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第8回 日本アライナー矯正歯科学会で講演を行います

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

12月に開催されます第8回日本アライナー矯正歯科学会で講演を行うことなりなりましたので、簡単にご紹介いたします。

 

 

大人気のアライナー矯正/マウスピース矯正

 

アライナー矯正/マウスピース矯正は、矯正治療の代表的な選択肢の1つとして多くの患者様やクリニックで支持されるようになりました。

人気の大きな理由は、歯科医院が導入しやすいからです。

 

ワイヤーを曲げると言ったような専門的な技術を要する従来のワイヤー矯正に比べて、治療を開始する敷居が低く、多くの歯科クリニックが採用しています。

しかし、専門的な知識なしに安易に治療を勧める歯科医院も多く、治療に対するトラブルも増えています。

 

重度な不正咬合に適さない場合も

 

日本人は歯並びが悪く、不正咬合の程度も重度の場合がほとんどです。
この場合、抜歯を行って治療を行う事が必要になることが多く、アライナー矯正/マウスピース矯正では治療が困難な症例が沢山あります。

 

矯正治療はクリニック選びがとても大切です

 

矯正歯科関連団体もガイドライン等を制定し、アライナー矯正/マウスピース矯正が適切に行われるように活動していますが、学会に所属しない歯科医師には安易な気持ちで治療を行っていることもあり、クリニックの選択はとても慎重に行うことが大切です。

 

もちろん、アライナー矯正治療の効果を適切に発揮できるような知識と経験を持った歯科医師を育成するために、日本にも様々な学術団体が存在し、日々研鑽を行っています。
その1つに日本アライナー矯正歯科学会があります。

 

日本アライナー矯正学会で講演します

 

初のリモート開催となる日本アライナー矯正歯科学会での講演

 

今回私は第8回日本アライナー矯正歯科学会で講演する機会を得ましたので報告させていただきます。

 

日本アライナー矯正歯科学会での講演の画像

日本アライナー矯正歯科学会のHPはこちらです

日本アライナー矯正歯科研究会【JAAO】公式サイト

 

2021年12月5日-6日で開催されますが、今回はリモートでの開催となり、前もって収録した講演を皆様に視聴いただく形式となっております。

 

世界中の著名な先生方と同じ壇上で講演させていただけることに大変光栄に思います。大会長の尾島先生にはあらためてお礼申し上げます。

 

suresmileアライナーについて講演します

 

今回の講演は”suresmile alignerの臨床”と題しまして、当院で運用しております最新のアライナー矯正/マウスピース矯正のシステムでありますsuresmileアライナーに関して、その有効性と新規性に関して、私の治療経験も含めてお話しさせていただきました。

 

 

日本アライナー矯正歯科学会での講演の先生方の画像 日本アライナー矯正歯科学会での講演の林院長の画像

わずか30分の講演時間ではsuresmileアライナーの良いところのほんの一部しかご紹介できませんでしたが、とても良い機会となったと思います。

 

今後もデジタル矯正の発展のため頑張っていきたいと思います。

 

日本アライナー矯正歯科学会のHPはこちらです

日本アライナー矯正歯科研究会【JAAO】公式サイト

サージェリーファースト:口ゴボ、出っ歯、ガミースマイルの治療例

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林 一夫です。

今回は当院で積極的な治療を行っておりますサージェリー・ファーストの症例をご紹介いたします。

 

▼こちらで詳しく説明しています
サージェリーファーストについて | 日本橋はやし矯正歯科

 

サージェリーファーストとは

 

何度かこちらのコラムでもご紹介させていただいておりますが、サージェリーファーストとはどのような治療なのか、あらためてご説明させていただきます。

※記事の最後に関連記事をご紹介しますのでそちらもぜひ併せてご覧ください

 

最初に外科手術で顎の位置を適切にします

 

サージェリーファーストとはは術前矯正を必要とする従来法とは異なり、まず外科手術を行い、上顎と下顎を適切な位置関係に移動させ、骨格形態の改善をはじめに行います。

したがって、この時点で患者様が一番気にされていた顔のバランスが改善します。

 

次に矯正治療を開始します

 

