 

 

ハーフリンガルの治療期間を紹介

ハーフリンガル矯正とは?

 

あくまでも目安ですが、平均的な治療期間は2年程度です(保定期間を除いた場合)。各治療法と期間の違いを比べてみます。

 

歯列矯正の治療期間の目安

 

装置 治療完了までの目安期間
表側矯正 2年~3年
裏側矯正 2年~3年
ハーフリンガル矯正 2年~3年
マウスピース矯正 数ヶ月~2年

ハーフリンガル矯正の治療期間の目安は表側矯正・裏側矯正と違いありません。治療期間は、治療方法の違いではなく個人の歯や口内の状態によって左右されると言われております。

 

 

ハーフリンガル矯正の費用

ハーフリンガル矯正とは?

 

ハーフリンガル矯正にかかる費用は、目安として80万~120万円です。先述したマウスピース矯正も含めた歯列矯正の費用の目安を紹介しましょう。

 

歯列矯正の費用相場

 

装置 治療完了までの目安期間
表側矯正 60万~100万円
裏側矯正 100万~140万円
ハーフリンガル矯正 80万~120万円
マウスピース矯正 70万~120万円
マウスピース矯正(一部) 30~70万円

ハーフリンガル矯正は裏側矯正と比べると費用相場が安いものの、マウスピース矯正や表側矯正と比べると高額な治療法です。矯正歯科で費用に関する相談もしながら、もっとも適した治療法を見つけましょう。

 

 

参考文献(サイト)

ハーフリンガル矯正とは?

 

日本で大きな発展を遂げているハーフリンガル矯正。「見せたくない」という患者さまの心理が技術の進歩につながっています。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjloa1990/1993/4/1993_4_12/_pdf/-char/en

https://ci.nii.ac.jp/naid/10008152402

矯正大国アメリカでは装置が見られることへの抵抗が少ないので非常に少数派です。

https://www.cda-adc.ca/jadc/vol-71/issue-2/99.pdf

大切なお話 -患者さまのQOLについて-

 

 

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科院長、林一夫です。

 

突然ですが、矯正治療で一番大切なことはなんでしょうか?

これから治療を受けられる方のほとんどは「治療が終わった後の歯並び」と答えるでしょう。

 

しかしベテランの矯正歯科医は皆「患者さまが総合的に満足される結果」と答えると思います。

 

今回のお話はとても大切なのでみなさまぜひお読みください。

 

QOLと矯正治療のイメージ画像

 

 

理想の治療とは何か?

 

QOLを第一に考えた治療

 

私が矯正歯科医として治療をしてきた経験から、理想の治療とは「患者さまのQOLを考慮した治療」だと申し上げます。
QOL(Quality Of Life、生活の質)という言葉を改めて考えてみましょう。

国立がん研究センターのサイトの説明が分かりやすいので引用します。

治療や療養生活を送る患者さんの肉体的、精神的、社会的、経済的、すべてを含めた生活の質を意味します。

QOLは、このような変化の中で患者さんが自分らしく納得のいく生活の質の維持を目指すという考え方です。治療法を選ぶときには、治療効果だけでなくQOLを保てるかどうかを考慮していくことも大切です。

国立がん研究センター ガン情報サービスより

https://ganjoho.jp/public/qa_links/dictionary/dic01/quality_of_life.html

矯正治療はもちろん歯列を正すことがメインとなりますが、それに伴うことが沢山あります。
それを治療前のカウンセリングで十分に患者さまにご説明をしなければ患者さまが後悔してしまうこともあるのです。

 

QOLに関わるものは?

 

それでは治療結果以外の部分でQOLを下げる可能性がある負担について説明いたします。

  • 身体的な負担
    矯正治療の場合は、抜歯をするのかしないのか、またどの歯を抜歯するのかで、負担の程度が変わります。
    また、サージェリーファーストでは、上下顎骨両方を手術するのか、下顎のみの手術で行うのかで、身体的は負担が大きく変わります。
  • 経済的な負担
    矯正治療費はもちろんのこと、矯正治療でお仕事をお休みすることがあったり矯正治療のために購入するものがあったりなどの経済的な負担です。
    外科手術を伴う場合は手術や入院の費用も含まれます。
  • 社会的な負担
    営業職や接客業など人前でお話するお仕事の方や、司会者やタレントさんなど外貌が重要になるお仕事の方は治療法計画を綿密に立てる必要があります。
    それ以外にも「矯正器具が気になってお仕事や学業に集中できない」「お友達の視線が気になる」「矯正中だということを知られたくない」など様々なことが負担となります。
    また矯正期間が長くなればなるほど負担が大きくなる傾向にありますので、当院の3Dデジタル矯正でできるだけ矯正期間を短縮しております。

 

小さな負担でも大きなストレスになる

 

上記に記載したのは負担の中のごく一部。中には些細に思われることもあるでしょう。

しかしご本人にとっては大変な悩みであったり、小さな負担が積もり積もって大きな問題になることもあります。

 

どうか、皆さまに最良の矯正治療を行なって頂くためにも「これぐらいのこと」と思わないでください。

 

 

つい「治療結果」ばかりを求めがち

 

特に矯正治療未経験の患者さまは「より良い治療結果を」求めてしまいがちです。

それは現在悩んでいることをとにかく解消したいとのお思いがありますので仕方がないことです。

しかし問題なのは未熟な矯正歯科医も同様に考えているケースがあることです。

 

QOLの徹底説明の大切さ

 

このような場合は一見「最良の治療結果」で合意したように見えますが、その後に費用面や身体面(痛みなど)、社会面(治療の長期化など)でトラブルが起きることがあります。

 

とても残念ですがこれはQOLについての説明が足りなかったことが大きな原因と言えます。

 

当院ではカウンセリング時に矯正治療中、そして治療後にどのようなことがあるかを徹底的にお話させて頂きます。

正直「ちょっとしつこいかな」と自分でも思うことがありますが、患者さまにご納得をいただけるとホッとするものです。

 

ぜひこの記事をご参考に、矯正治療のカウンセリングに行かれた際は矯正歯科医に様々なことをご質問頂ければと思います。

 

当院はもちろん、これらを大前提にカウンセリング時に徹底したご説明を行なっておりますので、ご遠慮なくご連絡ください。

 

QOLと矯正治療2 美しい女性の笑顔の画像

 

これを大切にすることで、みなさまがより素敵な笑顔を獲得できますように。

 

参考文献(サイト)

 

矯正治療を行う上で、口唇とオトガイの形態は、審美性を評価する上で重要であるり、矯正治療を希望する患者の 80%以上は審美性の改善を主訴に来院しています。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3863490

https://www.ajodo.org/article/0002-9416(71)90033-9/abstract

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8214784