しかしながら、咬み合わせは悪い状態ですので、外科手術後に矯正をスタートします。

患者様は強く噛めない状態のため、矯正の動的治療によく反応し、従来法に比べて速く歯が移動します。

また、外科手術後に骨の代謝活性が上昇し歯の移動自体が加速することも示唆されています。

 

費用対効果に見合った治療です

 

このように非常にメリットの大きい治療法ではありますが、自費診療のために治療費は比較的高額となります。

ですが、かかる費用に見合った結果が得られるたいへん素晴らしい治療方法だと私は考えております。

 

 

それではこのサージェリーファーストで治療を行った症例のご紹介をさせていただきます。

 

できるだけ改善したいとのご希望でサージェリーファーストを選択

 

20歳の女性です。

上下顎の前突感、口元の突出感(口ゴボ)、ガミースマイルの改善を希望され来院されました。

 

横顔の写真です。

治療前の横顔の画像

重度の上下顎前突があり、口元も突出した状態(口ゴボ)です。

 

お口の中の写真です。

治療前の口腔内の画像

治療前の口腔内の画像

出っ歯の状態も大きく、特に上顎の前歯が大きく唇側に傾斜しているのがお分かりいただけると思います。

 

矯正治療のみで治療を行った場合でもある程度の改善は可能でしたが、ご本人のご希望もあり、可能な限り理想とする横顔や笑顔の獲得を目指して治療を行うこととなり、サージェリーファーストで外科的な矯正治療を行うことになりました。

 

図は今回の治療プランを示した3Dモデルです。

 

こちらが治療前、つまり上の写真の状態です。

治療前の3Dモデルの画像

 

上顎骨を上方に持ち上げることでガミースマイルを積極的に改善し、また同時に後方に移動させることで上顎前突の改善を行います。

下顎の位置は上顎の位置に合わせることで、上下顎前突の状態もうまく改善できます。

治療前の3Dモデルの画像

 

患者さまへのご説明と治療プランの決定

 

上記のシミュレーションにより、患者さまとお話し合いをしながらこのように治療プランが決定しました。

 

  • 診断:骨格性の上下顎前突、上下顎前歯の唇側傾斜、大きなover jet
  • 治療法:上下顎骨の移動(上顎ルフォー、下顎枝矢状分割術)
  • 裏側の矯正装置による治療(サージェリーファースト)
  • 治療期間:1年
  • リスク:治療中の虫歯の可能性、術後の口唇付近の知覚麻痺
  • 副作用:治療中の矯正装置による口内炎、治療後の反対咬合の後戻り
  • 費用:145万円(税込み:矯正治療のみ)
    ※外科手術の費用は別途
    ※費用は2021年時点のものです

 

この規模の歯の移動で治療期間が1年で済むのはサージェリーファーストの大きなメリットの一つと言えましょう。

 

 

難易度の高い手術も精度高く行えます

 

上下顎骨の移動を伴う比較的難易度の高い手術となりましたが、術後の状態はとても良いものでした。

 

今回手術を担当していただいたのはリラ・クラニオフェイシャル・クリニックの宇田先生で、毎回とても精度の高い手術を行っていただいております。

 

日本橋はやし矯正歯科では、リラ・クラニオフェイシャル・クリニックとのチームアプローチを強化しています。

 

当院からの紹介の場合、優先的にリラ・クラニオフェイシャル・クリニックでの初診カウンセリングをお受けいただくことが可能です。

通常、カウンセリングまでに数か月お待ちいただくところ、当院からのご紹介により、数週間以内でのご予約が可能となります。

できるだけ早い治療開始をご希望の方は、ぜひ日本橋はやし矯正歯科での治療をお選びいただければと思います。

 

写真は外科手術直後の口腔内です。

外科手術直後の口腔内の画像

このように一時的にかみ合わせが悪くなりますが、3か月後には下の写真のように整ってきます。

外科手術3ヶ月後の口腔内の画像

 

治療が終了した時の写真です。

治療が終了した画像

患者様の主訴が改善され、とても整った横顔になっていることがお分かりいただけると思います。口元の状態も理想的なE-line(イーライン)を獲得することが出来ました。

イーラインについてはこちらの記事をご覧ください。

美しい横顔「Eライン」を分かりやすく説明しました | 日本橋はやし矯正歯科

 

治療期間は10ヶ月でした

 

  • 歯の凸凹の改善:5ヶ月
  • 最終的な咬み合せと配列の調整:5ヶ月

 

お口の中の写真です。

治療が完了した画像

治療が完了した画像

個々の歯の位置異常やかみ合わせの悪さもしっかりと改善されています。出っ歯も非常によく改善されていることが分かります。

 

この度の記事で、サージェリーファーストにより非常に短い治療期間で効果的な治療が可能であることがお分かりいただけたともいます。

 

関連記事もぜひお読みください

 

参考文献・サイト

 

サージェリーファーストに関するシステマティックレビューです。多くの文献をくまなく調査し、そのデータを総括して評価した科学研究(論文)、方法、総説(レビュー)を指します。

https://www.ajodo.org/article/S0889-5406(15)01384-0/fulltext

 

サージェリーファーストの治療効果は多くの論文で効果的と評価されいます。

 

当サイトの関連記事

 

サージェリファースト | 日本橋はやし矯正歯科

 

サージェリーファーストに力を入れています

 

より進化したサージェリーファースト

 

サージェリーファーストの治療方針の決定方法

 

サージェリーファーストの優れた治療効果(1)

 

サージェリーファーストの優れた治療効果(2)

 

サージェリーファースト:重度の開咬と反対咬合の治療例

治療期間短縮のための当院の取り組み

みなさんこんにちは。日本橋はやし矯正歯科 院長の林一夫です。
矯正治療の期間は皆さんとても気にされるところだと思います。

当院ではいくつかの治療期間短縮のアプローチを行っていますので、今回はそれをご紹介いたします。

 

矯正治療はなぜ期間がかかるのか

 

「少しずつ動かす」から時間がかかる

 

矯正治療になぜ期間がかかるのか?のおさらいをしてみましょう。

矯正治療は歯に力をかけて目的とする場所に歯を動かすことで、歯並びと咬み合わせの改善を行います。

歯を歯根ごと、ほんの少しずつ徐々に動かし、動かす過程で様々な調整をして、治療を進めていきます。

 

重症度が高いほど治療期間が長くなる

 

歯を並べる広さが足りない場合は抜歯することも多いです。

そうなると抜歯した後にその傷がある程度塞いでから矯正治療を再開する…と、重度であればあるほど多くの工程を要し、複雑な治療になります。

 

3Dデジタル矯正は治療期間を短縮できる治療法です

 

当院で行っている3Dデジタル矯正は、シミュレーションにより従来の矯正治療での無駄な動きを排除し、最短距離で歯を動かすことで治療期間の短縮を行っています。

抜歯を伴わないような比較的簡単な症例では6ヶ月ほどの治療期間で終了する場合もあります。

 

しかし大きな凸凹や重度の出っ歯の治療では、小臼歯(前から数えて4番目もしくは5番目の歯)を抜歯して治療を行うので2年半ほどの治療期間となります。

 

高周波の振動で治療期間短縮を

 

現在、当院では高周波の振動を発生させる装置を用いた矯正治療期間の短縮が可能な治療プランのオプションをご提案しています。

 

高周波の振動を歯に与えることによって歯の移動自体が早くなり治療期間が短縮できます。さらに歯の移動に伴う痛みの緩和も可能です。

 

装置に関するお問い合わせはカウンセリング時にスタッフまでお問い合わせください。

 

参考文献/サイト

 

高周波振動を適用することによる矯正治療への効果はいろいろと研究されています。

 

1)高周波振動により歯の動きが速くなる可能性を示唆した論文です。

 

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2212443818301644

Alansari S, et al., The effects of brief daily vibration on clear aligner orthodontic treatment, J World Fed Ortho 2018.

 

https://journals.plos.org/plosone/article/figure?id=10.1371/journal.pone.0196540.g003

Alikhani M, Alansari S, Hamidaddin MA, Sangsuwon C, Alyami B, et al. Vibration paradox in orthodontics: Anabolic and catabolic effects. PLoS ONE 2018. 13(5):e0196540.

 

2)高周波振動により矯正治療の治療期間が短縮される可能性を示唆した論文です。

 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30002296/

Shipley T. Effects of High Frequency Acceleration Device on Aligner Treatment-A Pilot Study. Dent. J. 2018, 6(3), 32.

 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30397398/

Judex S, Pongkitwitoon S. Differential Efficacy of 2 Vibrating Orthodontic Devices to Alter the Cellular Response in Osteoblasts, Fibroblasts, and Osteoclasts. Dose Response. 2018;16(3):1559325818792112. Published 2018 Aug 16. doi:10.1177/1559325818792112

 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31497574/

Shipley T, Farouk K, El-Bialy T. Effect of high-frequency vibration on orthodontic tooth movement and bone density. J Orthodont Sci 2019;8:15.

 

上記の研究結果が示しているのは効果がある可能性を示すものであり、すべての人に当てはまるわけではありません。

しかし治療期間を可能な限り短縮したい場合は、効果的なアプローチであると考えています。
高周波の振動を発生させる装置はいくつか開発され、実際の矯正臨床に応用されています。

 

SureSmile vPro 9万5千円(税込み)

 

 

使用においてご注意頂きたいこと

 

高周波の振動を発生させる装置は日本国内での医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(いわゆる薬機法)では認定されていないため、歯科医師の裁量権での使用をお願いしています。

 

また医薬品副作用被害救済制度の対象外の場合があることをご理解の上でご使用いただいております。

 

加速矯正に関してよくまとめられた著書です。私も参考にしています。

加速矯正論文の表紙の画像

https://www.shien.co.jp/act/d.do?id=8009

金属アレルギーと当院の矯正治療について

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科院長の林 一夫です。
「金属アレルギーですが矯正治療は可能ですか?」というご質問をしばしばお受けいたします。

 

金属アレルギーの方でも矯正治療は行えますが、検査や気をつけることなどについてご説明させていただきます。

 

金属アレルギーで多いアレルゲンについて

 

歯科医療でよく使用されるうち、アレルゲンとなりやすい金属はこちらです。

  • ニッケル
  • コバルト
  • クロム

上記がすべてではなく、稀にチタンなどでもアレルギー反応を起こされる方もいらっしゃいます。これについては後述します。

 

まずはパッチテストを行います

 

金属アレルギーが疑われる場合に行う検査で一般的なのはパッチテストです。
パッチテストについては以下の参考文献をご覧ください。

 

参考文献

 

金属アレルギーについて(概要)

金属アレルギーの一般的な説明です。症状や検査方法について。
https://www.jda.or.jp/park/relation/metalallergy_04.html

 

歯科治療の金属アレルギーについて

 

日本橋はやし矯正歯科の金属アレルギー対策

 

当院では、金属アレルギーの方の矯正治療では、アレルゲンとなりにくい

  • チタン製
  • 金属ではなく、セラミック製

いずれかの矯正装置を使用し矯正治療を行います。

 

一般的な矯正用ワイヤーは、アレルゲンとなりやすいニッケルを含有することが多いですが、当院が使用する高精度カスタムワイヤーはニッケルを含有しないベータチタン製で作製することが可能です。

 

金属アレルギーを考慮しアレルゲン対策を万全に行っておりますのでどうぞご安心ください。

 

金属アレルギーの方の実際の矯正治療例

 

こちらは、金属アレルギーの方が実際に矯正装置をつけた表側矯正の写真です。

金属アレルギーの方が実際に矯正装置をつけた表側矯正の写真

 

材料は

  • ブラケット:セラミック製
  • 臼歯部用チューブ:チタン製
  • ワイヤー:ベータチタン製

を使用しています。

 

この材料の組み合わせは金属アレルギー対策はもちろんですが、透明で目立たないので、見た目を気にされる方にも支持されています。

 

チタンにアレルギー反応がみられる場合

 

非常に少ないですが、ごく稀にチタンをアレルゲンとする金属アレルギーの方がいらっしゃいます。この場合は金属を使わない「マウスピース型矯正装置」を使用することになります。

 

マウスピース矯正装置の写真

 

参考文献

歯科用金属アレルギーの動向(過去 10 年間に広島大学病院歯科でパッチテストを行った患者データの解析)
http://ir.tdc.ac.jp/irucaa/bitstream/10130/2810/1/4_23.pdf

 

症状の出方は患者様により様々です

 

以上、わかりやすく説明させて頂きましたが、金属アレルギーの程度や生活スタイルは患者様それぞれです。

例えば、ピアスやアクセサリーなどに反応することで金属アレルギーと診断された患者様が、矯正装置で必ずアレルギー反応が出るかと言えばそうとも限りません。

ですので、どのように治療を進めるかは、患者様のご意向を第一に、話し合いをもとに決めて参ります。

 

裏側矯正を希望されたケースの例

 

ここでご説明するのは裏側矯正をご希望の患者様。

裏側矯正装置は必ずニッケルを含有しておりますので、金属アレルギーが重度の方には使用できないことがあります。

ですが、こういう患者様のお口の中をよくよく調べますと、虫歯治療の金属の詰め物(ニッケルが含まれる)が既にある場合もあります。

アレルギー症状が出ていない(軽症である)ので、患者様ご自身も気づかないことも実はしばしばあるのです。

 

こういう方の場合は治療の過程で、裏側矯正装置を試験的に着けて、アレルギー反応が出るかを見ていく場合があります。

(もちろんパッチテストと併用します)

 

金属アレルギーは突然発症することがあります

 

ほとんどの金属アレルギーの方は「気がついたら反応するようになった」はずです。

つまり、今日アレルギーが出なくてもある日突然出ることがあるので、気になる方は皮膚科でパッチテストを受けておいて頂ければと思います。


金属アレルギーが気になる、詳しく聞きたいという方はカウンセリングの際にご質問ください。

ハーフリンガル矯正とは?メリット・デメリットや症例を紹介

こんにちは。日本橋はやし矯正歯科院長、林 一夫です。
今回はハーフリンガル矯正についてご説明します。
ハイブリッド矯正やコンバインド矯正などとも呼ばれたりしますが、ほぼハーフリンガル矯正という呼び方が定着してきました。

 

 

 

ハーフリンガル矯正とは?

ハーフリンガル矯正とは?

 

ハーフリンガル矯正は

  • 上顎が裏側矯正
  • 下顎が表側矯正

で行う矯正治療です。

装置が目立つ上の歯のみを裏側矯正にすることにより、治療の費用を抑える他、様々なメリットのある矯正方法です。

 

 

ハーフリンガル矯正のメリット

ハーフリンガル矯正のメリット

 

裏側矯正より費用が安価である

裏側矯正は表側矯正に比べて難易度が高いので、表側矯正よりも費用がかかってしまいます。

目立たない下の歯を表側矯正装置にすることで費用を抑えることができます。

※当院は上下裏側矯正の場合は135万円、ハーフリンガル矯正が115万円と20万円お安くなっています。

\日本橋はやし矯正歯科の料金について/

 

ハーフリンガル矯正は上下裏側矯正よりも治療期間が短い

3Dデジタル矯正で裏側矯正の治療期間は大幅に短縮されましたが、それでも表側矯正に比べるとかかってしまうケースもあります。

ハーフリンガル矯正は下が表側矯正なので上下裏側矯正よりも治療期間が短くて済みます。

 

ハーフリンガル矯正は口の中の違和感が少ない

裏側矯正のデメリットは、治療初期は装置が歯に当たるなどしてどうしても口の中に違和感が出てしまいます。

ハーフリンガル矯正は下が表側矯正ですので、このデメリットがかなり軽減されています。

 

 

ハーフリンガル矯正のよくあるご質問

ハーフリンガル矯正とは?

 

普及してきたとはいえ、まだ一般の方はほとんどご存じない矯正方法ですのでよく頂く質問の回答をこちらに紹介します。

 

Q. ハーフリンガル矯正の滑舌や喋り方はどんな感じでしょうか?

A.上下が裏側矯正の場合よりも滑舌はそんなに気にならないと思います。

なお、矯正装置をつけた直後の2週間程度は喋りづらい感じがある方は多いです(徐々に慣れるので問題はなくなります)。

 

Q.ハーフリンガル矯正に向き不向きはありますか?

A.特に向いているのはお仕事柄人に見られたりお話しされたりする方です。アナウンサーや講師をされている方なども多いです。

症状により不向きというか、上は表側矯正の方が良いという場合などはもちろんあります。カウンセリング時にじっくり話をさせて頂いております。

 

※向き不向きなどについては次のコラムで改めてご説明します

 

 

ハーフリンガル矯正のデメリット

ハーフリンガル矯正とは?

 

ハーフリンガル矯正のデメリットについて請求
デメリットとして請求できる内容を3つほど選定

 

表側矯正を検討している方に対しては費用が高くなる

ハーフリンガル矯正は表側矯正を検討している方にとっては費用が高くなります。ただし、裏側矯正を検討している方にとっては費用が安くなる側面もありますので、全ての方に当てはまるデメリットにはなりません。

 

裏側矯正よりも矯正器具が目立つ

裏側矯正と比べるとハーフリンガル矯正は、下側は表側矯正となりますので矯正器具は目立ってしまいます。ただし、表側矯正を検討していた方にとっては、矯正器具が目立つ上の歯を裏側矯正にできるハーフリンガル矯正はメリットとして捉えられます。

 

ハーフリンガル矯正の患者さまの写真です

 

それでは実際にどのように見えるのか見ていきましょう。

こちらの患者さまは下に表側矯正装置を装着されています。この写真ですと全く見えませんね。

ハーフリンガル矯正中で矯正装置が外から見えないスマイルの画像

大抵の方はこのように、下の唇に隠れてしまいます。

お口の中を見てみますと、しっかりと装置があります。

ハーフリンガル矯正中の口腔内正面の画像

こうやって見せない限りはまずほとんど見えないと思って頂いて大丈夫です。

 

どのような歯並びでお悩みですか?手がけた治療事例を見る>>

 

日本橋はやし矯正歯科は3Dデジタル矯正で、裏側矯正もハーフリンガル矯正も精度の高い治療を行っております。

どなたもご安心の上、カウンセリングをお受け頂ければと思います。

 

 

ハーフリンガルの治療期間を紹介

ハーフリンガル矯正とは?

 

あくまでも目安ですが、平均的な治療期間は2年程度です(保定期間を除いた場合)。各治療法と期間の違いを比べてみます。

 

歯列矯正の治療期間の目安

 

装置 治療完了までの目安期間
表側矯正 2年~3年
裏側矯正 2年~3年
ハーフリンガル矯正 2年~3年
マウスピース矯正 数ヶ月~2年

ハーフリンガル矯正の治療期間の目安は表側矯正・裏側矯正と違いありません。治療期間は、治療方法の違いではなく個人の歯や口内の状態によって左右されると言われております。

 

 

ハーフリンガル矯正の費用

ハーフリンガル矯正とは?

 

ハーフリンガル矯正にかかる費用は、目安として80万~120万円です。先述したマウスピース矯正も含めた歯列矯正の費用の目安を紹介しましょう。

 

歯列矯正の費用相場

 

装置 治療完了までの目安期間
表側矯正 60万~100万円
裏側矯正 100万~140万円
ハーフリンガル矯正 80万~120万円
マウスピース矯正 70万~120万円
マウスピース矯正(一部) 30~70万円

ハーフリンガル矯正は裏側矯正と比べると費用相場が安いものの、マウスピース矯正や表側矯正と比べると高額な治療法です。矯正歯科で費用に関する相談もしながら、もっとも適した治療法を見つけましょう。

 

 

参考文献(サイト)

ハーフリンガル矯正とは?

 

日本で大きな発展を遂げているハーフリンガル矯正。「見せたくない」という患者さまの心理が技術の進歩につながっています。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjloa1990/1993/4/1993_4_12/_pdf/-char/en

https://ci.nii.ac.jp/naid/10008152402

矯正大国アメリカでは装置が見られることへの抵抗が少ないので非常に少数派です。

https://www.cda-adc.ca/jadc/vol-71/issue-2/99.pdf